日別アーカイブ: 2022年4月10日

アガサ・クリスティーの名作をアルバート・フィニー主演で映画化した「オリエント急行殺人事件」、NHK BSプレミアムで4月12日(火)放送。




アガサ・クリスティーの名作シドニー・ルメット監督アルバート・フィニーイングリッド・バーグマン共演で映画化した「オリエント急行殺人事件」、NHK BSプレミアムで4月12日(火)放送。
オリエント急行殺人事件
アガサ・クリスティーの名作をシドニー・ルメット監督が国際的なオールスターキャストで映画化した「オリエント急行殺人事件」(原題 Murder on the Orient Express)
1975年5月17日(土)公開。
イスタンブール発のオリエント急行で起きた殺人事件を巡り、名探偵エルキュール・ポワロが真犯人と事件の真相を追う…

1935年。イスタンブールからパリ経由でカレーに向かうオリエント急行で殺人事件が発生。乗り合わせていた名探偵エルキュール・ポワロが鉄道会社からの依頼で事件の究明に乗り出し、一等寝台の車掌と十二人の乗客たちの尋問を開始する…

アガサ・クリスティーの名作をシドニー・ルメット監督が映画化。
Murder on the Orient Express
名探偵エルキュール・ポアロにはアルバート・フィニー
ローレン・バコールイングリッド・バーグマンジャクリーン・ビセットショーン・コネリーほか豪華俳優陣が共演。
第47回アカデミー賞でイングリッド・バーグマンが助演女優賞を受賞。

アガサ・クリスティーの名作をシドニー・ルメット監督が見事に映画化したミステリーの最高傑作。アカデミー賞助演女優賞を受賞したイングリッド・バーグマンの名演が光ります。

★「オリエント急行殺人事件」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
4月12日(火)
13:00~15:09

4月11日は坂本龍一が「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した日。坂本龍一が音楽を担当した映画でどの作品が印象深いですか?




4月11日は坂本龍一が「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞した日。坂本龍一が音楽を担当した映画でどの作品が印象深いですか?

1987年4月11日に坂本龍一が「ラストエンペラー」で日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞しました。
坂本龍一は1952年1月17日に東京都中野区で生まれました。
東京藝術大学在学中にスタジオ・ミュージシャンとして活動を開始し、音楽グループ「イエロー・マジック・オーケストラ(YMO)」で大成功。
「戦場のメリークリスマス」で映画に俳優として出演し、映画音楽も手掛け、日本人初の英国アカデミー賞の作曲賞を受賞。「ラストエンペラー」日本人初のアカデミー賞作曲賞「シェルタリング・スカイ」ゴールデン・グローブ賞で音楽賞を受賞。
他にも「鉄道員(ぽっぽや)」「レヴェナント:蘇えりし者」「怒り」「MINAMATA ミナマタ」などでも映画音楽を担当してきました。

坂本龍一が音楽を担当した主な作品は次の通りです。
「戦場のメリークリスマス」

大島渚監督がデヴィッド・ボウイ坂本龍一ビートたけし共演で描いた戦争ドラマ。
1983年5月28日(土)に公開され、配収9.9億円。
太平洋戦争下の1942年、ジャワ奥地の日本軍捕虜収容所を舞台に日本軍人と英国人俘虜との複雑な関係を描く…
第37回英国アカデミー賞で坂本龍一が作曲賞を受賞。
大島渚監督が男たちの愛憎と異文化の衝突を独特の美学で描き出した人間ドラマ。デヴィッド・ボウイ、坂本龍一、ビートたけしの共演が光ります。

「ラストエンペラー」(原題 The Last Emperor)

