M・ナイト・シャマラン監督、ブルース・ウィリス主演のサスペンス・スリラー「シックス・センス」、NHK BSプレミアムで5月18日(月)放送。 M・ナイト・シャマランが監督・脚本を手掛け、ブルース・ウィリス主演で描いたサスペンス・スリラー「シックス・センス」(原題 The Six Sense)。
1999年10月30日(土)に公開され、配収76.9億円。
かつての患者に撃たれた精神科医のマルコムは常人には無い特殊な”第6感”、死者を見る事ができる少年のコールの治療に取り掛かる…
★「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(原題 Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance) アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がマイケル・キートン主演で再起をかけてブロードウェイの舞台に挑んだ落ちぶれた俳優の姿を描いたブラック・コメディ。
2015年4月10日(金)に公開され、興収4.3億円。
「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む… 第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の4部門を受賞。
不条理なストーリーと独特の世界観、まるでワンカットで撮影されたかのようなカメラワークなどアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の独特な映像とマイケル・キートンの狂気に満ちた演技に引き込まれていきます。
★「スポットライト 世紀のスクープ」(原題 The Spotlight)
新聞記者たちがカトリック教会のスキャンダルを暴いた実話をトム・マッカーシー監督がマーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムスほか共演で映画化したドラマ。
2016年4月15日(金)に公開され、興収4.4億円。
カトリック教会が長年隠蔽してきた児童虐待スキャンダルを暴き出し、巨大な権力に立ち向かっていった新聞記者たちのジャーナリズム魂と不屈の執念を描く… 第88回アカデミー賞で作品賞、脚本賞を受賞。
世紀のスクープを追った記者チームの奮闘ぶりと信念を緊迫感あふれる映像で描いていて、マーク・ラファロ、マイケル・キートン、レイチェル・マクアダムスが新聞記者魂を見事に体現していて、見応えがあります。
★「シェイプ・オブ・ウォーター」(原題 The Shape of Water) ギレルモ・デル・トロ監督がサリー・ホーキンス主演で描いた種族を超えた愛を描いたファンタジー・ロマンス。
2018年3月1日(木)に公開され、興収7.6億円。
冷戦時代のアメリカを舞台に政府の極秘研究所に勤めるイライザが秘かに運び込まれた不思議な生きものに出会い、惹かれていく… 第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4部門、第75回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、作曲賞の2部門、第74回ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞。
様々な陰謀や差別がうごめく中で繰り広げられる、種族を超えたラブ・ストーリー。独特の映像と世界観で描かれたギレルモ・デル・トロ監督版”美女と野獣”。感動させられます。
★「グリーンブック」(原題 Green Book) ピーター・ファレリー監督がヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ共演で黒人ピアニストと用心棒の友情を描いたヒューマン・ドラマ。
2019年3月1日(金)に公開され、興収20.4億円。
人種差別が根強く残る1962年を舞台に、天才黒人ピアニストのシャーリーが粗野なトニーを用心棒として雇い、アメリカ南部へコンサート・ツアーに出かける… 第91回アカデミー賞で作品賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞の3部門、第76回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞の3部門、トロント国際映画祭で観客賞を受賞。
ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ピアニストの前途多難な旅。様々な困難、差別を乗り越えて、徐々に深まっていく二人の友情には感動させられます。
前作「トップガン」(原題 Top Gun)は1986年12月6日(土)に公開され、配収39.5億円。 トニー・スコット監督がトム・クルーズ主演で米海軍のエリートパイロット養成訓練所”トップガン”に選ばれた血気盛んな候補生のマーベリックの挫折と成長をロックのリズムに乗せてテンポのいい映像で描いたスカイ・アクション。
ベルリンの歌う「愛は吐息のように:Take My Breath Away」は第59回アカデミー賞と第44回ゴールデン・グローブ賞の主題歌賞を受賞し、ケニー・ロギンスの歌う「デンジャー・ゾーン」も大ヒット。
トム・クルーズは血気盛んな候補生のマーベリックを演じ、世界的大ヒットでトップスターの仲間入りを果たしました。
前作のトニー・スコット監督が死去され、「トロン:レガシー」、「オブリビオン」のジョセフ・コシンスキーが監督。 プロデューサーにはジェリー・ブラッカイマーが再登板、脚本は「ハンガー・ゲーム THE FINAL」2部作のピーター・クレイグ、実写版「ジャングル・ブック」のジャスティン・マークス、「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」のアシュリー・ミラー&ザック・ステンツ、「ミッション:インポッシブル/フォールアウト」のクリストファー・マッカリーが共同で執筆。
アイスマンにはヴァル・キルマーが復帰。マーヴェリックの親友グースの息子には「セッション」のマイルズ・テラー。 ジェニファー・コネリー、グレン・パウエル、エド・ハリスほかが共演。
作品のトーンやスタイルは前作を踏襲し、音楽は前作のハロルド・フォルターメイヤーとハンス・ジマーが担当。
★「アビエイター」(原題 The Aviator) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ共演で銀幕と大空への夢を追い続けた実在の大富豪ハワード・ヒューズの生涯を描いた伝記ドラマ。
2005年3月26日(金)に公開され、興収10.7億円のヒット。
映画監督として、また飛行家としても歴史にその名を残す偉人にして、ハリウッド女優たちとも華麗な恋愛遍歴を重ねた男ハワード・ヒューズが辿る夢とロマンの物語。 第77回アカデミー賞で助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の5部門、第62回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、男優賞、音楽賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはハワード・ヒューズと恋に落ちる女優のキャサリン・ヘプバーンを演じ、第77回アカデミー賞で助演女優賞を受賞。
