★「アビエイター」(原題 The Aviator) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ共演で銀幕と大空への夢を追い続けた実在の大富豪ハワード・ヒューズの生涯を描いた伝記ドラマ。
2005年3月26日(金)に公開され、興収10.7億円のヒット。
映画監督として、また飛行家としても歴史にその名を残す偉人にして、ハリウッド女優たちとも華麗な恋愛遍歴を重ねた男ハワード・ヒューズが辿る夢とロマンの物語。 第77回アカデミー賞で助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の5部門、第62回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、男優賞、音楽賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはハワード・ヒューズと恋に落ちる女優のキャサリン・ヘプバーンを演じ、第77回アカデミー賞で助演女優賞を受賞。
ハワード・ヒューズを演じるレオナルド・ディカプリオとキャサリン・ヘプバーンを演じるケイト・ブランシェットの迫真の演技が光ります。
★「あるスキャンダルの覚え書き」(原題 Notes on a Scandal) リチャード・エアー監督がジュディ・デンチ共演でゾーイ・ヘラーのベストセラー小説を映画化したスキャンダラスでスリリングなサスペンス・ドラマ。
2007年6月9日(金)公開。
15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、その秘密を利用して彼女に近づいていく孤独な初老の女教師とのスリリングな愛憎の行方を描く…
ケイト・ブランシェットは15歳の教え子と禁断の関係となる美術教師シーバを演じ、第79回アカデミー賞で助演女優賞にノミネート。
2人のアカデミー賞受賞の女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが人間の内なるダークで弱い面を熱演。英国ならではの心理劇を見事描いています。
★「アイム・ノット・ゼア」(原題 I’m Not There) トッド・ヘインズ監督がクリスチャン・ベイル共演で歌手ボブ・ディランの半生を描いた伝記ドラマ。
2008年4月26日(土)公開。
詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター。実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した6人のボブ・ディラン。伝説のアーティストの謎が明らかになる… 第64回ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはボブ・ディランの人格の一人のジュードを熱演し、第64回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランをクリスチャン・ベイル、クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、ヒース・レジャーほかが演じるという斬新なアプローチが楽しめます。
★「ブルージャスミン」(原題 Blue Jasmine) ウディ・アレン監督が転落人生の中でもがき、精神を病んでいくひとりの女性を描いたシニカル・コメディ。
2014年5月10日(土)公開。
サンフランシスコを舞台に、かつてN.Y.セレブリティ界の花と謳われながら、今では結婚生活も資産もすべて失ったジャスミンが虚言と現実逃避を繰り返し、次第に精神のバランスを崩していく…
ケイト・ブランシェットはジャステミンを熱演し、第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演女優賞を受賞。
近年のロマンティック・コメディ路線からシリアスな作風にギアチェンジ。ケイト・ブランシェットの名演が光ります。