日別アーカイブ: 2019年8月19日

8月19日は映画監督の降旗康男の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




8月19日は映画監督の降旗康男の誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

降旗康男は1934年8月19日に長野県松本市で生まれました。
高倉健主演「新網走番外地 流人岬の血斗」で監督し、「駅 STATION」「居酒屋兆治」「あ・うん」「鉄道員(ぽっぽや)」「ホタル」「あなたへ」など数多くの作品で高倉健とタッグ。
2019年5月20日に肺炎のため死去され、「追憶」が最後の監督作品になってしまいました。

降旗康男の主な監督作品は次の通りです。
「駅 STATION」
駅 STATION
倉本聰高倉健のために書き下ろし、高倉健いしだあゆみ倍賞千恵子共演である刑事と3人の女の出会いと別れを描いたヒューマン・ドラマ。
1981年11月7日(土)に公開され、配収12億円。
雪深い北国を舞台に刑事の十余年にわたる人生の軌跡を通して男女の出会いと別れを3部構成で描く…
倉本聰が高倉健のために書き下ろし、高倉健と何度もタッグを組んでいる降旗康男が監督なだけに、高倉健の魅力の詰まった名作です。

「居酒屋兆治」
居酒屋兆治
山口瞳の小説高倉健加藤登紀子大原麗子共演で映画化した大人の愛の物語。
1983年11月12日(土)公開。
函館で小さな居酒屋を営む男と初恋の女とのすれちがう想い、その店に集まる人々の人生模様を情感豊かに描く…
高倉健が歌う「時代おくれの酒場」とともに繰り広げられる寡黙で一本気な「不器用な男」の生きざま。高倉健の演技が光る名作です。

「あ・うん」
あ・うん
向田邦子の小説高倉健坂東英二冨司純子共演で映画化したヒューマン・ドラマ。
1989年11月3日(土)公開。
昭和初期の東京・山の手を舞台に、中年実業家の男の友情とその妻への秘めた思いを描く…
高倉健、坂東英二、冨司純子。三人の俳優で見せる日本人ならではの「あ・うん」の呼吸。降旗康男監督ならではの作品です。

「鉄道員(ぽっぽや)」
鉄道員
高倉健主演で鉄道員(ぽっぽや)一筋に生きてきた男に舞い降りる奇跡の物語を描いた人間ドラマ。
1999年6月5日(土)に公開され、配収20.5億円。
北海道の雪深い町にあるローカル線の小さな駅をたったひとりで守り続けてきた駅長の佐藤乙松。一人娘を亡くした日も、最愛の妻を亡くした日も駅に立ち続けた乙松。そんな鉄道員としての誇りを持ち続けた男の元に一人の少女が現れる…
第23回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀主演男優賞など主要部門を独占で受賞。
筋金入りの鉄道員(ぽっぽや)として気概と誇りを胸に生きてきた佐藤乙松を高倉健が好演。高倉健の演技が光ります。

「ホタル」
ホタル
高倉健田中裕子共演で描いた戦争の傷跡を内に抱えて生きる夫婦の愛の物語。
2001年5月26日(土)に公開され、興収23.3億円。
激動の昭和を生き抜いた特攻隊の生き残りである男とその妻の人生を描く…
賛否両論ありますが、激動の昭和を生き抜いた特攻隊の生き残りの心の苦しみと夫婦の愛を描いていて、高倉健の演技の光る人間ドラマの名作です。

「あなたへ」
あなたへ02
高倉健田中裕子共演で亡き妻の想いを胸に、妻の故郷を目指して旅に出た男の人生の光と影を描いた人間ドラマ。
2012年8月25日(土)に公開され、興収23.9億円。
北陸のある刑務所の指導技官の倉島英二のもとに、亡き妻が遺した絵手紙が届く。「故郷の海を訪れ、散骨してほしい」との想いを元に、道中で出会った様々な人々と心を通わせ、妻の本当の想いを知る…
第36回モントリオール世界映画祭で特別賞を受賞。
降旗康男監督らしい淡々とした日本ならではの映像と高倉健の演技が光る名作です。