ハワード・ヒューズを演じるレオナルド・ディカプリオとキャサリン・ヘプバーンを演じるケイト・ブランシェットの迫真の演技が光ります。
★「あるスキャンダルの覚え書き」(原題 Notes on a Scandal) リチャード・エアー監督がジュディ・デンチ共演でゾーイ・ヘラーのベストセラー小説を映画化したスキャンダラスでスリリングなサスペンス・ドラマ。
2007年6月9日(金)公開。
15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、その秘密を利用して彼女に近づいていく孤独な初老の女教師とのスリリングな愛憎の行方を描く…
ケイト・ブランシェットは15歳の教え子と禁断の関係となる美術教師シーバを演じ、第79回アカデミー賞で助演女優賞にノミネート。
2人のアカデミー賞受賞の女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが人間の内なるダークで弱い面を熱演。英国ならではの心理劇を見事描いています。
★「アイム・ノット・ゼア」(原題 I’m Not There) トッド・ヘインズ監督がクリスチャン・ベイル共演で歌手ボブ・ディランの半生を描いた伝記ドラマ。
2008年4月26日(土)公開。
詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター。実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した6人のボブ・ディラン。伝説のアーティストの謎が明らかになる… 第64回ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはボブ・ディランの人格の一人のジュードを熱演し、第64回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランをクリスチャン・ベイル、クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、ヒース・レジャーほかが演じるという斬新なアプローチが楽しめます。
★「ブルージャスミン」(原題 Blue Jasmine) ウディ・アレン監督が転落人生の中でもがき、精神を病んでいくひとりの女性を描いたシニカル・コメディ。
2014年5月10日(土)公開。
サンフランシスコを舞台に、かつてN.Y.セレブリティ界の花と謳われながら、今では結婚生活も資産もすべて失ったジャスミンが虚言と現実逃避を繰り返し、次第に精神のバランスを崩していく…
ケイト・ブランシェットはジャステミンを熱演し、第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演女優賞を受賞。
近年のロマンティック・コメディ路線からシリアスな作風にギアチェンジ。ケイト・ブランシェットの名演が光ります。
ロバート・ゼメキス監督の主な監督作品は次の通りです。
★「バック・トゥ・ザ・フューチャー」(原題 Back To The Future) スティーヴン・スピルバーグ製作総指揮、マイケル・J・フォックス主演のSFアドベンチャー。
1985年12月7日(土)に公開され、配収36.5億円。
科学者ドクの発明したタイムマシンのデロリアンで、タイムスリップしてしまった高校生のマーティ。そこで自分の両親になるはずのロレーンとジョージに出会う。だが、内気なジョージは彼女に告白できないまま、乱暴者のビフにこき使われる毎日。しかも、ロレーンがマーティに恋をしてしまう…
奇抜なアイデアと練られた演出で、今なお観る者を魅了し続けるロバート・ゼメキス監督の出世作であり、SFアドベンチャーの傑作です。
●「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2」 (原題 Back To The Future Part2)
1989年12月9日(土)に公開され、配収55.3億円。
1985年の世界に戻って来たマーティは、ドクに連れられ今度は未来へタイムスリップする…
空飛ぶ車などの楽しい近未来アイテムや、一人4役をこなすマイケル・J・フォックスなど、見どころ満載!!
●「バック・トゥ・ザ・フューチャー PART3」 (原題 Back To The Future Part3)
1990年7月6日(金)に公開され、配収47.5億円。
落雷で1885年にタイムスリップしてしまったドクを追い、マーティは西部開拓時代へ向かう…
西部開拓時代を舞台にラブロマンスあり、西部劇やマカロニ・ウエスタンのパロディーあり、映画好きにはたまらない盛りだくさんの内容で楽しめます。
海外の映画レビューサイト「ロッテン・トマト」と「Yahoo!映画」の点数を元にしたカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品のランキングは次の通りです。
1位 「恐怖の報酬」(原題 Le Salaire de la peur) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督がイヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル共演で危険なニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った4人の男達を描いたサスペンス。
1954年7月25日(土)公開。
南米の油田で発生した大火災を消火するためニトログリセリンをトラックで運ぶ四人の男たちの姿を描く… 第6回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールとシャルル・ヴァネルが男優賞、第3回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
シンプルな設定と緻密に練り込まれた演出で緊迫感を醸し出したサスペンス映画の傑作です。
3位 「第三の男」(原題 The Third Man)
イギリスの作家グレアム・グリーンの原作・脚本をキャロル・リード監督がジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ共演で映画化したサスペンス。
1952年9月9日(土)公開。
第二次大戦後のウィーンを舞台に親友の死を不審に思った作家のホリーが”第三の男”の正体を追って独自の調査をする… 第3回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第23回アカデミー賞で撮影賞(白黒部門)を受賞。
アントン・カラスの作曲したテーマ曲は1950年代最大のヒット。キャロル・リード監督が光と影を効果的に用いた映像美と構図で描いた不滅の名作です。
4位 「無防備都市」(原題 Roma città aperta) ロベルト・ロッセリーニ監督が第二次大戦中のゲシュタポの恐怖と民衆の戦いを描いた戦争ドラマ。
1950年11月17日(土)公開。
第二次大戦中のドイツ軍進駐下のローマを舞台に抵抗運動に対するドイツ軍とゲシュタポの血も涙もない非道を冷徹なリアリズムで描く… 第1回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
ロベルト・ロッセリーニ監督が実体験に基づき、戦争の生々しい現実をフィルムで再現したネオ・レアリズモの傑作です。