2012年本屋大賞に輝いた三浦しをんの原作を石井裕也監督が松田龍平＆宮崎あおい主演で映画化した「舟を編む」、13日(土)公開!!

一冊の辞書を作るのにはおおよそ15年くらいかかると言われていて、そんな大事業に挑む、ある出版社の変わり者の寄せ集め編集部の物語。
「舟を編む」とは、辞書を言葉の海を渡る舟に見立てた表現で、本作では辞書という舟を編集する人々の姿を描く。

辞書作りに人生をささげることになる主人公・馬締光也には松田龍平、光也が一目ぼれする下宿先の大家の孫娘で板前見習いの林香具矢には宮崎あおい。
辞書編纂に人生をささげる研究者・松本には加藤剛、その妻には八千草薫が、ベテラン編集者・荒木公平には小林薫。
オダギリジョー、黒木華ほかが共演。
「まほろ駅前多田便利軒」で第135回直木賞に輝いた三浦しをん。

2012年本屋大賞に輝いた発行部数30万部突破の最新作を「川の底からこんにちは」、「ハラがコレなんで」の石井裕也が映画化。

独特の映像とストーリー展開を魅せてくれる石井裕也監督と松田龍平と宮崎あおいのタッグ。
どんな映画になるのか、今から楽しみです。

「舟を編む」公式サイト

ダスティン・ホフマンが初めて監督に挑んだ「カルテット!人生のオペラハウス」、4月19日(金)公開!!

プロモーションのため監督のダスティン・ホフマンが来日、ジャパン・プレミアで作品のことを語ってくれました。

ダスティン・ホフマンはインタビューでは初監督作の撮影現場を思い出して、感極まって思わず涙を見せるなど、作品への意気込みが伝わってきました。

ダスティン・ホフマンがロナルド・ハーウッドによる戯曲をマギー・スミス、トム・コートネイほかイギリスを代表する名優たち共演で映画化した初監督作「カルテット!人生のオペラハウス」(原題: Quartet)。
老人ホームで暮らす元音楽家たちが、ホームの存続のために復活コンサートに挑む姿を描く。

引退した音楽家たちが暮らす「ビーチャム・ハウス」では経営難のホーム存続を懸けてコンサートの準備に追われていた。
そこで穏やかに暮らすレジー、シシー、ウィルフ。しかしかつてのカルテット仲間だったものの確執を残して去っていった大スターのジーンが入居。
果たして伝説のカルテットは再結成なるのか、4人が起こす奇跡とは!?

大スターのジーンにはマギー・スミス、愛に心を閉ざすレジーにはトム・コートネイ、女性とユーモアを愛するウィルフにはビリー・コノリー、ムードメーカーのシシーにはポーリーン・コリンズというイギリスを代表する名優たちが共演。
ダスティン・ホフマンが「戦場のピアニスト」の脚本家ロナルド・ハーウッドによる戯曲を映画化した初監督作。
音楽は「つぐない」でアカデミー賞作曲賞を受賞したダリオ・マリアネッリ。

イギリスを代表する名優たちとソプラノ歌手ギネス・ジョーンズほか名音楽家たちとの共演。
ヴェルディの「椿姫」、「リゴレット」など名作オペラからクラシック、ジャズの名曲の数々。
一体どんな物語が展開するのか、楽しみです。

「カルテット!人生のオペラハウス」公式サイト

スティーブン･スピルバーグ監督の「リンカーン」、4月19日(金)公開。

スティーブン･スピルバーグ監督が語る「”リンカーン”の知られざる物語」の映像が公開されました。

スティーブン･スピルバーグだけでなく、原作の「リンカーン」の著者ドリス・K・グッドウィン、ダニエル･デイ＝ルイス、トミー・リー・ジョンズほかも作品のことを語ってくれていて、見応えのある映像です。

スティーブン・スピルバーグが12年間構想を温めてきた、エイブラハム・リンカーンの知られざる真実を描いたドラマ「リンカーン」(原題: Lincoln)。
第85回アカデミー賞で主演男優賞、美術賞の2部門受賞!!

南北戦争が4年目に突入した1865年1月。
大統領再選を果たしたリンカーンは悲願の奴隷解放を実現させるための憲法修正を実現させるため議会を奔走。
そんな中、妻のメアリーとの関係が悪化し、息子ロバートが軍に志願したことで心をかき乱され、政治家として、父親として巨大な試練に直面していく…

大統領のエイブラハム・リンカーンには第85回アカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル･デイ＝ルイス。

第70回ゴールデン・グローブ賞のドラマ部門やニューヨーク映画批評家協会賞、ワシントンDC映画批評家協会賞など数多くの映画賞でも主演男優賞を受賞。
息子のロバートにはジョセフ･ゴードン＝レヴィット、妻のメアリーにはサリー･フィールド。
トミー･リー･ジョーンズ、ジェームズ･スペイダー、デヴィッド･ストラザーンほかが共演。
作曲はジョン・ウィリアムズ。

スティーブン・スピルバーグが描くエイブラハム・リンカーンの物語。アカデミー賞主演男優賞を受賞したダニエル・デイ＝ルイスの演技には注目です。

「リンカーン」公式サイト

スプラッター・ブームを巻き起こした伝説のホラー映画をリメイクした「死霊のはらわた」(原題: Evil Dead)、5月3日(祝・金)公開決定!!

