第16回アジア・フィルム・アワードのノミネーションが発表。日本からのノミネート作品でどの映画を見ましたか?

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第16回アジア・フィルム・アワードのノミネーションが発表。日本からのノミネート作品でどの映画を見ましたか?

日本からは「ドライブ・マイ・カー」が作品賞、監督賞、主演男優賞、助演男優賞ほか8部門、「PLAN75」が新人監督賞、主演女優賞、助演女優賞の3部門、「エゴイスト」(2月10日公開)が主演男優賞、助演男優賞ほか3部門、「ある男」が助演女優賞、「シン・ウルトラマン」が視覚効果賞、韓国の「ベイビー・ブローカー」が監督賞にノミネート。

アジア22の国と地域から30作品81のノミネート(全16部門)があり、パク・チャヌク監督「別れる決心」(韓国)が作品賞を含む最多10部門でノミネート。

作品賞はほかに、マニラトナム監督の「Ponniyin Selvan: I」(インド)、ダルジャン・オミルバエフ監督「ある詩人」(カザフスタン)、ラヴ・ディアス監督「波が去るとき」(フィリピン)がノミネート。
授賞式は3月12日(日)に開催。

「ドライブ・マイ・カー」

村上春樹の短編小説濱口竜介監督西島秀俊主演で映画化したヒューマン・ドラマ。
2021年8月20日(金)に公開され、興収2.6億円。
妻を失い喪失感を抱えながら生きる舞台俳優で演出家の家福悠介が、ある女性との出会いをきっかけに新たな一歩を踏み出す…
第16回アジア・フィルム・アワードで作品賞、監督賞、西島秀俊が主演男優賞、岡田将生が助演男優賞、脚本賞、編集賞、音楽賞、音響賞の8部門にノミネート。
第94回アカデミー賞で国際長編映画賞を受賞。
第45回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、西島秀俊が最優秀主演男優賞、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞の最多8部門を受賞。
第74回カンヌ国際映画祭で日本映画では初となる脚本賞、ほかに国際映画批評家連盟賞、AFCAE賞、エキュメニカル審査員賞の3つの独立賞、第79回ゴールデン・グローブ賞で非英語映画賞、第56回全米批評家協会賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門など数多くの映画賞で受賞。
妻を失った男の喪失と希望。

「PLAN 75」

カンヌ国際映画祭でカメラドールのスペシャルメンションに選出された倍賞千恵子主演のヒューマン・ドラマ。
第16回アジア・フィルム・アワードで新人監督賞、倍賞千恵子が主演女優賞、河合優実が助演女優賞の3部門にノミネート
是枝裕和が総合監修を務めたオムニバス「十年 Ten Years Japan」の一編「PLAN 75」長編初監督となる早川千絵が監督・脚本を手掛けて新たに構成。
2022年6月17日(金)に公開され、興収3.3億円。
75歳以上の高齢者に自ら死を選ぶ権利を保障・支援する制度<プラン75>の施行された社会がその制度に振り回される…
第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門に出品。初長編作品に与えられるカメラドールのスペシャルメンション(次点)に選出

「エゴイスト」(2月10日公開)

高山真の自伝的小説鈴木亮平宮沢氷魚共演で映画化した愛の形を問いかけたドラマ。「トイレのピエタ」の松永大司が監督
2023年2月10日(金)公開。
セクシャリティーを隠して生きてきた過去を持つ男がある青年に愛を注ぐ一方で言いようのない葛藤を抱えていく…
愛は身勝手…
第16回アジア・フィルム・アワードで鈴木亮平が主演男優賞、宮沢氷魚が助演男優賞、衣装デザイン賞の3部門にノミネート。

「ある男」

妻夫木聡安藤サクラ窪田正孝共演のヒューマン・ミステリー。
2022年11月18日(金)に公開され、興収4.8億円。
亡くなった夫の身元調査という奇妙な相談を受けた弁護士の城戸が他人として生きた男の真実を追う…
第16回アジア・フィルム・アワードで安藤サクラが助演女優賞にノミネート
愛したはずの夫は、全くの別人でした。「愛」と「過去」をめぐるヒューマン・ミステリー。

「シン・ウルトラマン」

SF特撮ヒーロー「ウルトラマン」庵野秀明が企画・脚本樋口真嗣が監督を務めて新たに映画化。斎藤工、西島秀俊、長澤まさみほかが共演。
2022年5月13日(金)に公開され、興収43.8億円。
謎の巨大生物「禍威獣(カイジュウ)」が現れ、危機に直面した現代の日本で大気圏外から銀色の巨人「ウルトラマン」が出現する…
第16回アジア・フィルム・アワードで視覚効果賞にノミネート
「ウルトラマン」の企画・発想の原点に立ち還り、現代日本を舞台に未だ誰も見たことのない“ウルトラマン”が初めて降着した世界。

「ベイビー・ブローカー」(原題 Broker)

是枝裕和が監督・脚本・編集を務め、韓国の製作陣や俳優らと長年構想を練ってきたオリジナル企画をソン・ガンホ主演で映画化。
2022年6月24日(金)に公開され、興収8億円。
子どもを育てられない人が匿名で赤ちゃんを置いていく「赤ちゃんポスト」を介して出会った人々が織り成す物語。
第16回アジア・フィルム・アワードで韓国作品ながら是枝裕和が監督賞にノミネート
第75回カンヌ国際映画祭でソンガンホが最優秀男優賞、エキュメニカル審査員賞を受賞
赤ちゃんを高く売る。それだけのはずだった…<赤ちゃんポスト>で出会った彼らの特別な旅が始まる…

日本からのノミネート作品でどの映画を見ましたか?

アジア・フィルム・アワード公式サイト




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