2019年上半期洋画マイベスト10。
1位はピーター・ファレリー監督「グリーンブック」。様々な困難、差別を乗り越えて、徐々に深まっていく二人の友情には感動させられます。
2位はクリント・イーストウッド監督・主演「運び屋」。続いて「アクアマン」、「ブラック・クランズマン」、「アラジン」、「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」…2018年上半期洋画マイベストはどの作品ですか?
2018年上半期洋画マイベスト10は次の通りです。
1位「グリーンブック」(原題 Green Book)
ピーター・ファレリー監督がヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ共演で黒人ピアニストと用心棒の友情を描いたヒューマン・ドラマ。
2019年3月1日(金)に公開され、興収20.4億円。
人種差別が根強く残る1962年を舞台に、天才黒人ピアニストのシャーリーが粗野なトニーを用心棒として雇い、アメリカ南部へコンサート・ツアーに出かける…
第91回アカデミー賞で作品賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞の3部門、第76回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞、ヴィゴ・モーテンセンセンが主演男優賞、監督賞、脚本賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞の5部門、第43回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。
ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ピアニストの前途多難な旅。様々な困難、差別を乗り越えて、徐々に深まっていく二人の友情には感動させられます。
2位「運び屋」(原題 The Mule)
クリント・イーストウッド監督・主演でドラッグの伝説の”運び屋”の悲哀を描いたドラマ。ブラッドリー・クーパー、ローレンス・フィッシュバーン、ダイアン・ウィーストほかが共演。
2019年3月8日(金)に公開され、興収7.6億円。
幾度となく麻薬を運び、巨額の報酬を得ていた伝説の”運び屋”。その男はなんと90歳の老人だった…
知己を使い、麻薬取締局の捜査をかいくぐり、最年長の”運び屋”となった老人の前代未聞の実話。クリント・イーストウッドが監督・主演を手掛けてドラッグの運び屋となった初老の男の悲哀を見事見せてくれ、老人の長い人生を凝縮したような力強さを感じます。
3位「アクアマン」(原題 Aquaman)
DCコミックスの新しいヒーローを「ワイルド・スピード SKY MISSION」のジェームズ・ワン監督がジェイソン・モモア主演で映画化。
2019年2月8日(金)に公開され、興収16.3億円。
海底王国”アトランティス”の末裔でありながら、人間として地上で暮らす”アクアマン”がアトランティス帝国の地上への侵攻を止めるために立ち上がる…
アクアマンと相棒のメラなど魅力的なキャラクターに予測不能の海中バトル・エンターテイメント。海底王国”アトランティス”の末裔でありながら、人間として地上で暮らす”アクアマン”の活躍が楽しめます。
4位「ブラック・クランズマン」(原題 BlacKkKlansman)
スパイク・リー監督がジョン・デヴィッド・ワシントン主演で黒人刑事の”KKK”潜入捜査を描いたクライム・エンターテインメント。
2019年3月22日(金)に公開され、興収1億円。
1970年代末のアメリカを舞台に黒人刑事ロン・ストールワースが過激な白人至上主義団体”KKK(クー・クラックス・クラン)”に潜入捜査する…
第91回アカデミー賞で脚色賞受賞。
人種差別問題が過熱するアメリカを背景に”KKK”への潜入捜査をコミカルかつ軽快なタッチに、実話である緊張感を交えて描いていて、様々なことを考えさせられます。
5位「アラジン」(原題 Aladdin)
ディズニーの大人気アニメをガイ・リッチー監督、ランプの精ジーニーにウィル・スミス出演で実写映画化。メナ・マスード、ウィル・スミス、ナオミ・スコット、マーワン・ケンザリほかが共演。
2019年6月7日(金)に公開され、興収55.15億円(2019年6月23日現在)。
アニメ版に続いてアラン・メンケンが音楽。砂漠の王国アグラバーに住む青年のアラジンと王国の姫ジャスミンとのラブ・ロマンスを基にランプの精ジーニーや邪悪な大臣ジャファーとのエピソードを描く…