予告編が公開されました。

1981年に公開され、全世界を恐怖で覆い尽くしたサム・ライミ監督のスプラッター・ブームを巻き起こした伝説の映画をリメイク。

全米では4月5日(金)に3025館で公開され、予想興収2600万ドルを挙げ、No.1の大ヒット!!
客層は56%が男性、56%が25歳以上という推移になっているようです。

山奥の不気味な小屋を訪れたミアたち5人の男女は、その小屋で禁断の「死者の書」を発見し、死霊を甦らせてしまう。姿なき死霊に憑依され豹変したミアは、仲間たちに襲い掛かる。生き残る術が果たしてあるのか…

長編デビューとなるフェデ・アルヴァレズが監督・脚本。
ジェーン・レヴィ、シャイロー・フェルナンデス、ルー・テイラー・プッチ、ジェシカ・ルーカス、エリザベス・ブラックモアほかが出演。
1981年のオリジナル版の監督サム・ライミがプロデュース。

日本では5月3日(祝・金)公開決定。どんな恐怖体験が味わえるのか、楽しみです。

4月5日(金)の週末の全米興行成績(予想)は次の通りです。
1. 「死霊のはらわた」　3025館　2600万ドル
2. 「G.I.ジョー バック2リベンジ」　3734館　2110万ドル
3. “The Croods”　3879館　2110万ドル
4. 「ジュラシック・パーク 3D」　2771館　1825万ドル
5. “Olympus Has Fallen”　3059館　1004万ドル

「死霊のはらわた」公式サイト

アンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン共演「ヒッチコック」鑑賞。

「サイコ」の製作から成功に至るまでのヒッチコックの知られざる物語と苦悩が見事描かれていて、ヒッチコック・ファンだけでなく、映画ファンにはたまらないシーンが満載。
アンソニー・ホプキンスとヘレン・ミレンの迫力あふれる演技も見所です。

1. 「サイコ」の製作から成功に至るまでのヒッチコックの知られざる物語
アルフレッド・ヒッチコックと、彼を支え続けた優れた映画編集者にして、脚本家であり、生涯ただ一人の妻アルマ・レヴィル二人の「サイコ」の製作から成功に至るまでの道のりと知られざる物語を「アンヴィル!夢を諦めきれない男たち」のサーシャ・ガヴァシがアンソニー・ホプキンス、ヘレン・ミレン共演で映画化。

「サイコ」や「ヒッチコック劇場」のオープニング・シーンなど名シーンの数々が散りばめられていて、ヒッチコック・ファンだけでなく、映画ファンにはたまらないシーンが満載で、楽しめます。

オープニングは「ヒッチコック劇場」のオープニングのシーンが再現されていて、シャルル・グノー作曲のテーマ曲「操り人形の葬送行進曲」とともにヒッチコックが語ってくれて、思わず懐かしくなってしまいます。
また音楽はダニー・エルフマンでテーマ曲などヒッチコックの音楽をうまく活かしながら、耳に残る旋律を聞かせてくれます。

2. アルフレッド・ヒッチコックを演じるアンソニー・ホプキンス
アルフレッド・ヒッチコックにはアンソニー・ホプキンス。特殊メイクを施して、ヒッチコックになりきって、ヒッチコックに似たしゃべり方も披露。
アンソニー・ホプキンスが出てくるだけで迫力あふれる印象を残してくれます。

ただヒッチコックになりきろうとしても、やはり名優のアンソニー・ホプキンスならではの演技になっていて、アンソニー・ホプキンスの演技を楽しむだけでも見る価値があります。
「サスペンスの神様」のヒッチコックの苦悩が堪能できます。

3. ヒッチコックを支え続けた生涯ただ一人の妻アルマ・レヴィルを演じるヘレン・ミレン
彼を支え続けた優れた映画編集者にして、脚本家であり、生涯ただ一人の妻アルマ・レヴィルを演じるのはヘレン・ミレン。

アンソニー・ホプキンスに負けないだけの演技を披露してくれていて、影の主役といっても過言ではないアルマ・レヴィルを好演。
「サイコ」を撮影していくうちにヒッチコックとの関係にもほころびが生まれ、30年間のわだかまりが噴き出すシーンは圧巻です。
いかに二人が苦難の中、「サイコ」を生み出したのか。
この映画を見ていると「サイコ」をもう一度見たくなりました。

4. 「サイコ」の重要な役どころを演じるスカーレット・ヨハンソン、ジェシカ・ビール
「サイコ」でマリオン・クレインを演じるジャネット・リーにはスカーレット・ヨハンソン、マリオンの妹のライラ・クレイン役のヴェラ・マイルズにはジェシカ・ビール。

オリジナルの役になりきった演技を披露してくれていて、二人の撮影シーンを見ているとオリジナルでもう一度確認したくなりました。

オープニングではのテーマ曲「操り人形の葬送行進曲」とともに「ヒッチコック劇場」のオープニング・シーンが再現されていて、思わず懐かしくなりましたが、一番なじみのある声が実は熊倉一雄だったんだな、と実感させられました。
アルフレッド・ヒッチコックの名作「サイコ」をもう一度見たくなり、映画館を出たときには「操り人形の葬送行進曲」を思わず口ずさんでしまいました。

「ヒッチコック」公式サイト