日別アーカイブ: 2023年6月7日

6月9日は薬師丸ひろ子の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




6月9日は薬師丸ひろ子の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

薬師丸ひろ子は1964年6月9日に東京都渋谷区で生まれました。
中学1年生のとき、角川映画「野性の証明」の長井頼子役にオーディションで選ばれ、映画デビュー。1980年に相米慎二監督「翔んだカップル」に初主演。
その後、相米慎二監督「セーラー服と機関銃」、根岸吉太郎監督「探偵物語」、深作欣二監督「里見八犬伝」、澤井信一郎監督「Wの悲劇」、山崎貢監督「ALWAYS 三丁目の夕日」シリーズなどに出演。

薬師丸ひろ子の主な出演作品は次の通りです。
「翔んだカップル」

柳沢きみおの人気コミック相米慎二監督鶴見辰吾共演で映画化した青春ドラマ。薬師丸ひろ子の初主演作。
1980年7月26日(土)に公開され、配収8億円。
進学のために九州から上京した高校生の田代勇介は手違いから同級生の少女の山葉圭と共同生活を送ることになる…
薬師丸ひろ子は女子高生の山葉圭を演じ、手違いで高校生の田代勇介と共同生活を送ることになる…
薬師丸ひろ子と鶴見辰吾の初々しい演技が光ります。

「セーラー服と機関銃」

赤川次郎の小説相米慎二監督が映画化したヤクザの親分の跡目を継ぐことになった女子高生を描いた青春ドラマ。
1981年12月19日(土)に公開され、配収23億円。
遠い血縁関係にあるヤクザの親分が死んで跡目を継ぐことになった女子高生の星泉が四人の子分と対立する組織に戦いを挑む…
薬師丸ひろ子は女子高生の星泉を新鮮な魅力で熱演。
当時高校2年生だった薬師丸ひろ子演じる主人公が少女から大人へと成長していく姿をみずみずしく描いていて、機関銃を撃ち「カ・イ・カ・ン」とつぶやくクライマックスは、日本映画史に残る名シーンです。

「探偵物語」

赤川次郎が薬師丸ひろ子のために書いたオリジナルストーリー根岸吉太郎監督松田優作共演で映画化した青春ドラマ。
1983年7月16日(土)に原田知世主演「時をかける少女」と同時公開され、配収27億円。
捜査に首を突っ込んだお嬢様女子大生とドジな探偵が織りなす、淡い恋とサスペンスを絡めた青春物語。
薬師丸ひろ子は資産家の令嬢の女子大生の新井直美を演じ、ボディーガードのさえない探偵の辻山にうんざりしながらも殺人事件に首をつっこんでしまう…
若かりし薬師丸ひろ子と松田優作の演技が光る、80年代の角川映画を代表するアイドル映画の名作です。

「里見八犬伝」

滝沢馬琴「南総里見八犬伝」に新解釈を加えた鎌田敏夫の小説深作欣二監督真田広之共演で実写映画したSF伝奇ロマン。
1983年12月10日(土)に公開され、配収23.2億円。
追われる身となった館山城主の静姫が8つの不思議な玉を持つ八犬士と共に妖怪軍団に立ち向かう…
薬師丸ひろ子は里見一族の生き残った館山城主の静姫を熱演。
スピード感あふれるストーリー展開、薬師丸ひろ子、真田広之ほか豪華俳優陣の共演。1980年代の日本映画を代表する傑作です。

「Wの悲劇」

夏樹静子の傑作ミステリー澤井信一郎監督が女優を目指す少女の姿を描いたミステリー。
1984年12月15日(土)に原田知世主演の「天国に一番近い島」と同時公開され、配収15.5億円。
大女優の身代わりとなってスキャンダルを背負い、その代償としてヒロインの座を手に入れた若き劇団研究生と、彼女をめぐる複雑な人間模様を描いた傑作ドラマ。
薬師丸ひろ子は劇団の研究生の三田静香を熱演。
夏樹静子の小説を劇中劇として取り入れながら、本編の物語と交錯させていく二重構造のアイデアが秀逸で、若かりし薬師丸ひろ子が本編と劇中劇それぞれのヒロインを熱演。

「ALWAYS 三丁目の夕日」

西岸良平の大人気コミック山崎貢監督堤真一吉岡秀隆堀北真希三浦友和共演で映画化した人情ドラマ。
2005年11月5日(土)に公開され、興収32.3億円。
東京タワーが着工された昭和33年の東京下町に暮らす人々の日常を描く…
薬師丸ひろ子は自動車修理工場・鈴木オートの社長の鈴木則文の妻のトモエを演じ、集団就職で上京した六子を見守りながら、鈴木オートを陰ながら支える…
東京タワーの完成した昭和33年の昔懐かしい時代に繰り広げられる心情豊かなドラマ。ほのぼのとさせてくれます。

続編として2007年「ALWAYS 続・三丁目の夕日」(興収45.6億円)、2012年「ALWAYS 三丁目の夕日’64」(興収34.4億円)にも出演。

他にも「木更津キャッツアイ 日本シリーズ」「バブルへGO!! タイムマシンはドラム式」「今度は愛妻家」などにも出演。
NHK連続テレビ小説「あまちゃん」にも出演するなど、さらに活躍の場を広げる薬師丸ひろ子。出演作でどの作品が好きですか?




アルフレッド・ヒッチコック監督のサスペンス・スリラーの名作「サイコ」、NHK BSプレミアムで6月8日(木)放送。




アルフレッド・ヒッチコック監督の名作「サイコ」、NHK BSプレミアムで6月8日(木)放送。
サイコ
数々の傑作を世に送り出し、”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコックがロバート・ブロックの原作を映画化したサスペンス・スリラーの名作「サイコ」(原題 Psycho)
1960年9月4日(土)公開。
会社の金を横領したマリオンは寂れたモーテルを一夜の宿に選ぶが、部屋の浴室で何者かに襲われる…

会社の金を横領したマリオンは、旧道沿いの寂れたモーテルを一夜の宿に選ぶ。宿のオーナーである青年ノーマンは、何かと親切にマリオンの世話を焼く。マリオンはその後、部屋の浴室で何者かに襲われる…

ロバート・ブロックの小説アルフレッド・ヒッチコック監督が映画化したサスペンス・スリラーの名作。
モーテルのオーナーのノーマン・ベイツにはアンソニー・パーキンス、会社の金を横領したマリオン・クレインにはジャネット・リー
ジョン・ギャビン、ベラ・マイルズほかが共演。
ジャネット・リーは第18回ゴールデングローブ賞で助演女優賞を受賞。
第33回アカデミー賞でも監督賞、助演女優賞、撮影賞、美術賞にノミネート。

伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生みました。マリオンのシャワー・シーンもあまりにも有名です。

★「サイコ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
6月8日(木)
13:00~14:50