日別アーカイブ: 2017年3月9日

3月10日は渥美清の誕生日。代表作「男はつらいよ」シリーズでどの作品が好きですか?




3月10日は渥美清の誕生日。代表作「男はつらいよ」シリーズでどの作品が好きですか?

渥美清は1928年3月10日に現・台東区上野で生まれました。
舞台で活躍し、テレビにも出演するようになり、1968年にフジテレビでテレビドラマ「男はつらいよ」が放送され、松竹で山田洋次監督で映画化され、大ヒット。
渥美清はフーテンの寅こと車寅次郎を演じ、それ以降27年間48作に渡って演じ続けました。

「男はつらいよ」シリーズ
監督・原作・脚本は山田洋次、「フーテンの寅」こと車寅次郎には渥美清が演じ、シリーズ48作が製作
おいちゃんには第1作から第8作まで森川信、第9作から第13作まで松村達雄、第14作から第48作まで下條正巳
おばちゃんには三崎千恵子、妹のさくらには倍賞千恵子

「男はつらいよ」

シリーズ第1作。初代のマドンナの冬子には光本幸子
1969年8月27日(土)公開。
20年振りに故郷、東京は葛飾柴又に帰ってきた車寅次郎はさくらの見合いに出席するが、見合いをぶち壊してしまい、旅へ出る。旅先で美しい娘に恋をして、彼女を追って再び柴又へ…
シリーズの最高傑作とも言える作品で、山田洋次監督の描く日本人の心はさすがです。

「男はつらいよ 寅次郎相合い傘」

シリーズ第15作。マドンナはリリーこと浅丘ルリ子が第11作「寅次郎忘れな草」に続いて再登場。
1975年8月2日(土)に公開され、配収9.3億円。
かつて恋心を抱いたリリーと再会した寅次郎はお互い惹かれ合いながらもケンカと仲直りを繰り返す…
数ある寅さんシリーズの中でも名作中の名作。雨の降る柴又駅へリリーを迎えに行く”相合い傘”シーンはシリーズ屈指の名場面です。

「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」

シリーズ第17作マドンナは太地喜和子
1976年7月24日(土)に公開され、配収9.74億円。
風変りな日本画壇の大御所の老人とチャーミングな芸者を相手に義理人情に篤い寅さんが奮闘する…
マドンナ”ぼたん”を演じる太地喜和子が魅力的で、シリーズの中でも人気の1本です。

「男はつらいよ 寅次郎ハイビスカスの花」

シリーズ第25作。マドンナは浅丘ルリ子が3度目の登場。
1980年8月2日(土)に公開され、配収12億円。
旅回り歌手のリリーが沖縄で倒れて入院中との便りが届き、寅次郎は見舞いに訪れる…
3度目の出演となる浅丘ルリ子演じるマドンナのリリーと寅次郎の沖縄を舞台に繰り広げられる恋物語。山田洋次監督が最も気に入っていた作品です。

「男はつらいよ 口笛を吹く寅次郎」

シリーズ第32作。マドンナは竹下景子
1983年12月28日(土)に公開され、配収12.5億円。
さくらの夫の亡父の墓参りで備中を訪れた寅次郎は寺の住職の娘にひと目惚れし、見よう見まねで法事を勤め上げてしまう…
お坊さんになってしまう寅さんがあまりにもはまっていて、竹下景子演じるマドンナとの相性も最高です。

「男はつらいよ 寅次郎紅の花」

シリーズ第48作にして最終作。マドンナは浅丘ルリ子が4度目の登場。
1995年12月23日(土)に公開され、配収11.6億円。
傷心の甥の満男は旅した奄美大島で寅さんの元恋人のリリーと出会う。そして驚くことにそこには寅さんも一緒にいた…
渥美清の遺作ともなってしまった作品で、寅さんの登場シーンが少なく、元気があまりないのが気になりますが、寅さんとリリーの運命の糸の絡まり合いがいい感じに出ています。

1996年8月4日に転移性肺癌のため68歳で亡くなられ、「男はつらいよ 寅次郎紅の花」が遺作となってしまい、残念でなりません。
渥美清の代表作「男はつらいよ」シリーズでどの作品が好きですか?



マーティン・スコセッシ監督、ダニエル・デイ=ルイス、ミシェル・ファイファー共演のラブ・ストーリー「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」、NHK BSプレミアムで3月10日(金)放送。




マーティン・スコセッシ監督ダニエル・デイ=ルイスミシェル・ファイファー共演のラブ・ストーリー「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」、NHK BSプレミアムで3月10日(金)放送。

マーティン・スコセッシが監督・脚本ダニエル・デイ=ルイスミシェル・ファイファーウィノナ・ライダー共演のラブ・ストーリー「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」(原題 The Age of Innocence)
1994年1月22日(土)公開。
19世紀後半のNY社交界を舞台に貴族階級からはみ出た伯爵夫人とその幼なじみの弁護士の静かな恋愛を描く…
第66回アカデミー賞で衣装デザイン賞受賞。

1870年代のニューヨーク。オペラ観賞に訪れた弁護士のニューランドは、幼なじみの伯爵夫人エレンに再会する。彼女には離婚を認めようとしない夫がいて、彼にも婚約者がいた。そんな状況の中で、奔放な彼女に心惹かれていくニューランド。しかし、上流階級の掟は二人を許そうとはしなかった…

