直木賞作家の桜庭一樹によるベストセラー小説を熊切和嘉監督が二階堂ふみ、浅野忠信共演で映画化した「私の男」、好評上映中。
第36回モスクワ国際映画祭コンペティション部門で最優秀作品賞と浅野忠信が最優秀男優賞を受賞。
二階堂ふみ、浅野忠信共演の禁断の愛の物語、もう見ましたか?
舞台は北海道の紋別。津波のため孤児となった花は腐野淳悟に引き取られ、互いに寄り添うように暮らす。花が高校生になったころ、二人を見守ってきた地元の名士の大塩は、二人のゆがんだ関係を察知し、淳悟から離れるよう花を説得。やがて厳寒の海で大塩の遺体が発見され、淳悟と花は逃げるように紋別の町を去る…
直木賞作家の桜庭一樹によるベストセラー小説を「海炭市叙景」、「莫逆家族-バクギャクファミーリア-」の熊切和嘉監督が映画化。
津波のため孤児となった花には二階堂ふみ。花を引き取る腐野淳悟には浅野忠信。
高良健吾、藤竜也、モロ師岡ほかが共演。
モスクワ国際映画祭コンペティション部門で日本映画がグランプリを受賞するのは1999年の第21回で故新藤兼人監督作「生きたい」以来15年ぶり、最優秀男優賞は故加藤嘉が1983年の第13回で「ふるさと」で輝いて以来31年ぶりの快挙。
北海道の雄大な自然の中で繰り広げられる禁断の愛の物語。見ておきたい作品です。