日別アーカイブ: 2021年12月19日

ヴァレリー・ルメルシェが監督・脚本・主演を手掛けたセリーヌ・ディオンの半生を基にしたドラマ「ヴォイス・オブ・ラブ」、12月24日(金)公開。




ヴァレリー・ルメルシェが監督・脚本・主演を手掛けたセリーヌ・ディオンの半生を基にしたドラマ「ヴォイス・オブ・ラブ」(原題 Aline)、12月24日(金)公開。

歌手を夢見る少女アリーヌ・デューが世界的な歌姫へと成長していく過程と、デビュー当時から彼女を支えたプロデューサーとの大恋愛…

1960年代カナダ・ケベック州、音楽好きな一家に生まれたアリーヌ・デューは、幼いころから抜群の歌唱力を発揮。歌手に憧れる彼女の夢をかなえるべく、家族は街の音楽プロデューサー、ギィ=クロード・カマラウにデモテープを送る。彼に才能を見いだされたアリーヌは12歳で歌手デビューを果たし、人気と実力をつけていく。やがて彼女は、自分を親身に支えてくれるギィ=クロードに恋心を抱く…

映画監督としても活躍するフランスの女優ヴァレリー・ルメルシェが監督・脚本・主演を務め、セリーヌ・ディオンの軌跡を忠実に再現。
アリーヌ・デューにはヴァレリー・ルメルシェ
音楽プロデューサーのギィ=クロード・カマラウにはシルヴァン・マルセル
ダニエル・フィショ、ロック・ラフォーチュン、アントワーヌ・ヴェジナほかが共演。


セリーヌ・ディオンの数々の不朽の名曲と共に完全再現されたゴージャスなステージ。極上のエンターテインメント体験。

「ヴォイス・オブ・ラブ」公式サイト

「ヴォイス・オブ・ラブ」公開劇場リスト




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?




12月20日は伊丹十三監督が惜しくも他界された日。監督作でどの作品が好きですか?

伊丹十三は1933年5月15日に京都で生まれました。
商業デザイナーとして活躍し、映画とテレビドラマで存在感のある脇役として活躍。
1984年に51歳で「お葬式」で映画監督としてデビューし、日本国内で高い評価を受け、「タンポポ」「マルサの女」「ミンボーの女」「スーパーの女」「マルタイの女」などを監督。
「マルタイの女」を監督し、1997年12月20日に伊丹プロダクションのある東京麻布のマンション下で遺体となって発見されてしまいました。
伊丹十三

伊丹十三監督の主な監督作品は次の通りです。
「お葬式」
お葬式
山崎努宮本信子主演で喪主として初めてお葬式を出す男の途方にくれる姿と、そこに集まる人々を描いたヒューマン・ドラマ。
1984年11月17日(土)に公開され、配収12億円。
人生で初めて喪主として葬式を出すことになった俳優夫婦の夫。知らない作法に右往左往しながら通夜・葬儀を終えるまでの数日間をユーモラスに綴る…
伊丹十三監督の記念すべき第1回作品。日本アカデミー賞では作品賞ほか主要5部門、キネマ旬報ベストワンほか各映画賞で32部門を受賞した話題作。

「タンポポ」
タンポポ
山崎努宮本信子主演で描いたラーメン・ウエスタンの傑作。
1985年11月23日(土)に公開され、配収6億円。
ラーメン通のタンクローリー運転手がさびれたラーメン屋を町一番の店にするまでの活躍を、奇想天外な食物のエピソードを交えて痛快に描く。
西部劇「シェーン」風のストーリーで、か弱き女性を援け、強気をくじく男たちのさすらいのラーメン・ウエスタン。伊丹十三監督の傑作です。

「マルサの女」
マルサの女
宮本信子山崎努主演で脱税摘発のプロ”マルサ”の女の活躍を描いた社会派ドラマ。
1987年2月7日(土)に公開され、配収12.5億円。
税務署のやり手調査官・板倉亮子は、一軒のラブホテルに目を付け調査を始めるが、なかなか証拠を掴めずにいた。そんな折、亮子は国税局査察部(マルサ)に抜擢される…
伊丹十三監督が”マルサ”というそれまで馴染みの薄かった職業にスポットを当て、巧妙な手口で脱税を行う事業家たちと捜査官たちとの手に汗握る対決をテンポよくスリリングに描いた傑作です。
続編として1988年「マルサの女2」(配収13億円)が公開。
マルサの女2

