12月14日は「忠臣蔵の日」。元禄15年12月14日(1703年1月30日)に、赤穂浪士(四十七士)が吉良上野介邸討ち入りを行いました。
「忠臣蔵」を描いた映画で一番好きなのはどの作品ですか?
★「忠臣蔵」
渡辺邦男監督が長谷川一夫、市川雷蔵ほか大映オールスターキャストで映画化した時代劇の超大作。
1958年4月1日(土)公開。
元禄15年12月14日の赤穂浪士47人の吉良邸討ち入りまでを壮大なスケールで描く。
「忠臣蔵」の戦後映画化作品の中でも、もっとも浪花節的かつ講談調で娯楽性の高い、華やかで大らかな大映版超大作。
★「四十七人の刺客」
市川崑監督が池宮彰一郎のベストセラーを高倉健、中井貴一共演で映画化。
1994年10月22日(土)に公開され、配収5億円。
大石内蔵助と吉良・上杉側の司令塔、色部又四郎との謀略戦争を軸に、内蔵助の人間像を追いつつ新しい視点で描く…
市川崑監督が鋭利な映像美で忠臣蔵の世界を「情報戦」「経済戦」「暗殺」という視点で描いた意欲作。高倉健の久々の時代劇出演ながら刺客のボスを貫禄で演じています。
★「最後の忠臣蔵」
池宮彰一郎が忠臣蔵の後日譚を描いた時代小説を杉田成道監督が役所広司、佐藤浩市共演で映画化。
2011年12月18日(土)に公開され、興収8.4億円。
赤穂浪士として名誉の死を果たせなかったふたりの男が、使命を全うするべく生き抜いた過酷な人生を描く…
討ち入りの後に生き残った2人の男が忠義に生きる姿をを役所広司、佐藤浩市が熱演。武士のあるべき姿、主君への忠義、日本人が忘れかけた日本の心を思い出させる作品です。
★「47 RONIN」(原題: 47 RONIN)
「忠臣蔵」をベースにカール・リンシュ監督がキアヌ・リーヴス、真田広之共演で映画化。
2013年12月25日(土)公開。
「忠臣蔵」をベースにしつつ、まったく新たなオリジナルなストーリーが展開。
大迫力のCG映像とアクション描写で、男たちの壮絶な戦いと生きざまを描く、武士道の世界観と最新CG技術が融合した、一大スペクタクルアクション。
「忠臣蔵」を描いた映画で一番好きなのはどの作品ですか?