2018年9月に他界した樹木希林が自身初となる企画の下で製作。日比遊一監督が浅田美代子主演で実在の事件をモチーフに描いたドラマ「エリカ38」、6月7日(金)公開。
樹木希林の最後の出演作。
60歳を過ぎても38歳と偽り、欲望に溺れて犯罪に手を染め、最後は異国の地で逮捕された渡部聡子=自称エリカの半生…
渡部聡子こと自称エリカは愛人の平澤育男の指示を受けて、支援事業説明会という名目で人を集め、架空の投資話で金をだまし取っていた。しかし、平澤の裏切りを知るや彼との連絡を絶ち、裕福な老人を丸め込んで豪邸を手に入れる。エリカは老人ホームにいる母を呼び寄せ、架空の支援事業説明会を開催して金を詐取していく…
「ブルー・バタフライ」、「健さん」の日比遊一が監督、樹木希林が浅田美代子の代表作になってほしいという思いから自身初となる企画の下で製作。
渡部聡子こと自称エリカには45年ぶりの映画主演となる浅田美代子。
エリカの母には最後の出演作となった樹木希林。
愛人の平澤育男には平岳大。
窪塚俊介、山崎一、菜葉菜、鈴木美羽、佐伯日菜子、古谷一行ほかが共演。
必死に生きる女の「滑稽さ」や「哀しみ」。人間の奥深くにある”本性”。