★「ビッグ・フィッシュ」(原題 Big Fish) ティム・バートン監督が奇想天外な人生を振り返る父とその息子の絆を描いた心暖まるファンタジー。
2004年5月15日(金)に公開され、興収8億円。
ホラ吹きで有名な父のエドワードを嫌うひとり息子のウィル。エドワードの容態が悪化し、実家に戻ったウィルに、残された時間はあとわずかだと告げられる…
ユアン・マクレガーは若き日のエドワード・ブルームを好演。
ティム・バートンが父と子の絆を描いた心温まるファンタジー作品で、ユアン・マクレガーとアルバート・フィニーの演技が光ります。
★「ゴーストライター」(原題 The Ghost Writer) ロマン・ポランスキー監督がロバート・ハリスの小説を映画化したサスペンス。
2011年8月27日(土)公開。
元英国首相ラングの自叙伝執筆を依頼されたゴーストライター。取材を進めるうちに、ラングの過去に違和感を覚えるようになり、巨大な渦にはまっていく…
ユアン・マクレガーは名前のないゴーストライターを熱演し、ヨーロッパ映画賞で男優賞を受賞
サスペンス映画の王道という感じで、オープニングからラストまで気品と緊張感あふれる展開で、ユアン・マクレガーとピアース・ブロスナンの共演も豪華で、緊迫感をさらに増加させてくれます。
★「インポッシブル」(原題 Lo Imposible)
スペインのベレン・アティエンサ監督がナオミ・ワッツ共演で2004年スマトラ島沖地震の衝撃の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
2013年6月14日(土)公開。
バカンスで訪れたタイのリゾート地で大津波に巻き込まれた5人の家族が、異国の地で生死の境を彷徨いながら絶望的な状況に立ち向かう姿を描く…
ユアン・マクレガーは父親のユアンを演じ、離れ離れになった妻と子供を必死に探す姿を熱演。
東日本大震災を被った日本にとっては目を覆いたくなるシーンもありますが、日本だからこそ目をそむけずに見るだけの価値のある作品です。家族それぞれの行動が家族の絆の大切さを教えてくれます。
★「美女と野獣」(原題 Beauty and the Beast)
大ヒットしたディズニー・アニメをビル・コンドン監督がエマ・ワトソン、ダン・スティーヴンス共演で実写映画化したミュージカル。
2017年4月21日(金)に公開され、興収123.6億円。
魔女の呪いによって醜い獣にされた王子と囚われの身となった心優しい娘ベルの出会いと愛を描く…
ユアン・マクレガーは給仕頭のルミエールを演じ、魔法で人型の燭台に変えられながらも給仕頭として野獣に尽くし、「ひとりぼっちの晩餐会」など歌声を披露。
あのアラン・メンケンの音楽に乗せて展開する「美女と野獣」の物語。ディズニー・アニメ版に忠実に実写映画化されていて、さらに深いストーリー展開には感動させられます。
★「プーと大人になった僕」(原題 Christopher Robin) マーク・フォースター監督が大人になったクリストファー・ロビンとプーさんの再会を描いたドラマ。
2018年9月14日(金)に公開され、興収24.3億円。
大人になったクリストファー・ロビンが忘れた「大切なモノ」を届けるため、親友のプーさんと仲間たちが100エーカーの森を飛び出しロンドンの街にやってくる…
ユアン・マクレガーは妻と娘の気持ちにすら気付かない大人になってしまったクリストファー・ロビンを熱演。
100エーカーの森の風景、昔のロンドンの街並み、個性的なプーさんと仲間たちの何気ないセリフ。いろいろなことがじわりと心に響いてきます。
★「ヘイトフル・エイト」(原題 The Hateful Eight) サミュ-エル・L・ジャクソン、カート・ラッセル共演のウエスタン仕立てのミステリー。
2016年2月27日(土)に公開され、興収2.8億円。
男女8人が閉じ込められた雪嵐の山小屋で起きた殺人事件の意外な真相を描き出す… エンニオ・モリコーネが第88回アカデミー賞、第73回ゴールデン・グローブ賞で作曲賞を受賞。
クエンティン・タランティーノ監督が仕掛ける謎と伏線が張り巡らされた物語。ブラックな笑いと過剰なアクション満載のかつてない謎解きが展開。
★「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(原題 Once Upon A Time In Hollywood) クエンティン・タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット共演で描いた社会派ドラマ。
2019年8月30日(金)に公開され、興収11.5億円。
カルト集団マンソン・ファミリーによって大女優で当時妊娠していたシャロン・テートが殺害された事件が起きた1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッドの光と影を描く… 第92回アカデミー賞でブラッド・ピットが助演男優賞、美術賞の2部門、第77回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、助演男優賞、脚本賞の最多の3部門受賞。
クエンティン・タランティーノが失われてしまったハリウッドという黄金時代の最後の瞬間を、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆しただけあって、クエンティン・タランティーノ節が全開で楽しめます。