高畑勲監督14年ぶりの新作アニメ「かぐや姫の物語」、第87回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネート。
Blu-ray、DVDも発売中ですが、見たことありますか?
高畑勲監督の最新作「かぐや姫の物語」は「ホーホケキョとなりの山田くん」以来実に約14年ぶりの監督作で、2005年から足かけ8年ほどかけて準備、製作費は50億円の超大作。
2013年11月23日(土)に公開され、興収21億円のヒット。
http://youtu.be/2KOKvYDLArg
海外でも高い評価を受け、ロサンゼルス映画批評家協会賞、ボストン映画批評家協会賞、トロント映画批評家協会賞などでアニメーション映画賞を受賞。
第42回アニー賞で作品賞、監督賞、音楽賞にノミネート。
第87回アカデミー賞でも長編アニメーション映画賞に日本アニメとしては「風立ちぬ」に続き2年連続、宮崎駿監督以外の作品としては初めてのノミネート。
かぐや姫は数ある星からなぜ地球を選んだのか、この地で何を思い、なぜ月へ去らねばならなかったのか、彼女が犯した罪とは、そして、罰とはいったい何だったのか!?
宮崎駿監督の作品でも音楽を担当している久石譲が音楽を担当。
主題歌は二階堂和美が歌う「いのちの記憶」。
二階堂和美は広島在住のシンガーソングライターで、高畑勲監督の強い要望で決定しました。
劇中歌の「わらべ唄」は高畑勲が作詞・作曲。
高畑勲監督の気持ちが伝わってくる渾身の力作で、映像は水彩画を思わせる美しいもので、あの「竹取物語」なのに、映像に引き寄せられ、見入ってしまい、時間が経つのがあっという間です。
第87回アカデミー賞で長編アニメーション映画賞を受賞するのかどうか、2月23日(月)の発表が楽しみです。
facebookでは「第87回アカデミー賞を楽しもう!!」のイベントページを立ち上げました。第87回アカデミー賞ノミネート作品や過去のアカデミー賞作品のことを語りましょう。