日別アーカイブ: 2015年12月9日

12月9日はジュディ・デンチの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

12月9日はジュディ・デンチの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?
ジュディ・デンチ
ジュディ・デンチは1934年12月9日にイングランドのヨークシャー州ヨークで生まれました。
舞台で活躍し、ローレンス・オリヴィエ賞、トニー賞など数々の賞を受賞し、イギリスのテレビドラマにも数多く出演するようになり、映画にも出演。
1988年には貢献が認められ、イギリス王室から「Dame(デイム)」の称号を授与され、1995年「007 ゴールデンアイ」以降の「007」シリーズで、ジェームズ・ボンドの上司「M」として出演。
1999年「恋におちたシェイクスピア」第71回アカデミー賞助演女優賞を受賞しました。
14496561839960

ジュディ・デンチの主な出演作品は次の通りです。
「007」シリーズ
007_skyfall_M02
ジュディ・デンチはジェームズ・ボンドのMI6の上司「M」として「007」シリーズ7作品に出演。
ピアース・ブロスナン主演の1995年「007 ゴールデンアイ」、1998年「007 トゥモロー・ネバー・ダイ」、2000年「ワールド・イズ・ノット・イナフ」、2003年「ダイ・アナザー・デイ」からダニエル・クレイグ主演の2006年「007 カジノ・ロワイヤル」、2008年「007 慰めの報酬」、2012年「007 スカイフォール」まで7作品に出演。
特に「007 スカイフォール」ではストーリーの鍵を握る重要な役どころを演じ、ストーリーをさらに深くし、第66回英国アカデミー賞で助演女優賞にノミネート。

「恋におちたシェイクスピア」(原題 Shakespeare In Love)
Shakespeare In Love
ジョン・マッデン監督グウィネス・パルトロウジョセフ・ファインズ共演で若き日の恋を現実の恋と劇中劇を交錯させて描いたロマンティック・コメディ。
1999年5月1日(土)に公開され、配収12億円のヒット。
1593年のロンドン。若き日のシェイクスピアは裕福な商家の娘ヴァイオラと出会い、一目で恋に落ちる。実はヴァイオラは芝居好きが高じて、男装してシェイクスピアのお芝居のオーディションに受かっていた…
第71回アカデミー賞で作品賞、脚本賞、主演女優賞、助演女優賞、美術・装置賞、作曲賞、衣装デザイン賞の7部門受賞。
ジュディ・デンチは芝居好きのエリザベス女王を好演し、第71回アカデミー賞、第52回英国アカデミー賞で助演女優賞を受賞。

「アイリス」(原題 Iris)
アイリス
リチャード・エアー監督ジム・ブロードベントケイト・ウィンスレット共演で英国を代表する女流作家、アイリス・マードックの生涯を描いたラブ・ロマンス。
2002年12月7日(土)公開。
イギリスで最も素晴らしい女性と讃えられる作家アイリス・マードックと夫ジョンの激しく深い愛の軌跡を綴る…
第74回アカデミー賞、第59回ゴールデングローブ賞でジム・ブロードベントが助演男優賞を受賞。
ジュディ・デンチは女流作家、アイリス・マードックを演じ、第55回英国アカデミー賞で主演女優賞を受賞、第74回アカデミー賞、第59回ゴールデングローブ賞ドラマ部門で主演女優賞にノミネート。
ジュディ・デンチとジム・ブロードベントの名演が光るラブ・ストーリー。舞台で活躍するリチャード・エアーが重いテーマを品格ある作品に仕上げていて、見応えのある作品です。

「あるスキャンダルの覚え書き」(原題 Notes on a Scandal)
あるスキャンダルの覚え書き
リチャード・エアー監督ケイト・ウィンスレット共演でゾーイ・ヘラーのベストセラー小説を映画化したスキャンダラスでスリリングなサスペンス・ドラマ。
2007年6月9日(金)公開。
15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、その秘密を利用して彼女に近づいていく孤独な初老の女教師とのスリリングな愛憎の行方を描く…
ジュディ・デンチは初老の教師バーバラを熱演し、第79回アカデミー賞、第64回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、第60回英国アカデミー賞で主演女優賞にノミネート。
2人のアカデミー賞受賞の女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが人間の内なるダークで弱い面を熱演。英国ならではの心理劇を見事描いています。

「マリーゴールド・ホテルで会いましょう」(原題 The Best Exotic Marigold Hotel)
マリーゴールド・ホテルで会いましょう
ジョン・マッデン監督がインドを舞台にシニア世代の男女7人の群像劇を描いたドラマ。
2013年2月1日(金)公開。
人生の終盤を迎えそれぞれに事情を抱える男女7人が、快適な老後を送るため移住したインドで織り成す人間模様を描く…
ジュディ・デンチはイギリスからインドに移住してきた夫を亡くしたイヴリンを演じ、毎日インドの生活に触れることにより、新たな生き甲斐を見つけていく…
第70回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演女優賞にノミネート。
一歩踏み出す勇気を持てば、何歳になっても物事を変えることができる、ということを教えてくれる作品です。

「あなたを抱きしめる日まで」(原題 Philomena)
あなたを抱きしめる日まで
ひとりの女性の奇跡の実話をスティーヴン・フリアーズ監督が映画化したドラマ。
2014年3月15日(土)公開
ジャーナリストのマーティン・シックススミスによる実話「The Lost Child of Philomena Lee」を基に、50年前に生き別れた息子との再会を願う母親フィロミナとその記事に再起を懸ける元ジャーナリストの旅の行方を描く…
ジュディ・デンチは10代で未婚のまま妊娠したことで修道院に入れられ、産まれた息子を奪われたフィロミナを演じ、わずかな情報を頼りに生まれて初めて飛行機に乗ってアメリカへと渡り、思いもよらぬ真実を見出すことになる…
第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、第67回英国アカデミー賞で主演女優賞にノミネート。
ジュディ・デンチがたくましく、可愛いくてほのぼのしたフィロミナを魅力たっぷりに演じていて、暖かい気持ちにさせてくれます。

年と共に輝きをますます増していくジュディ・デンチ。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?



