三島由紀夫賞候補となった佐藤泰志の小説を綾野剛、池脇千鶴主演で映画化した「そこのみにて光輝く」。
テアトル新宿ほか全国29館で4月19日(土)から公開され、好調なスタート。
北海道の函館を舞台に生きる場所のない男女の出会いを描いたラブ・ストーリー、もう見ましたか?
舞台は函館。仕事を辞めて何もせずに生活していた達夫は、パチンコ屋で気が荒いもののフレンドリーな拓児と出会う。拓児の住むバラックには、寝たきりの父親、かいがいしく世話をする母親、そして姉の千夏がいた。達夫と千夏は互いに思い合うようになり、ついに二人は結ばれるが、千夏の衝撃的な事実を知ってしまう…
「海炭市叙景」の佐藤泰志が発表した三島由紀夫賞候補となった唯一の長編小説を「オカンの嫁入り」の呉美保監督が映画化。
生きる目的を持たない青年の達夫には綾野剛、バラックに住む千夏には池脇千鶴。
千夏の弟の拓児には菅田将暉。
テアトル新宿ほか上映劇場では土日だけでなく、平日も順調で、10代からシニア層まで幅広い客層を集客していて、今後は公開劇場も拡大するようで、この機会に見てみるのもいいかも。