ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。イランのジャファル・パナヒ監督のユニークな人生讃歌「人生タクシー」、見たいですか?

Pocket




ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。イランのジャファル・パナヒ監督のユニークな人生讃歌「人生タクシー」(原題 Taxi)、4月15日(土)から新宿武蔵野館ほか全国順次公開。
イランのジャファル・パナヒ監督の最新作、見たいですか?

ジャファル・パナヒ監督自身がタクシー運転手に扮して、厳しい情報統制下にあるテヘランの街に暮らす乗客たちの人生模様を描く…

活気に満ちたテヘランの町でジャファル・パナヒ監督が運転するタクシーにさまざまな乗客が乗ってくる。死刑制度について議論する教師と路上強盗、レンタルビデオ業者、交通事故にあった夫婦、映画監督志望の学生、政府から停職処分を受けた弁護士など。個性豊かな乗客たちの悲喜こもごもが映し出される…

イラン政府への反体制的な活動を理由に、2010年より”20年間の映画監督禁止令”を受けたジャファル・パナヒ監督
1996年に監督デビュー作の「白い船」カンヌ国際映画祭カメラドール(新人監督賞)、2000年「チャドルと生きる」ベネチア国際映画祭金獅子賞、2003年「クリムゾン・ゴールド」カンヌ国際映画祭審査員賞(ある視点部門)、2006年「オフサイド・ガールズ」、2013年「閉ざされたカーテン」ベルリン国際映画祭銀熊賞、2011年「これは映画ではない」カンヌ国際映画祭でキャロッスドール(黄金の馬車賞)を受賞。
その監督がタクシー運転手のふりをして、ダッシュボードに据え付けたカメラで乗客や市井の様子を撮影し、第65回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。

タクシーの車載カメラで撮影した映像からどんなリアルなイラン社会が描かれるのか、楽しみです。

「人生タクシー」公式サイト

「人生タクシー」公開劇場リスト



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です