日別アーカイブ: 2018年1月7日

1月7日はジェレミー・レナーの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




1月7日はジェレミー・レナーの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
ジェレミー・レナー
ジェレミー・レナーは1971年1月7日にカリフォルニア州モデストで生まれました。
2000年代から映画の助演を重ねて、知名度を上げ、2009年キャスリン・ビグロー監督「ハート・ロッカー」アカデミー賞主演男優賞にノミネート
その後「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」「アベンジャーズ」にも重要な役割で出演。
「ボーン・レガシー」ではジェイソン・ボーンを凌ぐ暗殺者のアーロン・クロスとして主演してきました。

ジェレミー・レナーの主な出演作品は次の通りです。
「ハート・ロッカー」(原題 The Hurt Locker)
ハート・ロッカー
アカデミー賞6部門受賞キャスリン・ビグロー監督が死と隣り合わせの日常を生きるアメリカ軍爆発物処理班の男たちの姿を力強く描いた戦争ドラマ。
2010年3月6日(金)に公開され、興収9億円。
バグダッド郊外で爆発物処理に従事するブラボー中隊は、殉職した仲間の代わりに新リーダーとしてジェームズ二等軍曹を迎え入れるが…
第82回アカデミー賞で作品賞、監督賞、オリジナル脚本賞、編集賞、音響効果賞、録音賞の6部門を受賞。
ジェレミー・レナーは爆弾処理班班長のウィリアム・ジェームズ二等軍曹を演じ、中隊のルールを無視し、基本的な安全対策もとらず果敢に爆発物を処理していく…第82回アカデミー賞で主演男優賞にノミネート。
破天荒な主人公たち兵士が尋常ならざるプレッシャーに晒されながら爆弾解除に取り組む姿を、徹底したリアリズムで生々しくスリリングに捉えていて、アカデミー賞で6部門受賞も納得させられます。

「ザ・タウン」(原題: The Town)
ザ・タウン
ベン・アフレックが監督・脚本・主演の強盗団とFBIとの攻防を描いたクライム・アクション。
2011年2月5日(金)に公開され、興収2.3億円。
強盗団のリーダーがある女性を愛したばかりに仲間との絆の狭間で葛藤を深めながら、追及の手を緩めないFBIとのスリリングな攻防を緊張感あふれるタッチで描く…
ジェレミー・レナーは強盗団のリーダーのダグの幼馴染で強盗仲間のジェームズ”ジェム”・コフリンを演じ、第83回アカデミー賞、第68回ゴールデン・グローブ賞の助演男優賞にノミネート。
ベン・アフレックが監督・脚本・主演をこなしていて、迫力あふれる怒涛の銃撃戦などベン・アフレックの才能が光るギャング映画の傑作です。

「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(Mission: Impossible Ghost Protocol)

往年の人気TVシリーズ「スパイ大作戦」をトム・クルーズ主演で映画化したスパイ・アクションシリーズ第4弾。監督はブラッド・バード
2011年12月16日(金)に公開され、興収53億円。
爆弾テロ犯の濡れ衣を着せられたイーサン・ハントとそのチームが、組織の後ろ盾を失いながらも事件の黒幕を突き止めるべく世界を股に過酷なミッションに挑む…
ジェレミー・レナーは分析官ブラントを演じ、謎な部分も見せつつ、イーサン・ハントと対立を見せるなど、トム・クルーズに負けない存在感を見せてくれます。
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2015年8月7日(金)公開のシリーズ第5弾「ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション」(興収51.2億円)でもブラントとして出演。

「アベンジャーズ」(原題 The Avengers)

マーベル・ヒーロー大集結のアクション大作。ロバート・ダウニー・Jr.クリス・へムズワースクリス・エヴァンスほかが共演。監督はジョス・ウェドン
2012年8月14日(水)に公開され、興収37億円。
アイアンマン、キャプテン・アメリカ、ソー、ハルクなど特殊な戦闘力を誇る者たちによって編成された「アベンジャーズ」が、アメリカの秘密組織S.H.I.E.L.D.の長官ニック・フューリーの元、地球滅亡の危機を回避するために立ち上がる…
ジェレミー・レナーは2011年「マイティ・ソー」に続き、S.H.I.E.L.D.のエリート・エージェントにして地上最強の射手のホークアイことクリント・バートンを演じ、スーパーヒーローたちに負けない存在感を披露。
アベンジャーズ_ホークアイ

2015年7月4日(土)公開「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(興収32.1億円)

2016年4月29日(金)公開「シビル・ウォー キャプテン・アメリカ」(興収26億円)でもホークアイとして出演。

「ボーン・レガシー」(原題 The Bourne Legacy)
ボーン・レガシー
「ボーン」シリーズの裏で進行していたストーリーをトニー・ギルロイ監督が描いたアクション大作。
2012年9月28日(金)に公開され、興収8.2億円。
「ボーン」シリーズ3作と同じ世界と時系列を舞台に、ジェイソン・ボーンを凌ぐ暗殺者のアーロン・クロスがさらなる激しい戦いに身を投じる…
ジェレミー・レナーはジェイソン・ボーンを凌ぐ暗殺者のアーロン・クロスを演じ、知性だけでなく、肉弾的なアクションも披露。フィリピンのマニラの過密する住宅地域の屋根でのバトルやバイクでのチェイス・シーンなど迫力あふれるアクションが楽しめます。

