9月28日はナオミ・ワッツの誕生日。出演作でどの作品が好きですか?
ナオミ・ワッツは1968年9月28日にイングランド・ケント州に生まれました。
オーストラリアでTVドラマやCMで活躍し、2001年デヴィッド・リンチ監督「マルホランド・ドライブ」で全米批評家協会賞など数多くの映画賞で主演女優賞を受賞し、「インポッシブル」でアカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にWノミネート。
他にも「ザ・リング」、「キング・コング」、「ダイアナ」、「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」にも出演。
ナオミ・ワッツの主な出演作品は次の通りです。
★「マルホランド・ドライブ」(原題 Mulholland Drive)
鬼才デヴィッド・リンチ監督が贈る、第54回カンヌ国際映画祭監督賞に輝いた衝撃のミステリー。
2002年2月16日(土)公開。
真夜中のマルホランド・ドライブで交通事故を起こし、記憶喪失になった女性が忍び込んだ高級アパートで出会った女優志望のベティ。見えない糸でたぐり寄せられた二人は、不条理な世界に迷い込んでいく…
ナオミ・ワッツは女優志望のベティ・エルムスを熱演し、全米批評家協会賞など数多くの映画賞で主演女優賞を受賞。
細部にわたる伏線、謎だらけの登場人物、常識を破壊しまくる展開と驚愕の結末、デヴィッド・リンチ監督ならではの美しくも妖しいミステリーの傑作です。
★「ザ・リング」 (原題 The Ring)
日本に一大ホラー・ブームを巻き起こした「リング」をゴア・ヴァービンスキー監督がリメイクしたホラー。
2002年11月2日(土)に公開され、興収17.5億円。
観た者は1週間後に死んでしまうという呪いのビデオテープをめぐって、ジャーナリストのレイチェルとその元夫ノアが翻弄されていく…
ナオミ・ワッツはジャーナリストのレイチェルを好演し、呪いのビデオテープを巡って翻弄されていく…
大ヒットを受けて、2005年「ザ・リング2」(興収3億円)が公開。
日本オリジナル版に忠実に作られつつ、ハリウッド版ならではのホラー要素を追加させてリメイクした伝染する恐怖を描いたホラー。
★「キング・コング」(原題 King Kong)
ピーター・ジャクソン監督が特撮映画の古典的名作をエイドリアン・ブロディ、ジャック・ブラック共演でリメイクしたスペクタクル・アドベンチャー。
2005年12月17日(金)に公開され、興収23.5億円。
幻の孤島で捕らえられたキング・コングと人間の美女の悲恋を最新鋭の視覚効果でリメイク。
ナオミ・ワッツはキング・コングの生贄にされる女優アン・ダロウを熱演し、最初はキング・コングに強気に接しながらも次第に愛情を抱くようになる…
ピーター・ジャクソン監督ならではの映像で描かれる”キング・コング”の物語。ナオミ・ワッツの魅力が楽しめます。
★「インポッシブル」(原題 Lo Imposible)
スペインのベレン・アティエンサ監督がユアン・マクレガー共演で2004年スマトラ島沖地震の衝撃の実話を映画化したヒューマン・ドラマ。
2013年6月14日(土)公開。
バカンスで訪れたタイのリゾート地で大津波に巻き込まれた5人の家族が、異国の地で生死の境を彷徨いながら絶望的な状況に立ち向かう姿を描く…
ナオミ・ワッツは大津波に巻き込まれ、家族と離れ離れになった母親のマリアを熱演し、アカデミー賞とゴールデン・グローブ賞の主演女優賞にWノミネート。
東日本大震災を被った日本にとっては目を覆いたくなるシーンもありますが、日本だからこそ目をそむけずに見るだけの価値のある作品です。家族それぞれの行動が家族の絆の大切さを教えてくれます。
★「ダイアナ」(原題 Diana)
「ヒトラー ~最期の12日間~」のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督が1997年に交通事故死した元イギリス皇太子妃ダイアナに迫るドラマ。
2013年10月18日(金)公開。
20歳で英国王室に嫁いだ若く魅力的な女性が出産や離婚を経験し、しなやかに変貌と自立を遂げる姿を描き出す…
ナオミ・ワッツは元英国皇太子妃ダイアナを演じ、世界で最も有名で、最も愛され、最も傷ついたプリンセスを熱演。
世界で最も有名で、最も愛され、最も傷ついた元英国皇太子妃ダイアナを演じるナオミ・ワッツの熱演が光ります。
★「バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)」(原題 Birdman or (The Unexpected Virtue of Ignorance)
アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督がマイケル・キートン、エドワード・ノートン共演でかつて一世を風靡した俳優の再生を描いたブラック・コメディ。
2015年4月10日(金)に公開され、興収4.34億円。
「バードマン」というヒーロー映画で一世を風靡した俳優が、再起をかけてブロードウェイの舞台に挑む…
第87回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、撮影賞の最多の4部門、第72回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で主演男優賞、脚本賞の2部門を受賞。
ナオミ・ワッツはブロードウェイの舞台に初出演する女優のレズリー・トルーマンを演じ、再起を図る俳優リーガンに振り回される…
不条理なストーリーと独特の世界観、まるでワンカットで撮影されたかのようなカメラワークなどアレハンドロ・G・イニャリトゥ監督の独特な映像とマイケル・キートンの狂気に満ちた演技に引き込まれていきます。
これからもさらなる活躍が期待されるナオミ・ワッツ。出演作でどの作品が好きですか?