ピュリッツァー賞を受賞したイーディス・ウォートンの小説マーティン・スコセッシが監督・脚本を手掛けて映画化。
弁護士のニューランド・アーチャーにはダニエル・デイ=ルイス
伯爵夫人のエレン・オレンスカにはミシェル・ファイファー、ニューランドの婚約者のメイ・ウェランドにはウィノナ・ライダー
第66回アカデミー賞で衣装デザイン賞第51回ゴールデン・グローブ賞でウィノナ・ライダーが助演女優賞を受賞。

絢爛豪華な舞台の中で魅力的なキャスト陣で繰り広げられる禁じられた大人の恋をマーティン・スコセッシ監督が切なく感動的に描いた傑作です。

★「エイジ・オブ・イノセンス 汚れなき情事」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
3月10日(金)
13:00~15:19



グリム童話の”髪長姫”を映画化したディズニー長編アニメーション「塔の上のラプンツェル」、金曜ロードSHOW!で3月10日(金)放送。




グリム童話の”髪長姫”を映画化したディズニー長編アニメーション「塔の上のラプンツェル」、金曜ロードSHOW!で3月10日(金)放送。
塔の上のラプンツェル
ディズニー長編アニメーション第50作記念作品の「塔の上のラプンツェル」(原題 Tangled)
2011年3月12日(土)に公開され、興収25億円。
外の世界を知らずに成長した少女のラプンツェルは18歳の誕生日の前日に大泥棒のフリンと出会い、大冒険を繰り広げる…

“魔法の髪”を持ち、18年間森の奥の塔の中で育てられ、毎年誕生日に舞い上がる無数の”灯り”に憧れる生活を送っていたラプンツェル。出会ったお尋ねもののフリンとともに冒険に旅立ち、新しい出会いなどを通して本当の自分を探す…

ピクサー・スタジオのジョン・ラセターと「美女と野獣」の伝説的アニメーターのグレン・キーンらの手により、<伝統>と<新しさ>を見事に融合させた最新の3DCGアニメーション。
声の出演はラプンツェルには「恋とスフレと娘とわたし」のマンディ・ムーア、日本語吹替版では中川翔子が担当。監督は劇場初長編となるネイサン・グレノと「ボルト」のバイロン・ハワード

「リトル・マーメイド」、「美女と野獣」のころのディズニー・アニメが復活し、手描きアニメーションで作り上げてきた<伝統>に最新の3DCG技術による<新しさ>が見事に融合。アラン・メンケン節たっぷりの音楽も久しぶりに楽しめます。

★「塔の上のラプンツェル」(二ヶ国語)
日本テレビ 金曜ロードSHOW!
3月10日(金)
21:00~22:54



「第89回アカデミー賞授賞式・総集編」、NHK BSプレミアムで3月10日(金) 放送。




2月27日(月)に開催された第89回アカデミー賞の授賞式の総集編がNHK BSプレミアムで3月10日(金) 放送。

「ムーンライト」が作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門、「ラ・ラ・ランド」が監督賞、主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の6部門、「マンチェスター・バイ・ザ・シー」が脚本賞、主演男優賞の2部門を受賞しました。
作品賞の発表ではまさかのハプニングがあったり、政治色の濃いスピーチも多かったですが、あの感動をもう一度味わうのもいいかも。

作品ごとの受賞は以下の通りです。
「ラ・ラ・ランド」: 監督賞、主演女優賞、美術賞、撮影賞、作曲賞、歌曲賞の6部門

「ムーンライト」: 作品賞、脚色賞、助演男優賞の3部門

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」: 脚本賞、主演男優賞の2部門

「ハクソー・リッジ」: 編集賞、録音賞の2部門

主演男優賞は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」のケイシー・アフレック、主演女優賞は「ラ・ラ・ランド」のエマ・ストーン
助演男優賞は「ムーンライト」のマハーシャラ・アリ、助演女優賞は「フェンス」のヴィオラ・デイヴィス

脚本賞は「マンチェスター・バイ・ザ・シー」、脚色賞は「ムーンライト」
長編アニメーション賞には「ズートピア」が受賞。

第89回アカデミー賞受賞一覧

★「第89回アカデミー賞授賞式・総集編」
NHK BSプレミアム
3月10日(金)
24:15~25:50



テレンス・マリック監督が宇宙のはじまりと生命の歩みを描いたドキュメンタリー「ボヤージュ・オブ・タイム」、見たいですか?




テレンス・マリック監督が宇宙のはじまりと生命の歩みを圧倒的な映像美で描き出したドキュメンタリー「ボヤージュ・オブ・タイム」(原題 Voyage of Time: Life’s Journey)、3月10日(金)公開。
「ツリー・オブ・ライフ」のテレンス・マリック監督のドキュメンタリー、見たいですか?

ビッグバンから生命の誕生、現在までの歩みを映像で辿り、人類を含めたさまざまな生命の歩みと人類の未来を探求する…

ビッグバンにより宇宙が誕生し、惑星が生まれ、変化を遂げていく中で生命が生まれ育まれてきた。自然科学の視点から見た年代記を美しく革新的な映像で描きながら、過去、現在、未来へと受け継がれる命の歩みの本質に迫る…

「ツリー・オブ・ライフ」、「シン・レッド・ライン」の巨匠テレンス・マリック監督が40年のライフワークを集大成して描き出したドキュメンタリー。
ブラッド・ピットが製作ケイト・ブランシェットがナレーションを担当。
日本語版の語りは中谷美紀

地球上と天空の自然現象やマクロとミクロの世界を革新的な方法で表現。テレンス・マリック監督による生命を体感するイマジネーション豊かな映像体験。楽しみです。

「ボヤージュ・オブ・タイム」公式サイト

「ボヤージュ・オブ・タイム」公開劇場リスト