カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。是枝裕和監督「万引き家族」、NHKプレミアムで12月14日(月)放送。
是枝裕和監督がリリー・フランキー、樹木希林、安藤サクラ、松岡茉優共演で家族を超えた絆を描いた「万引き家族」。
2018年6月8日(金)に公開され、興収45.3億円。
東京の下町で、生計を立てるため家族ぐるみで軽犯罪を重ねる柴田治とその家族の絆を描く…
東京の下町で、ボロい平屋に暮らす5人の家族。日雇い労働者の治と信代の夫婦、息子の祥太、信代の妹の亜紀の4人は、この家の持ち主である初枝の年金を目当てに転がり込み、万引きで生活費を稼ぐ”万引き家族”だった。団地で凍えている幼い傷だらけの少女ゆりを治が連れ帰り、家族として迎え入れる。だが、ある事件をきっかけに、それぞれが抱える秘密が明らかになっていく…
是枝裕和が監督・脚本・編集を手掛けて、家族の絆を描いたヒューマン・ドラマ。
日雇い労働者の柴田治にはリリー・フランキー。
妻の信代には安藤サクラ、信代の妹の亜紀には松岡茉優、祖母の初枝には樹木希林。
池松壮亮、緒形直人、山田裕貴、高良健吾、池脇千鶴、城桧吏ほかが共演。
音楽は細野晴臣。
第71回カンヌ国際映画祭で最高賞のバルム・ドールを受賞。
日本人が受賞するのは1997年の今村昌平監督「うなぎ」以来21年ぶり。
是枝裕和監督は2001年「DISTANCE/ディスタンス」でコンペ部門に初出品、2004年の「誰も知らない」で柳楽優弥が史上最年少の男優賞を受賞、2013年「そして父になる」で審査員賞を受賞し、2015年「海街diary」でコンペ部門に出品、「万引き家族」は5回目のコンペ出品となり、最高賞のパルム・ドールを受賞しました。
是枝裕和監督が「この10年間考え続けてきたことを全部込めた」と語っているだけに様々な差別について、そして冒頭の違和感を感じさせる家族関係の理由がわかったとき本当に大切な家族の絆のことについて考えさせられます。
★「万引き家族」
NHKプレミアム
12月14日(月)
13:00~14:58