ベルナルド・ベルトルッチ監督ジョン・ローン主演で清朝最後の皇帝溥儀の激動の人生を描いた歴史大作。
1988年1月23日(土)に公開され、配収24.5億円。
清朝最後の皇帝溥儀の人生の軌跡を壮大なスケールで描く…
第60回アカデミー賞で作品賞、監督賞、撮影賞、脚色賞、編集賞、録音賞、衣裳デザイン賞、美術賞、作曲賞の9部門、第45回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞を受賞。
坂本龍一は日本人初のアカデミー賞作曲賞を受賞。
坂本龍一のメロディとともに描かれる清朝最後の皇帝溥儀の激動の人生。ベルナルド・ベルトルッチ監督の集大成ともいえる作品で名作です。

「シェルタリング・スカイ」(原題 The Sheltering Sky)

ベルナルド・ベルトリッチ監督デブラ・ウィンガージョン・マルコヴィッチ共演でサハラ砂漠を舞台に倦怠期の夫婦を描いたヒューマン・ドラマ。
1991年3月29日(土)に公開され、配収2.8億円。
倦怠した夫婦が新たな発見を求めて、ニューヨークから北アフリカへ旅に出るが、旅行を続ける内にかえって2人の関係は険悪になり、過酷な運命が待ち受けていた…
第48回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、坂本龍一が音楽賞を受賞。
異文化のはざまに消える人間の儚さを坂本龍一の音楽とともにベルナルド・ベルトリッチ監督ならではの映像で描いた作品です。

「鉄道員(ぽっぽや)」

降旗康男監督高倉健がタッグを組み、鉄道員(ぽっぽや)一筋に生きてきた男に舞い降りる奇跡の物語を描いた人間ドラマ。
1999年6月5日(土)に公開され、配収20.5億円。
北海道の雪深い町にあるローカル線の小さな駅でいつどんなときも駅に立ち続け、鉄道員(ぽっぽや)一筋に生きてきた男に舞い降りる奇跡の物語を描く…
第23回日本アカデミー賞で最優秀作品最優秀監督賞、高倉健が最優秀主演男優賞、大竹しのぶが最優秀主演女優賞、小林稔侍が最優秀助演男優賞、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞の9部門を受賞。
筋金入りの鉄道員(ぽっぽや)として気概と誇りを胸に生きてきた佐藤乙松を高倉健が好演。高倉健の演技が光ります。

「レヴェナント:蘇えりし者」(原題 The Revenant)

アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督レオナルド・ディカプリオトム・ハーディ共演で裏切られたハンターの再生を描いたヒューマン・ドラマ。
2016年4月22日(金)に公開され、興収10.8億円。
アメリカ西部の広大な荒野で繰り広げられる裏切られたハンターのサバイバル復讐劇を描く…
第88回アカデミー賞で監督賞、レオナルド・ディカプリオが主演男優賞、撮影賞の3部門、第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、男優賞、監督賞の3部門を受賞。
第73回ゴールデン・グローブ賞で坂本龍一が作曲賞にノミネート。
長回しの他、照明機材を一切使わず、自然光だけでの撮影による臨場感の追求、レオナルド・ディカプリオの迫真の演技に圧倒させられます。

「怒り」

吉田修一の小説李相日監督渡辺謙綾野剛松山ケンイチ広瀬すず森山未來宮崎あおい妻夫木聡共演で映画化した群像ミステリー。
2016年9月17日(土)に公開され、興収16.1億円。
「怒」という血文字を残した未解決の夫婦殺人事件をきっかけに千葉、東京、沖縄に住む3組の人々の心に疑念が蔓延し、人間の”信じたい”感情にゆがみを与えていく…
第40回日本アカデミー賞で妻夫木聡が最優秀助演男優賞を受賞。
様々な「怒り」の形がひしひしと伝わってきて、沸々とした「怒り」の気持ちが湧いてきて、やるせない気持ちにさせられつつ、「怒り」に対して考えさせられます。

「MINAMATA ミナマタ」(原題 Minamata)

ジョニー・デップ主演・製作で伝説の写真家ユージン・スミスと水俣の実話を描いたドラマ。
2021年9月23日(木・祝)公開。
1971年から1974年の3年間にわたり、水俣で暮らしながら公害に苦しむ人々の日常と、闘いの日々を撮影した写真家ユージン・スミスの実話。
ジョニー・デップがキャリアの全てをかけて伝える世界への警告と希望の光。

坂本龍一が音楽を担当した映画でどの作品が印象深いですか?




