情報誌Time Outロンドン版が「SF映画のベスト100 (100 Best sci-fi movies)」を発表。ベスト10の作品のうち何本見たことがありますか?
アルフォンソ・キュアロン、ジョン・カーペンター、ギレルモ・デル・トロ、ポン・ジュノ、エドガー・ライト、ギャレス・エドワーズ、ニール・ブロムカンプ、スティーブン・キング、ジョー・ヒルほかSFジャンルに関わった映画監督と作家、科学者、評論家ほか約150人が挙げたベスト10をもとに集計。
第1位に選ばれたのは、スタンリー・キューブリック監督のSF映画の金字塔「2001年宇宙の旅」、2位はリドリー・スコット監督「ブレードランナー」、3位は「エイリアン」、4位はスティーブン・スピルバーグ監督「未知との遭遇」でした。
ベスト10は次の通りです。
1.「2001年宇宙の旅」(原題: 2001: A Space Odyssey)
鬼才スタンリー・キューブリック監督がSF作家アーサー・C・クラークの原案を自ら監督・脚本で映画化。
アメリカでは1968年4月6日(金)、日本では1968年4月11日(土)に初めて公開。
謎の石版”モノリス”と人類との接触を、科学的根拠に基づき圧倒的な独創性と緻密な特殊効果を用いて描く…
公開当時は賛否両論を呼んだものの、今や映画史上のベストテンに必ず入るSF映画の金字塔で、その後の多くの映画に影響を与えた映画史上の不朽の名作です。
2.「ブレードランナー」(原題: Blade Runner)
1982年の劇場初公開以来、いまだにカルト的人気を誇る、リドリー・スコット監督のSF映画の傑作。
舞台は2019年の酸性雨が降る未来都市ロサンゼルス。反乱を起こし手配中の人造人間=レプリカントらと、彼らを追跡し命を絶つ特別捜査班ブレードランナーとの戦いが展開する…
リドリー・スコット監督らしい映像が満載で、後のSF映画に多大な影響を与え、現在でも様々な議論を呼び続ける映画史に残るSF映画の金字塔。
3.「エイリアン」(原題 Alien)
リドリー・スコット監督によるSFホラーの金字塔であるシリーズ第1作。
1979年7月21日(土)に公開され、配収14.5億円のヒット!!
2087年。資源を積んで地球に帰還するノストロモ号は、とある惑星で正体不明の地球外生命体に遭遇。乗組員の体内に寄生したエイリアンはその腹を食い破って逃走。船内で次々とエイリアンの餌食になっていく仲間たち。最後に残された女性乗組員のリプリーは正体不明の生命体を相手に一人闘うことに…
リドリー・スコット監督とシガーニー・ウィーバーの出世作であり、H・R・ギーガーを始めとする美術の素晴らしさとリドリー・スコット監督ならではの映像が光るSFホラーの金字塔です。
4.「未知との遭遇」(原題 Close Encounters of the Third Kind)
スティーブン・スピルバーグ監督のSF映画史上に残る大傑作。
1978年2月25日(土)に日本公開され、配収32.4億円の大ヒット。
宇宙人と地球人との接触をテーマに描く…
電気技師のロイは、町の停電を調べている際にUFOと遭遇。やがて彼は、その光の虜となり、会社を首になり妻子に見放されながらも、光を追いかけていく。そしてついにたどり着いた先で、彼が見たものとは…
宇宙人の交流を音と光で描ききったクライマックスは何度見ても圧巻させられるSF映画史上に残る大傑作です。
ジョン・ウィリアムズの音楽も印象的でした。
5.「エイリアン2」(1986年)
ベスト10の作品のうち何本見てますか?
情報元: 映画.com
科学者や作家、映画監督が選んだ「SF映画ベスト100」