「ミンボーの女」
ミンボーの女
宮本信子宝田明主演でヤクザと闘うミンボー(民事介入暴力)のプロの姿を描いた伊丹流マニュアル映画の決定版。
1992年5月16日(土)に公開され、配収15.6億円。
ヤクザと対決するミンボー(民事介入暴力)専門の女性弁護士の活躍を描く…
不当な犯罪の被害を蒙ってまでして社会に告発した伊丹十三監督の勇気に敬意を表します。

「スーパーの女」
スーパーの女
宮本信子津川雅彦共演でスーパーの舞台裏を題材に描いたコメディ。
1996年6月15日(土)に公開され、配収15億円。
激安店の出現により営業危機に追いやられたスーパーの専務が、幼なじみのスーパー好きの主婦の協力を得て経営を立て直すまでを描く…
スーパーにまつわるウンチクが次々と披露され、スーパーの裏側を伊丹監督作品らしいテイストで描かれた作品です。

「マルタイの女」
マルタイの女
宮本信子西村雅彦主演で警察に守られる身辺保護対象者”マルタイ”となった女優を主人公にした社会派ドラマ。
1997年9月27日(土)に公開され、配収5億円。
殺人事件現場を目撃してしまった女優が、身辺保護の二人の刑事に守られながら裁判の証言台に立つまでを描く…
殺人の証人保護をテーマにした伊丹十三監督ならではの着眼点と、宮本信子、西村雅彦ほか個性的かつベストマッチな配役には感心させられる傑作で、惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。

他にも「あげまん」など面白いテーマで次々に話題作を監督していた伊丹十三監督。
「マルタイの女」が惜しくも遺作となってしまい残念な限りです。
監督作でどの作品が好きですか?




ラッセ・ハルストレム監督が犬と人間の絆を描いたハートフル・ドラマ「僕のワンダフル・ライフ」、NHK BSプレミアムで12月20日(月)放送。




ラッセ・ハルストレム監督が愛する飼い主に再会するために生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いた「僕のワンダフル・ライフ」、NHK BSプレミアムで12月20日(月)放送。

W・ブルース・キャメロンのベストセラー小説ラッセ・ハルストレム監督が映画化。愛する飼い主に再会するために生まれ変わりを繰り返す犬の奮闘を描いた「僕のワンダフル・ライフ」(原題 A Dog’s Purpose)
2017年9月29日(金)に公開され、興収9.15億円。
少年イーサンに命を救われた犬のベイリーはイーサンが幸せになるのを見届けるため何度も姿を変えて生まれ変わろうとする…

ゴールデンレトリバーのベイリーは少年イーサンに命を救われてからいつも一緒に過ごすし、強い絆を育む。やがて青年に成長したイーサンは大学入学で故郷を離れ、ベイリーは年老いて死を迎えるはずだった。だが、ベイリーはイーサンに会いたい一心で姿を変えて生まれ変わる…

愛犬を亡くした恋人のために書いたW・ブルース・キャメロンのベストセラー小説「野良犬トビーの愛すべき転生」を「マイライフ・アズ・ア・ドッグ」のラッセ・ハルストレム監督が映画化。

若き日のイーサンには「エデンより彼方に」の K・J・アパ、成人したイーサンにはデニス・クエイド
イーサンの初恋の人のハンナには「トゥモロー・ランド」のブリット・ロバートソン、大人になったハンナには「ツイン・ピークス」シリーズのペギー・リプトン

ゴールデン・レトリバー、ジャーマン・シェパード、コーギー、セント・バーナードとオーストラリアン・シェパードのミックス。愛する飼い主に再会するために50年の間に3度生まれ変わる犬のベイリーの旅路。突っ込みどころ満載ですが、心を暖かくしてくれます。

★「僕のワンダフル・ライフ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
12月20日(月)
21:00~22:54