東日本大震災から12年。東日本大震災を描いた映画でどの作品が心に残っていますか?

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東日本大震災から12年。東日本大震災を描いた映画でどの作品が心に残っていますか?

東日本大震災から12年。東日本大震災を描いた映画としては園子温監督「ヒミズ」「希望の国」、君塚良一監督、西田敏行主演「遺体 明日への十日間」、遊川和彦監督、波瑠、成田凌共演「弥生、三月-君を愛した30年-」、若松節朗監督、佐藤浩市、渡辺謙共演「Fukushima 50」、中野量太監督、二宮和也主演「浅田家!」、瀬々敬久監督、佐藤健、阿部寛共演「護られなかった者たちへ」、新海誠監督「すずめの戸締まり」など。どの作品が心に残っていますか?

「ヒミズ」

古谷実の人気コミック園子温監督染谷将太二階堂ふみ共演で15歳の少年少女の純愛を描いたドラマ。
2012年1月14日(土)に公開され、興収2億円。
「ふつうの未来」を夢見る中学3年生の祐一と景子の日常は蒸発していた祐一の父親が戻ってきたことで一変することになる…
染谷将太と二階堂ふみが第68回ベネチア国際映画祭で最も優れた新人俳優に贈られるマルチェロ・マストロヤンニ賞をW受賞
震災の影響で震災後の日本を舞台に描き、園子温監督が描く独特の狂気な世界の中で繰り広げられる15歳の少年少女の純愛を染谷将太と二階堂ふみのみなぎる若いパワーで表現。

「希望の国」

園子温監督夏八木勲大谷直子共演で”原発とともに生きざるをえない日本”を描いた問題作。
2012年10月20日(金)公開。
日本のとある村で酪農を営みながら、つつましくも幸せに暮らす小野家と隣に住む鈴木家。ある日、大地震が発生し、原発事故が飲み込んでいく…
園子温監督が描く原発事故前のごくありふれた日常と原発事故後の非日常の現実的な世界が原発事故が起こす悲劇を浮き彫りにします。

「遺体 明日への十日間」

石井光太のルポルタージュ君塚良一が監督・脚本を手掛け、西田敏行主演で映画化した報道で伝え切れなかった東日本大震災の真実を描いた実録ドラマ。
2013年2月23日(金)に公開され、興収3.3億円。
東日本大震災の津波の影響で岩手県釜石市にも甚大な被害が発生し、廃校となった中学校の体育館が遺体安置所として使われることになるが、遺体の多さに誰もが言葉を失う…
東日本大震災の壮絶な様子と共に遺体安置所の人々を通して日本人の死生観をも映し出す。

「弥生、三月 君を愛した30年」

遊川和彦が監督・脚本波瑠成田凌共演で運命で結ばれた2人の男女の30年間を3月だけで紡いだラブ・ストーリー。
2020年3月20日(金)に公開され、興収1.9億円。
高校時代に運命的に出会った結城弥生と山田太郎はお互いへの思いを秘めたまま、別々の人生を歩んでいくが、2人にはいつもそばにいてくれる互いの存在があった…
昭和、平成、令和という3つの時代を跨ぎ、東日本大震災が大きな影響を及ぼす中、運命で結ばれた<二人の30年>を<3月だけ>で紡ぐ激動のラブ・ストーリー。

「Fukushima 50」

門田隆将のノンフィクション本を若松節朗監督佐藤浩市渡辺謙共演で2011年に発生した東日本大震災の福島第一原発事故を描いた社会派ドラマ。
2020年3月6日(金)に公開され、興収7.9億円。
2011年の東日本大震災で津波に襲われメルトダウンを起こした福島第一原発の作業員たちの真実に迫る…
第44回日本アカデミー賞で最優秀監督賞、渡辺謙が最優秀助演男優賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀美術賞、最優秀録音賞の6部門を受賞。
原発内に残り続けた現場の50人は”Fukushima 50″と呼ばれた…

「浅田家!」

ユニークな写真を送り出した写真家の浅田政志の実話中野量太監督二宮和也主演で映画化したドラマ。
2020年10月2日(金)に公開され、興収12.1億円。
写真家の浅田政志は兄と共にコスプレした姿を収めた家族写真を撮影した写真集「浅田家」を出版し、脚光を浴びるが、東日本大震災が発生する…
第44回日本アカデミー賞で黒木華が最優秀助演女優賞を受賞。
「家族」を撮り続けた写真家と、彼を支え続けた「家族」の感動の実話を映画化。

「護られなかった者たちへ」

中山七里の小説瀬々敬久監督佐藤健阿部寛共演で映画化したヒューマン・ミステリー。
2021年10月1日(金)に公開され、興収8.0億円。
不可解な連続殺人事件の容疑者となった利根泰久を刑事の笘篠誠一郎が追い詰める中で驚くべき真相が明らかになる…
第76回毎日映画コンクールで佐藤健が男優主演賞、清原果耶が女優助演賞の2部門を受賞
連続”飢餓”殺人事件。不可解な事件の裏に隠された、切なすぎる真実。

「すずめの戸締まり」

新海誠監督が災いの元となる”扉”を閉める旅に出た少女の冒険と成長を描いた長編アニメーション。
2022年11月11日(金)に公開され、興収139.2億円。(2023年3月6日現在)
九州の田舎に暮らす女子高校生の岩戸鈴芽が扉を探す不思議な青年と出会い、災いをもたらす扉を閉めるために日本各地の廃虚へおもむく…
災いの元となる”扉”を閉めていく少女すずめの解放と成長。過去と現在と未来をつなぐ”戸締まり”の物語。

東日本大震災を描いた映画でどの作品が心に残っていますか?




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