日別アーカイブ: 2018年4月5日

4月6日は宮沢りえの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




4月6日は宮沢りえの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
宮沢りえ_frau
宮沢りえは1973年4月6日に東京都練馬区で生まれました。
11歳のころにモデルとしてデビューし、CM「三井のリハウス」では初代リハウスガールを務めました。
1989年「ぼくらの七日間戦争」で映画デビューし、「たそがれ清兵衛」「紙の月」「湯を沸かすほどの熱い愛」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
他にも「豪姫」「父と暮せば」「花よりもなほ」などにも出演してきました。

宮沢りえの主な出演作品は次の通りです。
「ぼくらの七日間戦争」
ぼくらの七日間戦争
校則と親にウンザリしていた中学生の”史上最大のイタズラ作戦”を描いた宗田理の小説を映画化した青春ドラマ。宮沢りえの映画デビュー作。菅原比呂志が監督
1988年8月13日(土)に公開され、配収3.3億円。
夏休み前のある日、青葉中学1年A組の生徒8人が、町はずれの廃工場に立てこもり、理不尽で規則だらけの学校や大人たちへ”反乱”を起こす…
宮沢りえは青葉中学1年A組の中山ひとみを演じ、第12回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。
中学生が学校や警察を手玉に取って翻弄するハチャメチャな爽快感。宮沢りえの瑞々しい演技が光ります。

「豪姫」
豪姫
富士正晴の歴史小説勅使河原宏が監督、脚本仲代達矢共演で映画化。天下一の茶人となった古田織部と豊臣秀吉の養女として波乱の人生を送った豪姫を描いた歴史ドラマ。
1992年4月11日(土)公開。
利休の死後、天下一の茶人となった古田織部と豊臣秀吉の養女として波乱の人生を送った豪姫との不思議な関わり合いを描く…
宮沢りえは少女時代の17歳から41歳までの豪姫を熱演。
勅使河原宏監督の独特の美学と感性が発揮されていて、宮沢りえの突飛なヘアスタイルが話題になりました。

「たそがれ清兵衛」
たそがれ清兵衛
藤沢周平の時代劇小説山田洋次監督真田広之主演で映画化。幕末に生きた名もない下級武士とその家族の姿を叙情溢れるタッチで描いた時代劇。
2002年11月2日(土)に公開され、興収16億円。
時は幕末、2人の子供と老婆を一人で世話をし細々と生きる清兵衛。幼なじみ朋江を救ったことで実は剣の腕が立つことが世間に知られ、ついには藩命で上意討ちの討ち手に選ばれてしまう…
第76回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。第26回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞ほか13部門を受賞。
宮沢りえは平侍の井口清兵衛の幼なじみの朋江を好演し、第26回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
幸せについてしみじみと考えてしまう、山田洋次監督らしい演出で見せてくれる見応えのある時代劇です。

「父と暮せば」
父と暮せば
井上ひさしの戯曲黒木和雄監督原田芳雄共演で映画化。原爆から生き延びた娘と被害に遭い幽霊となった父親のふたりの交流を描いたヒューマン・ドラマ。
2004年7月31日(土)公開。
戦後の広島で、原爆から独り生き残った後ろめたさから自らの幸せを拒否して生きる娘と幽霊となり彼女の恋を懸命に後押しする父との4日間の交流を描く…
宮沢りえは原爆で生き残った福吉美津江を熱演。
娘とその愛する原爆で亡くなった父親との心温まる交流。原爆のことについて改めて考えさせられます。

「花よりもなほ」
花よりもなほdvd
是枝裕和監督岡田准一主演、父の仇を討つために貧乏長屋に住み着いた田舎侍が繰り広げる人情時代劇。
2006年6月3日(土)に公開され、興収3億円。
父の仇を討つために信州から東京の深川の貧乏長屋に住み着いた青木宗左衛門。実は剣の腕がからきしダメ。貧しいながらも人情あふるる長屋で暮らすうち、「仇討ちしない人生」もあると知ってしまう…
宮沢りえは長屋の住人のひとりのおさえを熱演。
是枝裕和監督らしい人情で見るものを包み込むぬくもりある時代劇です。