山本周五郎の小説を市川崑監督が役所広司主演で映画化した時代劇「どら平太」、BSジャパンで11日(金)放送。

山本周五郎の小説を市川崑監督役所広司主演で映画化した時代劇「どら平太」、BSジャパンで12月11日(金)放送。
どら平太
山本周五郎の原作を市川崑監督役所広司主演で映画化した痛快娯楽時代劇「どら平太」
2000年5月13日(土)に公開され、興収14億円のヒット。
ある小藩に蔓延る腐敗を正すためにやって来た破天荒な町奉行”どら平太”の活躍を描く…

とある藩の町奉行所に着任した望月小平太はその豪快振りから”どら平太”という仇名まで付く型破りな役人。彼はこの藩の壕外と呼ばれる所で権力を握る三人の親分の不正を正すべく、思いも寄らない方法で彼らを取り込もうとする…

望月小平太には役所広司
浅野ゆう子菅原文太宇崎竜童片岡鶴太郎ほかが共演。
日本映画界の巨匠、黒澤明、木下惠介、市川崑、小林正樹の4人が結成した「四騎の会」で最初に共同で書かれた脚本を、市川崑監督が30年ぶりに映画化。

勧善懲悪の骨太なストーリーを市川崑監督らしいユーモアを交えた演出とコントラストのきいたスタイリッシュな映像で描いていて、飽きることのない時代劇の傑作です。

★「どら平太」
BSジャパン シネマスペシャル
12月11日(金)
17:58~20:15



織田裕二、原田知世共演、ホイチョイ・プロダクションズ原作の青春ドラマ「彼女が水着にきがえたら」、NHK BSプレミアムで11日(金)放送。

織田裕二原田知世共演、ホイチョイ・プロダクションズ原作の青春ドラマ「彼女が水着にきがえたら」、NHK BSプレミアムで12月11日(金)放送。
彼女が水着にきがえたら
ホイチョイ・プロダクションズがマリンリゾートをテーマに織田裕二原田知世共演で描いた青春ドラマ「彼女が水着にきがえたら」
1989年6月10日(土)に公開され、配収8億円。
マリンリゾートをテーマにダイビングが趣味のOLとヨットが趣味の青年の恋と冒険を描く…

22歳のOLの真理子は、去年の夏にダイビングを始めたばかり。会社の同僚・恭世とともに、三浦半島沖合でのボートダイビングに参加し、ヨットが趣味のサラリーマンの吉岡文男と出会う…
彼女が水着にきがえたら02

「私をスキーに連れてって」のホイチョイ・プロダクションズがマリンリゾートをテーマに作りあげたちょっとお洒落な青春ドラマ。
22歳のOLの田中真理子には原田知世、サラリーマンの吉岡文男には織田裕二
谷啓田中美佐子伊武雅刀ほかが共演。
監督は馬場康夫脚本は一色伸幸
音楽はサザンオールスターズ

ディティールに凝ったマリン・スポーツや全編を彩るサザンオールスターズのヒットナンバーなどホイチョイ・プロダクションズ作品ならではの魅力が満載。80年代の若者たちの姿を生き生き描いた青春ドラマです。

★「彼女が水着にきがえたら」
NHK BSプレミアム
12月11日(金)
13:00~14:44



17歳でノーベル平和賞を受賞したマララ・ユスフザイを追ったドキュメンタリー「わたしはマララ」、見たいですか?

2014年にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイデイヴィス・グッゲンハイム監督が取材したドキュメンタリー「わたしはマララ」(原題 He Named Me Malala)、12月11日(金)公開。
ノーベル平和賞を17歳で受賞した少女のドキュメンタリー、見たいですか?
わたしはマララ
15歳の下校途中にタリバンから銃撃された事件を明らかにしつつ、彼女の生い立ちや父がその名前に込めた思いを描く…

2012年のパキスタン北部の渓谷。15歳のマララ・ユスフザイはタリバンを批判したこで、反政府武装勢力のタリバンに銃撃され、頭部に重傷を負う。英国で緊急手術を受けて一命を取り留め、2013年夏、米ニューヨークの国連本部で演壇に立つ。「1人の教師が、1冊の本が、1本のペンが、世界を変えられる」。不条理な暴力に言葉の力で立ち向かう勇敢な少女の演説は感動と共感の輪を世界に広げた。

2014年にノーベル平和賞を史上最年少で受賞した17歳の少女マララ・ユスフザイを第79回アカデミー賞で長編ドキュメンタリー賞を受賞した「不都合な真実」のデイヴィス・グッゲンハイム監督が取材したドキュメンタリー。

マララの生い立ちや父が彼女の名に込めた想い、普通の少女がなぜ教育活動家としての道を歩むことになったのか。世界を変えようとしている17歳の少女を支えた家族との特別な絆。どんなドキュメンタリーに仕上がっているのか、楽しみです。

「わたしはマララ」公式サイト