★「ラブ・アクチュアリー」(原題 Love Actually) リチャード・カーティス監督がヒュー・グラント、エマ・トンプソン、リーアム・ニーソン共演で19人の男女が織り成す恋愛を描いた群像ラブ・ストーリー。
2004年2月7日(金)に公開され、興収15.5億円。
クリスマスを目前にしたロンドンを舞台に19人の男女が織りなす 9通りの様々な愛の形…
コリン・ファースは弟に恋人を奪われてしまった作家のジェイミーを演じ、南仏のコテージで言葉の通じないメイドのオーレリアに惹かれていく…
愛することの誠実さ、尊さ、喜びを謳い上げた心暖まる作品で、何度でも見たくなります。
★「シングルマン」(原題 A Single Man) トム・フォード監督がジュリアン・ムーア共演で自身の体験を織り込んだヒューマン・ドラマ。
2010年10月2日(土)公開。
16年間共に暮らしたパートナーを交通事故で亡くしたジョージは、悲しみを終らせるために自殺を決意する。しかし、死を決意した瞬間から、世界の見え方が少しずつ変わり始める…
コリン・ファースは愛する者を失い絶望の中で自らも死を決意したジョージを繊細に演じ、第66回ヴェネチア国際映画祭、第63回英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
同性愛を描きながらも人間にとって普遍な孤独感について描かれていて、奥が深く、色々と考えさせられます。
★「英国王のスピーチ」(原題 The King’s Speech)
現イギリス女王エリザベス2世の父ジョージ6世の伝記をトム・フーパー監督が映画化。
2011年2月26日(金)に公開され、興収18.2億円。
子供の頃から吃音に悩み、人前で話せない内気なジョージ6世が英国王に就任。妻や言語療法士の助けを借りて、国民の心をひとつにすべく渾身のスピーチに挑む… 第83回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、主演男優賞の4部門を受賞。
コリン・ファースはジョージ6世を熱演し、第83回アカデミー賞、第68回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門、英国アカデミー賞の主演男優賞を受賞。
コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーターの演技はすばらしく、セリフひとつひとつや音楽にも気品があふれる作品です。
★「キングスマン」(原題 Kingsman: The Secret Service) マシュー・ヴォーン監督がタロン・エガートン、サミュエル・L・ジャクソン共演で英国紳士なスパイ組織”キングスマン”の活躍を描いたスパイ・アクション。
2015年9月11日(金)に公開され、興収9.8億円。
表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織”キングスマン”。英国紳士なエージェントたちが超過激に敵を討つ…
今までマシュー・ヴォーンが監督してきた作品の要素がすべて詰まっていて、スタイリッシュで過激すぎるバイオレンス・アクションに仕上がっていて、英国紳士なエージェントの活躍が楽しめます。コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・ケイン、そして新星のタロン・エガートンの魅力が全開です。
続編として「キングスマン ゴールデン・サークル」(原題 Kingsman: The Golden Circle)が2018年1月5日(金)に公開され、興収20億円。
謎の組織”ゴールデン・サークル”に本部を爆破された”キングスマン”の面々はアメリカのスパイ組織”ステイツマン”のスパイたちと共闘する…
スタイリッシュで過激なアクションがさらにパワーアップ。ブリティッシュ・スタイルにコテコテのウエスタン・アメリカン、80年代のアメリカン・シットコムが見事に融合。