「紙の月」
紙の月
角田光代のベストセラー小説吉田大八監督が映画化。銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描いたサスペンス。
2014年11月15日(土)に公開され、興収9.5億円。
平凡な主婦が起こした。何不自由のない生活を送っていた銀行勤めの平凡な主婦が若い男性との出会いをきっかけに運命を狂わせ、矛盾と葛藤を抱えながら横領を重ね、巨額横領事件を起こす…
宮沢りえは銀行勤めの平凡な主婦の梅澤梨花を熱演し、第38回日本アカデミー賞、第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。
宮沢りえが年下の恋人との快楽におぼれ転落していくヒロインの心の闇を見事演じ切った問題作です。

「湯を沸かすほどの熱い愛」

商業映画デビュー作となる中野量太監督オダギリジョー杉咲花共演で描いた家族の愛の物語。
2016年10月29日(土)公開。
余命宣告を受けた双葉が行方不明の夫を連れ戻すことをはじめ、最後の四つの願い事をかなえようと奔走する…
宮沢りえは優しさと強さを持つ幸野双葉を熱演し、第40回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
余命宣告を受けた双葉のあくまでも前向きな姿、その母親に影響され、徐々に成長していく娘たち。湯を沸かすけどの熱い愛の形には感動させられます。双葉を演じる宮沢りえと娘を演じる杉咲花の演技がさらに感動を呼びます。

これからもさらなる活躍が期待される宮沢りえ。
出演作でどの作品が好きですか?



元「SMAP」の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾出演のオムニバス・ドラマ「クソ野郎と美しき世界」、4月6日(金)から2週間限定公開。




元「SMAP」の稲垣吾郎、草彅剛、香取慎吾が立ち上げた「新しい地図」によるオムニバス・ドラマ「クソ野郎と美しき世界」、4月6日(金)から2週間限定公開。

園子温、山内ケンジ、太田光、児玉裕一がそれぞれ監督・脚本を務めた”極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー”。

極悪でバカで泣けて踊れる、クソ野郎だらけの4つのストーリー。全力で走る女、フジコ。フジコを追う不気味なマスクをした極悪人「マッドドッグ」。彼らが向かう先には天才ピアニスト。歌を食べて生きる少女「歌喰い」と歌えなくなったアーティストの不思議な関係。失った息子の右腕を探す旅を続ける夫婦。2人が沖縄の海で出会ったのは…夜な夜なクソ野郎たちが集まるダンスフロアで繰り広げられるショー。

「新宿スワン」の園子温が監督・脚本稲垣吾郎出演の「ピアニストを撃つな!」、舞台「トロワグロ」の山内ケンジが監督・脚本香取慎吾出演の「慎吾ちゃんと歌喰いの巻」、「爆笑問題」の太田光が監督・脚本草彅剛出演の「光へ、航る」、CM界で活躍する児玉裕一が監督・脚本クソ野郎★ALL STARS出演の「新しい詩」
極悪人「マッドドッグ」こと大門には浅野忠信、フジコには馬場ふみか、ジョーには満島真之介

アクション&ファンタジー&ラブ&ミュージカルのオールジャンル・ムービー。恋に落ちたピアニスト、歌を喰われたアーティスト、息子を亡くした父親。そんな彼らが迷い込んだ美しい世界。