加山雄三主演の「若大将」シリーズ第7弾「アルプスの若大将」、NHK BSプレミアムで4月11日(月)放送。




加山雄三主演の「若大将」シリーズ第7弾「アルプスの若大将」、NHK BSプレミアムで4月11日(月)放送。

加山雄三主演の「若大将」シリーズ第7弾「アルプスの若大将」
1966年5月28日(土)に公開され、配収2.3億円。
京南大学スキー部のキャプテンの田沼雄一はヨーロッパ旅行で航空会社に勤める澄子と知り合い、ローマでデート、帰国後、偶然再会する…

若大将こと京南大学の田沼雄一は、建築学の論文が学会で認められ、山下教授と共にヨーロッパ旅行へ招待され、青大将こと新次郎も父を説得して同行する。スイスでスキーを堪能した雄一は航空会社に勤める澄子と知り合い、ローマでデート、帰国後偶然再会する…

「ニッポン無責任時代」ほかクレイジー映画シリーズや「海の若大将」ほか「若大将」シリーズを数多く手がけた古沢憲吾が監督、「じゃじゃ馬ならし」の田波靖男が脚本を手掛けた「若大将」シリーズ第7弾。
京南大学スキー部のキャプテンの田沼雄一には加山雄三
ライバルの青大将こと石山新次郎には田中邦衛
星由里子有島一郎飯田蝶子ほかが共演。

大学のキャンパスで、常夏の海辺で、世界の街角でエレキ・ビートに載せて恋に踊りスポーツに熱狂する若大将の活躍。

★「アルプスの若大将」
NHK BSプレミアム
4月11日(月)
13:00~14:35




「午前十時の映画祭12」、4月15日(金)からは「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」4Kリマスター版を上映。




「午前十時の映画祭12」、4月15日(金)からは「ゴッドファーザー三部作、ここに完全完結!」として 「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」 4Kリマスター版を上映。

「午前十時の映画祭12」が2022年4月1日(金)からスタート。

「ゴッドファーザー」、「マトリックス」の名作3部作に加え、宇宙へ飛び立つロマン溢れる特集に魅惑の音楽特集、イタリアの巨匠作品など選りすぐりの傑作29作品を過去最大の全国66劇場で上映。

第1弾は「ゴッドファーザー三部作、ここに完全完結!」
4月8日(金)からは「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」 4Kリマスター版を上映。

「ゴッドファーザー<最終章>:マイケル・コルレオーネの最期」 4Kリマスター版
初公開から30年、「ゴッドファーザーPARTⅢ」フランシス・F・コッポラ監督自らが再編集した最終章、初の全国公開。
Group A: 4月15日(金)~4月28日(木)
Group B: 4月15日(金)~4月28日(木)

フランシス・F・コッポラ監督アル・パチーノ主演でファミリーのドンとなったマイケル・コルレオーネの晩年を描いた壮大なドラマの最終章「ゴッドファーザー PARTⅢ」(原題 The Godfather PartⅢ)
1991年3月9日(土)に公開され、配収13億円。
ファミリーのドンとなったマイケルはバチカンの加護を得て一切の犯罪から手を引くことを宣言。しかし後継者に甥のヴィンセントを立てたことから内部抗争に火がついてしまう…
フランシス・F・コッポラ監督の独特の重厚な演出とアル・パチーノの熱演。コルレオーネ・ファミリーの<サーガ>の締めくくりに相応しい完成度です。

詳しくは「午前十時の映画祭12」公式サイト