「アメリカン・ハッスル」(原題 American Hustle)
アメリカン・ハッスル
デヴィッド・O・ラッセル監督クリスチャン・ベイルブラッドリー・クーパーエイミー・アダムス共演で天才詐欺師とFBI捜査官が手を組み挑んだ米国史に残る政治スキャンダルを映画化。
2014年1月31日(金)に公開され、興収3億円。
汚職政治家を捕まえるため、FBI捜査官が協力を依頼したのは”天才詐欺師”という嘘のような実話で、米上院議員と5人の下院議員が汚職で有罪となった米国史に残る政治スキャンダル”アブスキャム事件”を描く…
ジェレミー・レナーはニュージャージー市市長のカーマイン・ボリートを熱演。
実在の詐欺事件に絡む様々な人々の恋愛模様とややこしい人間関係をコミカルに、テンポよく見せてくれ、デヴィッド・O・ラッセル監督ならではの演出で楽しませてくれます。

「メッセージ」(原題 Arrival)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督エイミー・アダムス共演で異星人とのコンタクトを描いたSFドラマ。
2017年5月19日(金)公開。
突如として地球上に降り立った巨大な球体型宇宙船。言語学者のルイーズは謎の知的生命体との意思疎通を図る…
ジェレミー・レナーは物理学者イアンを演じ、言語学者のルイーズとともに謎の知的生命体が人類に何を伝えようとしているのかを探る…
第89回アカデミー賞で音響編集賞を受賞。
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督の独特の斬新な映像で描かれる「言語」、「人類愛」など普遍的で深遠なテーマ。感動させられます。

今後もさらなる活躍が期待される俳優の一人のジェレミー・レナー。出演作でどの作品が好きですか?



デビッド・リーン監督がアレック・ギネス主演で描いた戦争映画の傑作「戦場にかける橋」、NHK BSプレミアムで1月8日(月)放送。




デビッド・リーン監督アレック・ギネス主演で描いた戦争映画の傑作「戦場にかける橋」、NHK BSプレミアムで1月8日(月)放送。

デビッド・リーン監督アレック・ギネス主演で描いた戦争映画の傑作「戦場にかける橋」(原題 The Bridge On The River Kwai)
1957年12月22日(土)に公開され、配収2.12億円。
第二次世界大戦中のビルマ・タイ戦線で敵味方という憎悪を乗り越え、クワイ河の架橋建設工事に取り組む日英両軍人の人間ドラマを壮大なスケールで描く…
第30回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門を受賞。

1943年第二次世界大戦下のビルマ。日本軍の斉藤大佐を長とする捕虜収容所に、ニコルソン隊長率いる英軍捕虜が送られてくる。鉄橋建設を急ぐ斉藤大佐は、米軍のシアーズとともに建設現場で働くことを彼らに命令。工事は着々と進み橋は完成に近づくが、英軍の手によって橋の爆破工作が進められていた…

フランスの作家ピエール・ブールのベストセラー小説を「アラビアのロレンス」の巨匠デビッド・リーン監督が映画化。
英国捕虜のニコルソン大佐にはアレック・ギネス
ウィリアム・ホールデンジャック・ホーキンス早川雪洲ジェームズ・ドナルドほかが共演。
音楽はマルコム・アーノルド
第30回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、アレック・ギネスが主演男優賞、編集賞、撮影賞、作曲賞の7部門、第15回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、主演男優賞、監督賞の3部門受賞。

主題曲「クワイ河マーチ」のメロディーとともに記憶に残る戦争映画の傑作です。

★「戦場にかける橋」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
1月8日(月)
13:00~15:43



フランシス・マクドーマンド主演、マーティン・マクドナー監督のクライム・サスペンス「スリー・ビルボード」の最新予告編は見ましたか?




ゴールデン・グローブ賞で6部門にノミネートフランシス・マクドーマンド主演、マーティン・マクドナー監督のクライム・サスペンス「スリー・ビルボード」(原題 Three Billboards Outside Ebbing, Missouri)、2月1日(木)公開。
最新予告編が公開されていますが、見ましたか?

娘を殺害された主婦のミルドレッドが警察を批判する看板を設置したことから予期せぬ事件が巻き起こる…
第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞第42回トロント国際映画祭で観客賞を受賞。第75回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、主演女優賞、監督賞ほか6部門にノミネート

米ミズーリ州の片田舎。娘を殺された主婦のミルドレッドは犯人を逮捕できない警察に業を煮やし、抗議のために町はずれに巨大な広告看板を設置。それを快く思わない警察や住民とミルドレッドの間には溝が生まれ、争いが絶えなくなっていく…

「セブン・サイコパス」、「ヒットマンズ・レクイエム」のマーティン・マクドナーが監督・脚本・製作を手掛けたクライム・サスペンス。
主婦のミルドレッドには「ファーゴ」でアカデミー賞主演女優賞を受賞したフランシス・マクドーマンド
警官のディクソンにはサム・ロックウェル、警察署長のウィロビーにはウディ・ハレルソン
ジョン・ホークスルーカス・ヘッジズほかが共演。
第74回ベネチア国際映画祭で脚本賞第42回トロント国際映画祭で最高賞にあたる観客賞を受賞。第75回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、フランシス・マクドーマンドが主演女優賞、監督賞、サム・ロックウェルが助演男優賞、脚本賞、作曲賞の6部門にノミネート


ダークなユーモアを交えて描かれる大切なものを守るために予想もしない道へと外れていく大人たち。楽しみです。

「スリー・ビルボード」公式サイト