「クソ野郎と美しき世界」公式サイト

「クソ野郎と美しき世界」公開劇場リスト



オリバー・ストーン監督がケビン・コスナー主演でケネディ暗殺事件の謎の核心に迫った社会派ドラマ「JFK」、BS日テレで4月6日(金)放送。




オリバー・ストーン監督ケビン・コスナー主演でケネディ暗殺事件の謎の核心に迫った社会派ドラマ「JFK」、BS日テレで4月6日(金)放送。
JFK
オリバー・ストーン監督ケビン・コスナー主演でケネディ暗殺事件の謎の核心に迫った社会派ドラマ「JFK」(原題 JFK)
1992年3月21日(土)に公開され、配収17億円。
実在の元検事ジム・ギャリソンの著書「JFK/ケネディ暗殺犯を追え」とジム・マースの「クロスファイヤー」を土台にケネディ暗殺事件の謎の核心に迫る…

1963年11月22日にテキサス州ダラスで第35代大統領のジョン・F・ケネディが凶弾で暗殺され、アメリカ全土を震撼させた。それから2時間もしないうちに、暗殺はオズワルドの単独犯行と発表されるが、そのオズワルドもやがて護送中に射殺される。ウォーレン委員会の一連の調査結果に疑問を抱いたニューオリンズ州の地方検事ジム・ギャリソンは、真相を解明すべく独自の調査を開始する…

実在の元検事ジム・ギャリソンの著書「JFK/ケネディ暗殺犯を追え」ジム・マースの「クロスファイヤー」を土台にオリバー・ストーン監督がケネディ暗殺事件の謎の核心に迫った社会派ドラマ。
地方検事のジム・ギャリソンにはケビン・コスナー
囚人ウィリー・オキーフにはケビン・ベーコン。私立探偵ジャック・マーティンにはジャック・レモン。X大佐にはドナルド・サザーランド。上院議員ロングにはウォルター・マッソー、リー・ハーヴェイ・オズワルドにはゲイリー・オールドマン
第64回アカデミー賞で撮影賞と編集賞を受賞。
JFK02
ドキュメンタリー・タッチでありながら社会派のエンターテインメントに仕上がっていて、迫力に満ちた展開で、観る者をクギ付けにします。

★「JFK」(日本語吹替版)
BS日テレ アカデミー賞特集
4月6日(金)
18:00~20:54



小泉八雲の連作を小林正樹監督が新珠美千代、三国連太郎、仲代達矢、岸恵子共演で映画したオムニバス「怪談」、NHK BSプレミアムで4月6日(金)放送。




小泉八雲の連作小林正樹監督が新珠美千代、三国連太郎、仲代達矢、岸恵子共演で映画したオムニバス「怪談」、NHK BSプレミアムで4月6日(金)放送。

小泉八雲の連作小林正樹監督新珠美千代三国連太郎仲代達矢岸恵子共演で映画したオムニバス「怪談」
1964年12月29日(土)に公開され、配収2.25億円。
小泉八雲が書いた怪談の中から「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の四篇を映画化。

夫に捨てられた妻の情念を描く「黒髪」、人間の男と結婚した雪女のつかの間の幸せと悲しみを描く「雪女」、平家の怨霊に取りつかれた盲目の琵琶弾きを描く「耳無し芳一の話」、茶わんの中に映った見知らぬ男が後に目の前に現れる恐怖を描く「茶碗の中」の4編で構成されるオムニバス。

小泉八雲ことラフカディオ・ハーンが書いた怪談の中から「黒髪」「雪女」「耳無芳一の話」「茶碗の中」の四篇を小林正樹が監督水木洋子が脚本を手掛けて映画化したオムニバス。
「黒髪」には新珠美千代三国連太郎、「雪女」には仲代達矢岸恵子、「耳無し芳一の話」には中村賀津雄丹波哲郎志村喬、「茶碗の中」には中村翫右衛門滝沢修杉村春子ほかが出演。
音楽は武満徹
第18回カンヌ国際映画祭で審査員特別賞を受賞、第38回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。

小泉八雲の精神をしっかり見据えて、小林正樹監督が映画化。見応えのある”怪談”に仕上がっています。

★「怪談」
NHK BSプレミアム
4月6日(金)
24:15~27:19