零戦に人生を賭けた人々の生き様を通して悲壮な戦争を描いたスペクタクル「零戦燃ゆ」、NHK BSプレミアムで12月8日(月)で放送。
柳田邦男のノンフィクションを巨匠・舛田利雄監督が加山雄三、堤大二郎、橋爪淳共演で映画化した「零戦燃ゆ」。
1984年8月11日(土)に公開され、配収15億円のヒット。
第二次世界大戦で活躍した名機零戦の誕生から散華するまでを、それに関わった人間たちの運命と共に描く…
飛行機にあこがれ海兵団に入った浜田と水島。訓練が辛く二人で脱走しようとする途中将校の下川に出会い、彼が見せてくれた新型戦闘機・零戦の美しさに感動し再び軍務に励む。やがて、浜田は戦闘機の操縦士、水島は整備兵となり共に零戦で太平洋戦争に参加することに。二人の友情と恋愛を織りまぜながら、零戦と戦争の悲劇の歴史を追っていく…
零戦開発の海軍側主務者の下川大尉には加山雄三、海兵団に入団した浜田と水島には堤大二郎、橋爪淳。
二人の上官の小福田にはあおい輝彦、山本五十六には丹波哲郎、早見優、南田洋子ほかが共演。
そして零戦設計者の堀越二郎役で北大路欣也が特別出演。
監督は「二百三高地」、「首都消失」の舛田利雄、脚本は「日本海大海戦 海ゆかば」の笠原和夫。
第二次世界大戦で日本人がどれだけ無謀な戦争に駆り出され、どれほどの若い人が亡くなったか。
今を生きる我々が鎮魂の意味を含めて見ておくべき作品。
12月21日(土)公開の「永遠の0」をさらに楽しむためにも必見です。
★「零戦燃ゆ」
NHK BSプレミアム
12月8日(月)
13:00~15:09