藤沢周平の小説を山田洋次監督が真田広之主演で映画化した時代劇「たそがれ清兵衛」、NHK BSプレミアムで6月18日(月)放送。
2002年11月2日(土)に公開され、興収16億円。
国内の数々の賞を独占し、第76回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされた日本映画史に残る時代劇の最高傑作。
幕末に生きた名もない下級武士とその家族の姿を、徹底したリアリズムの中で叙情溢れるタッチで描く…
幕末の庄内、海坂藩。平侍の井口清兵衛は妻を亡くし、二人の娘と老婆のために下城の太鼓が鳴ると家路を急ぐ毎日。同僚たちはそんな彼を”たそがれ清兵衛”と呼んでいた。ある日、幼なじみの朋江を救ったことから剣の腕が噂になり、上意討ちの討手として清兵衛が選ばれてしまう。清兵衛は藩命に逆らえず、朋江への想いを打ち明け、切腹を不服とする余吾善右衛門が立てこもる死地に向かう…
藤沢周平の短編時代小説を山田洋次が監督・脚本で映画化。山田洋次監督にとって初の挑戦となった本格時代劇。
平侍の井口清兵衛には真田広之、幼なじみの朋江には宮沢りえ。
余吾膳右衛門には田中泯。
小林稔侍、岸恵子ほかが共演。
音楽は冨田勲、主題歌は井上陽水の「決められたリズム」。
国内の数々の賞を独占し、第76回アカデミー賞外国語映画賞にもノミネート。
幸せについてしみじみと考えてしまう、山田洋次監督らしい演出で見せてくれる見応えのある時代劇です。
★「たそがれ清兵衛」
NHK BSプレミアム
6月18日(月)
21:00~23:10