9月21日はスティーヴン・キングの誕生日。スティーヴン・キング原作の映画で一番好きなのはどの作品ですか?

スティーヴン・キングは1947年9月21日にメイン州ポートランドで生まれました。
1974年に長編「キャリー」でデビュー。
ジャンルはホラーが多く、従来の「非現実的な世界を舞台とした、怪奇小説としてのホラー」とは異なる「モダン・ホラー」の開拓者にして第一人者とされています。
他にも「ショーシャンクの空に」や「グリーンマイル」など日常の中に潜む「ちょっとした不思議」を題材にした作品も目立っています。

映画化された主な作品は次の通りです。
★「キャリー」(原題 Carrie)

巨匠ブライアン・デ・パルマ監督がシシー・スペイセク主演で映画化。
1977年3月3日(土)に公開され、配収5.72億円。
念動力の持ち主であるいじめられっ子の少女が、抑圧されていた怒りや苦しみを爆発させたことから起きる恐怖と悲劇を描く。
シシー・スペイセク、パイパー・ローリー、ジョン・トラボルタほかが出演。

「ボーイズ・ドント・クライ」のキンバリー・ピアース監督、クロエ・グレース・モレッツ主演で再映画化され、2013年11月8日(金)に公開されました。


★ 「シャイニング」 (原題 The Shining)

スタンリー・キューブリック監督がジャック・ニコルソン主演で大胆な解釈で映画化。
1980年12月13日(土)に公開され、配収4.9億円。
ロッキー山上にそびえる謎めいたオーバールックホテル。ジャック・トランスは管理人として妻のウェンディと息子のダニーと共に住み込む。訪れることから始まる。息子のダニーは不思議な能力「輝き”Shining”」を持つ少年であり、この場所で様々な超常現象を目撃するするようになる。
ジャック・ニコルソン、シェリー・デュバル、ダニー・ロイドほかが出演。

★「スタンド・バイ・ミー」(原題 Stand By Me)

ロブ・ライナー監督が短編小説を映画化した青春ドラマの名作。
1987年4月18日(土)に公開され、配収5.26億円のヒット。
1950年代のアメリカの田舎町を舞台に、行方不明になった少年の死体探しに出掛けた少年たちの冒険をノスタルジックに描く…
ウィル・ウィトン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン、リチャード・ドレイファスほかが出演。
ベン・E・キングの”Stand By Me”が、この作品の切なさを代弁しています。

★ 「ショーシャンクの空に」(原題 The Shawshank Redemption)

フランク・ダラボン監督が脚本も担当し、ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン共演で映画化。
1995年6月3日(土)に公開され、配収3億円。
無実の罪で“ショーシャンク刑務所”に投獄された銀行員・アンディ。彼は20年にも及ぶ刑務所暮らしにもめげず心に秘めた希望と持ち前の明るさで受刑者たちの信望を集め、やがて無罪となる重要な証拠を得る…
ティム・ロビンス、モーガン・フリーマン、ウィリアム・サドラー、ジェームズ・ホイットモアほかが出演。
第67回アカデミー賞で作品賞ほか7部門でノミネート。

まだまだこれからも活躍を期待したい作家のひとりですが、スティーヴン・キング原作の映画で一番好きなのはどの作品ですか?

リチャード・カーティス監督のラブ・ストーリー「アバウト・タイム　愛おしい時間について」(原題 About Time)、9月27日(金)公開。
「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督の最新作、見たいですか?

タイムトラベルの能力を持つ青年が意中の女性との関係を進展させようと奮闘する中で、愛や幸せの本当の意味に気付いていく…

自分に自信がなく恋人のいないティムは21歳の誕生日に、父親から一家の男たちにはタイムトラベル能力があることを告げられる。恋人を得るためタイムトラベルを繰り返すティムは、メアリーと出会い、恋をする。しかしタイムトラベルによって生じたアクシデントにより、そもそもメアリーと出会っていなかったということになってしまう…

「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティスが監督・脚本。
ティムには「ハリー・ポッター」シリーズなどのドーナル・グリーソン。
ティムが恋するメアリーには「きみに読む物語」のレイチェル・マクアダムス、ティムの父親には「ラブ・アクチュアリー」にも出演したビル・ナイ。

「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティスが監督・脚本で、WORKING TITLEが製作しているだけに、どんなラブ・ストーリーが展開するのか、楽しみです。

「アバウト・タイム　愛おしい時間について」公式サイト