青年アラジンと王女ジャスミンの身分違いの恋と魔法のランプにまつわる大冒険。ディズニーの名作アニメを忠実にさらにガイ・リッチー監督ならではの映像が追加されていて「アラジン」ワールドが楽しめます。アラン・メンケンの音楽に乗せて、ウィル・スミスならではの魅力を見せてくれます。
6位「スパイダーマン ファー・フロム・ホーム」(原題 Spider-Man: Far From Home)
ジョン・ワッツ監督がトム・ホランド主演で描いた「アベンジャーズ/エンドゲーム」後のスパイダーマンの新しい物語。ジェイク・ギレンホール。サミュエル・L・ジャクソンほかが共演。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」の戦いの後、ヨーロッパ旅行に出かけたピーター・パーカーの前にニック・フューリーが現れ、異次元から来た男ミステリオとともに巨大な敵に立ち向かう…
「アベンジャーズ/エンドゲーム」の戦いの後の流れを引きづりながらも若きピーター・パーカーの青春学園要素も追加され、コミカルにテンポよく「スパイダーマン」ワールドが楽しめます。
7位「ファースト・マン」(原題 First Man)
デイミアン・チャゼル監督がライアン・ゴズリング主演で宇宙飛行士ニール・アームストロングの半生を映画化。
2019年2月8日(金)に公開され、興収3.4億円。
宇宙飛行士のニール・アームストロングが人類史上初めて月面に第1歩を踏みしめるまでの苦難の道のりを描いた伝記映画。
第76回ゴールデン・グローブ賞でジャスティン・ハーウィッツが作曲賞を受賞。
人類にとっては夢であり、偉大な飛躍となった危険なミッションがデイミアン・チャゼル監督ならではこだわり抜かれ、臨場感あふれる映像で描かれていて、圧倒されます。
8位「ゴジラ キング・オブ・モンスターズ」(原題 Godzilla: King of the Monsters)
ハリウッド版「GODZILLA ゴジラ」の続編。「クランプス 魔物の儀式」のマイケル・ドハティが監督。ヴェラ・ファーミガ、ミリー・ボビー・ブラウン、渡辺謙、チャン・ツィイーが共演。
5月31日(金)に公開され、興収24.6億円(2019年6月23日現在)。
2020年公開予定の”Godzilla vs. Kong”へとつながる注目作。前作から5年後が舞台。モスラ、ラドン、そしてキングギドラの三大怪獣が登場。
最恐の怪獣として暴れまくるキングギドラ。さらに凶暴になったラドン。そして日本のモスラとはちょっと違ったイメージながら美しいモスラ。前作よりもさらにパワーアップしたゴジラと三大怪獣の戦いがとことん楽しめます。
9位「バイス」(原題 Vice)
アダム・マッケイ監督がクリスチャン・ベイル主演でアメリカ史上最も権力を持った副大統領と言われたディック・チェイニーを描いた社会派ドラマ。
2019年4月5日(金)に公開され、興収0.5億円。
ジョージ・W・ブッシュの下で副大統領を務めたディック・チェイニーが「影の大統領」として政治を動かしていく…
第91回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞、第76回ゴールデン・グローブ賞でクリスチャン・ベイルがミュージカル・コメディ部門男優賞を受賞。
体重を20キロ増力し髪を剃って挑んだクリスチャン・ベイルの熱演が「影の大統領」と呼ばれるディック・チェイニーをさらに深く見せてくれます。
10位「アベンジャーズ/エンドゲーム」(原題 Avengers: Endgame)
マーベル・ヒーローの最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>。アンソニー&ジョー・ルッソが監督、ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・エヴァンスほかが共演のシリーズ第4弾。
2019年4月26日(金)に公開され、興収60億円。
サノスにより人類の半数が消滅した衝撃の敗北から一転、残された”アベンジャーズ”たちが団結して立ち上がる!最後にして史上最大の逆襲<アベンジ>が始まる…アントマン、ホークアイ、キャプテン・マーベルも登場。
“アベンジャーズ”たちの最後にして史上最大の逆襲。マーベル・ユニバース10周年の集大成として思いっきり楽しめ、感謝の気持ちでいっぱいにさせてくれます。
2019年上半期洋画マイベストはどの作品ですか?