野坂昭如の小説を高畑勲監督がアニメ映画化した「火垂るの墓」、日本テレビで8月14日(金)放送。
野坂昭如が自身の戦争原体験を題材にした小説を高畑勲監督がアニメ映画化した「火垂るの墓」。
1988年4月16日(土)に「となりのトトロ」と同時公開され、配収5.9億円のヒット。
戦時中の日本を舞台に、両親を亡くした幼いふたりの兄妹が懸命に生きる姿を描く…
終戦間近の神戸。清太と節子の兄妹は空襲の中、母親を亡くし、小母の家へ身を寄せるが、生活が苦しくなるに従って小母とのいさかいが絶えなくなり、清太は家を出る決心をする。
横穴壕で新しい生活を始めるが、やがて食糧が尽きてしまう…
野坂昭如が自身の戦争原体験を題材に描いた直木賞を受賞した小説「火垂るの墓」。
高畑勲監督によりアニメ映画化、日向寺太郎監督により実写映画化、他にもテレビドラマ化、漫画化されてきました。
高畑勲監督のリアルで繊細な演出により兄妹の孤独な心情を見事に描き出した名作。戦時中の幼いふたりの兄妹が懸命に生きる姿があまりにもリアルに描かれていて、目をそむけたくなりますが、見ておくべき作品です。
★「火垂るの墓」
日本テレビ 金曜ロードSHOW!
8月14日(金)
21:00~22:54