★「シェイプ・オブ・ウォーター」(原題 The Shape of Water) ギレルモ・デル・トロ監督がサリー・ホーキンス主演で描いた種族を超えた愛を描いたファンタジー・ロマンス。
2018年3月1日(木)に公開され、興収7.6億円。
冷戦時代のアメリカを舞台に政府の極秘研究所に勤めるイライザが秘かに運び込まれた不思議な生きものに出会い、惹かれていく… 第90回アカデミー賞で作品賞、監督賞、美術賞、作曲賞の4部門、第75回ゴールデン・グローブ賞で監督賞、作曲賞の2部門、第74回ヴェネチア映画祭で金獅子賞を受賞。
様々な陰謀や差別がうごめく中で繰り広げられる、種族を超えたラブ・ストーリー。独特の映像と世界観で描かれたギレルモ・デル・トロ監督版”美女と野獣”。感動させられます。
★「グリーンブック」(原題 Green Book) ピーター・ファレリー監督がヴィゴ・モーテンセン、マハーシャラ・アリ共演で黒人ピアニストと用心棒の友情を描いたヒューマン・ドラマ。
2019年3月1日(金)に公開され、興収21.2億円。
人種差別が根強く残る1962年を舞台に、天才黒人ピアニストのシャーリーが粗野なトニーを用心棒として雇い、アメリカ南部へコンサート・ツアーに出かける… 第91回アカデミー賞で作品賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞、脚本賞の3部門、第76回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の作品賞、ヴィゴ・モーテンセンセンが主演男優賞、監督賞、脚本賞、マハーシャラ・アリが助演男優賞の5部門、第43回トロント国際映画祭で観客賞(最高賞)を受賞。
ガサツなイタリア系用心棒とインテリな黒人天才ピアニストの前途多難な旅。様々な困難、差別を乗り越えて、徐々に深まっていく二人の友情には感動させられます。
1943年公開の“A Guy Named Joe”をスティーヴン・スピルバーグ監督がリメイク。
ピート・サンディッチにはリチャード・ドレイファス。
かつての恋人ドリンダにはホリー・ハンター。
天使のハップにはこの作品が遺作となった名優オードリー・ヘプバーン。 ブラッド・ジョンソン、ジョン・グッドマンほかが共演。
「いつまでも君を愛している。」最後の言葉を伝えるために、彼は戻ってきた…
★「オールウェイズ」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
5月17日(火)
13:00~15:03
コメディ映画の傑作をスティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン共演でリメイクした「花嫁のパパ」、NHK BSプレミアムで5月16日(月)放送。
コメディ映画の傑作をスティーヴ・マーティン、ダイアン・キートン共演でリメイクした「花嫁のパパ」(原題 Father of the Bride)。
1992年8月8日(金)公開。
最愛の娘がいきなり結婚宣言し、父のジョージはすっかり気が動転してしまうが、反対も空しく結婚式の段取りは着々と進められていく…
★「アビエイター」(原題 The Aviator) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオ共演で銀幕と大空への夢を追い続けた実在の大富豪ハワード・ヒューズの生涯を描いた伝記ドラマ。
2005年3月26日(金)に公開され、興収10.7億円のヒット。
映画監督として、また飛行家としても歴史にその名を残す偉人にして、ハリウッド女優たちとも華麗な恋愛遍歴を重ねた男ハワード・ヒューズが辿る夢とロマンの物語。 第77回アカデミー賞で助演女優賞、撮影賞、編集賞、美術賞、衣装デザイン賞の5部門、第62回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、男優賞、音楽賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはハワード・ヒューズと恋に落ちる女優のキャサリン・ヘプバーンを演じ、第77回アカデミー賞で助演女優賞を受賞。
ハワード・ヒューズを演じるレオナルド・ディカプリオとキャサリン・ヘプバーンを演じるケイト・ブランシェットの迫真の演技が光ります。
★「あるスキャンダルの覚え書き」(原題 Notes on a Scandal) リチャード・エアー監督がジュディ・デンチ共演でゾーイ・ヘラーのベストセラー小説を映画化したスキャンダラスでスリリングなサスペンス・ドラマ。
2007年6月9日(金)公開。
15歳の教え子と禁断の関係を持ってしまった女教師と、その秘密を利用して彼女に近づいていく孤独な初老の女教師とのスリリングな愛憎の行方を描く…
ケイト・ブランシェットは15歳の教え子と禁断の関係となる美術教師シーバを演じ、第79回アカデミー賞で助演女優賞にノミネート。
2人のアカデミー賞受賞の女優、ジュディ・デンチとケイト・ブランシェットが人間の内なるダークで弱い面を熱演。英国ならではの心理劇を見事描いています。
★「アイム・ノット・ゼア」(原題 I’m Not There) トッド・ヘインズ監督がクリスチャン・ベイル共演で歌手ボブ・ディランの半生を描いた伝記ドラマ。
2008年4月26日(土)公開。
詩人、無法者(アウトロー)、映画スター、革命家、放浪者、ロックスター。実在のボブ・ディランのさまざまな人格を投影した6人のボブ・ディラン。伝説のアーティストの謎が明らかになる… 第64回ヴェネツィア国際映画祭で審査員特別賞、女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ケイト・ブランシェットはボブ・ディランの人格の一人のジュードを熱演し、第64回ヴェネツィア国際映画祭で女優賞、第65回ゴールデン・グローブ賞で助演女優賞を受賞。
ボブ・ディランのさまざまな側面をフィーチャーした6人のディランをクリスチャン・ベイル、クリスチャン・ベイル、ヒース・レジャー、ヒース・レジャーほかが演じるという斬新なアプローチが楽しめます。
★「ブルージャスミン」(原題 Blue Jasmine) ウディ・アレン監督が転落人生の中でもがき、精神を病んでいくひとりの女性を描いたシニカル・コメディ。
2014年5月10日(土)公開。
サンフランシスコを舞台に、かつてN.Y.セレブリティ界の花と謳われながら、今では結婚生活も資産もすべて失ったジャスミンが虚言と現実逃避を繰り返し、次第に精神のバランスを崩していく…
ケイト・ブランシェットはジャステミンを熱演し、第86回アカデミー賞、第71回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演女優賞を受賞。
近年のロマンティック・コメディ路線からシリアスな作風にギアチェンジ。ケイト・ブランシェットの名演が光ります。