「追憶」

撮影の木村大作とタッグを組み、岡田准一小栗旬共演で描いたヒューマン・サスペンス。
2017年5月6日(土)に公開され、興収11.2億円。
ひとつの殺人事件の刑事、容疑者、被害者として再会した幼なじみ3人が心の奥に封印してきた過去と向き合っていく…
友人の死をめぐって現在と過去が交錯する展開と重厚なドラマ。撮影の木村大作とは「鉄道員(ぽっぽや)」、「あ・うん」など数多くの作品でタッグを組んできているだけあり、昭和テイストのドラマが楽しめます。

2019年5月20日に肺炎のため死去され、「追憶」が最後の監督作品になってしまいました。
降旗康男の監督作でどの作品が好きですか?



2代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演のシリーズ第6弾「女王陛下の007」、BS-TBSで8月20日(火)放送。




2代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演のシリーズ第6弾「女王陛下の007」、BS-TBSで8月20日(火)放送。
女王陛下の007
イアミ・フレミングの原作ピーター・ハント監督が2代目ジェームズ・ボンド、ジョージ・レーゼンビー主演で映画化したシリーズ第6弾「女王陛下の007」(原題 007 On Her Majesty’s Secret Service)
1969年12月27日(土)公開。
“スペクター”の首領のブロフェルドを追うボンドは伯爵夫人の父から彼の情報を入手し、秘密施設に侵入する…

失踪した”スペクター”の首領ブロフェルドを追っていたボンドは、伯爵夫人、テレサの父から彼の情報を入手。ブロフェルドの秘密施設に侵入したボンドは、そこで恐るべき「オメガ・ビールス」計画が画策されていることを知る…

「007 ドクター・ノオ」、「007 ゴールドフィンガー」の編集を担当したピーター・ハントが監督
2代目ジェームズ・ボンドにはジョージ・レーゼンビー
テリー・サヴァラスダイアナ・リグほかが共演。

ショーン・コネリーから代わって、2代目ジェームズ・ボンドとしてジョージ・レーゼンビーが主演。シリーズの中でも007の人間個人を描いた異色作です。

★「女王陛下の007」(日本語吹替版)
BS-TBS
8月20日(火)
21:00~23:54



タロン・エガートン主演でエルトン・ジョンの半生を描いた「ロケットマン」、8月23日(金)公開。




デクスター・フレッチャー監督タロン・エガートン主演でエルトン・ジョンの半生を描いた「ロケットマン」(原題 Rocketman)、8月23日(金)公開。

並外れた音楽の才能でまたたく間に伝説的ロックミュージシャンへの道を駆け上がる一方で、様々な困難や苦悩に満ちたエルトン・ジョンのドラマチックな半生。

英国王立音楽院を卒業した10代後半のレジナルド・ドワイト(エルトン・ジョンの本名)。後に盟友となる作詞家バーニー・トーピンとの出会いを経て、「クロコダイル・ロック」、「黄昏のレンガ路」、「ロケットマン」などの名曲を次々と生み出し、ドラッグ&アルコール中毒を乗り越えて世界的成功を手にする…

音楽界最高峰の賞であるグラミー賞を5度受賞し、シングル・アルバムの総売上が全世界で3億枚を越えるミュージシャンのエルトン・ジョンの半生を「ボヘミアン・ラプソディ」の監督を代行したデクスター・フレッチャーが監督、「リトル・ダンサー」のリー・ホールが脚本、「キングスマン」のマシュー・ヴォーンが製作を手掛けて映画化。
エルトン・ジョン自身も製作に参加し、数々の楽曲を提供
エルトン・ジョンには「キングスマン」シリーズのタロン・エガ-トン
バーニー・トーピンには「リトル・ダンサー」のジェイミー・ベル、エルトンの母シーラには「ジュラシック・ワールド」シリーズのブライス・ダラス・ハワード。エルトンのマネージャーのジョン・リードには「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン

タロン・エガ-トンは過酷なボイストレーニングを経て、劇中でのエルトン・ジョンの楽曲を吹き替え無しで披露。

「ロケットマン」公式サイト

「ロケットマン」公開劇場リスト