日別アーカイブ: 2015年8月8日

8月8日はダスティン・ホフマンの誕生日。出演作で一番好きなのはとの作品ですか?

8月8日はダスティン・ホフマンの誕生日。出演作で一番好きなのはとの作品ですか?
ダスティン・ホフマン
ダスティン・ホフマンは1937年8月8日にカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。
ブロードウェイの舞台で活躍し、1968年「卒業」でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、ゴールデン・グローブ賞で有望若手男優賞、英国アカデミー賞で新人賞を受賞。
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「クレイマー、クレイマー」アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門「トッツィー」ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門、英国アカデミー賞「レインマン」アカデミー賞、ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門主演男優賞を受賞。他にも「フック」「アウトブレイク」に出演。

ダスティン・ホフマンの主な出演作は次の通りです。
「卒業」(原題 The Graduates)
卒業
マイク・ニコルズ監督キャサリン・ロス共演で描いたアメリカン・ニューシネマの名作。
1968年6月8日(土)公開。
大学を卒業し、周囲の期待も高まるばかりのベンジャミンは中年女性のロビンソン夫人と虚無感を抱えつつも逢瀬を重ねていた。彼女の娘であるエレンと出会った彼は、次第にエレンに惹かれていく…
主題歌はサイモン&ガーファンクルの「サウンド・オブ・サイレンス」。
第40回アカデミー賞で監督賞を受賞。
ダスティン・ホフマンはベンジャミンを演じ、第25回ゴールデン・グローブ賞で有望若手男優賞、第22回英国アカデミー賞で新人賞を受賞。
サイモン&ガーファンクルの音楽、語り継がれるラストシーン。若かりしダスティン・ホフマンの名演が光るアメリカン・ニューシネマの傑作です。

「クレイマー、クレイマー」(原題: Kramer vs. Kramer)
クレイマー、クレイマー
ロバート・ベントン監督メリル・ストリープ共演で幼い子供の養育権をめぐるクレイマー夫妻の争いを描いたヒューマン・ドラマ。
1980年4月5日(土)公開に公開され、配収16億円。
離婚と子育て、そして家族の絆。現代社会が抱える家族の問題をヒューマンな視点で描く…
第52回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚色賞、主演男優賞、助演女優賞の5部門、第37回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、主演男優賞、脚本賞、助演女優賞の4部門を受賞。
ダスティン・ホフマンは仕事第一のテッドを演じ、第52回アカデミー賞、第37回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞。
離婚と養育権という社会問題をハートウォーミングに描いていて、ダスティン・ホフマンとメリル・ストリープの共演が光る名作です。

「トッツィー」(原題 Tootsie)
トッツィー
ダスティン・ホフマンが女装し、一世を風靡した珠玉のハート・ウォーミング・コメディ。シドニー・ポラック監督ジェシカ・ラング共演。
1983年4月16日(土)に公開され、配収9.9億円。
役に恵まれない俳優のマイケルは、ある日女装し”ドロシー”と名乗ってオーディションを受け、見事大役を勝ち取る…
第55回アカデミー賞で助演女優賞、第40回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門で作品賞、主演男優賞、助演女優賞を受賞。
ダスティン・ホフマンは役に恵まれない俳優のマイケルを演じ、第40回ゴールデン・グローブ賞コメディ・ミュージカル部門、第37回英国アカデミー賞で主演男優賞を受賞。
女装コメデイの面白さを前面に打ち出していて、ダスティン・ホフマンの名演が光ります。

「レインマン」(原題 Rainman)
レインマン
バリー・レヴィンソン監督トム・クルーズ共演で描いた珠玉のロード・ムービー。
1989年2月25日(土)に公開され、配収26億円の大ヒット。
第61回アカデミー賞で作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞の4部門、第41回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の作品賞、主演男優賞を受賞。
父の死をきっかけに再会した自閉症の兄のレイモンドと自由奔放な弟チャーリー。それまでまったく別々の道を歩んできた二人が、一緒に旅する中で心の交流を重ね、兄弟の絆を取り戻していく…
ダスティン・ホフマンは自閉症の兄レイモンドを演じ、第61回アカデミー賞、第41回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門の主演男優賞を受賞。
二人の兄弟が徐々に心を通わせていく姿は何度見ても感動させてくれる名作です。

「フック」(原題 Hook)
フック
スティーブン・スピルバーグ監督ロビン・ウィリアムズ共演で名作「ピーター・パン」のその後を描いたファンタジー・アドベンチャー。
1992年6月20日(土)に公開され、配収23.3億円のヒット。
誘拐された子供たちを救うため、40歳になったピーターパンが再びネバーランドへと向かう…
ダスティン・ホフマンはフック船長を演じ、40歳になったピーター・パンと再び戦いを繰り広げる…
40歳のピーター・パンを演じるロビン・ウィリアムズ、フック船長を演じるダスティン・ホフマンの共演が光ります。

「アウトブレイク」(原題 Outbreak)
アウトブレイク
ウォルフガング・ペーターゼン監督レネ・ルッソモーガン・フリーマン共演でウィルスの恐怖とそれに立ち向かう人々の姿を描いたパニック・スリラー。
1995年4月29日(土)に公開され、配収13億円のヒット。
アフリカ奥地で発生した未知の伝染病がアメリカに接近。厳戒の防護措置が取られるもウィルスはとある地方都市に侵入。街は完全に隔離され、米陸軍伝染病研究所はウィルスの謎を懸命に解き明かそうとする…
ダスティン・ホフマンはウィルス学者のサム・ダニエルズ大佐を演じ、ウィルスの謎を懸命に解き明かそうとする…
現実に起こりうるウィルスの恐怖。骨太で硬派な内容なのに退屈にさせないストーリー。ウィルス・パニック映画の傑作です。

初監督作品として「カルテット! 人生のオペラハウス」(原題 Quartet)が2013年4月19日(金)公開。
カルテット!人生のオペラハウス
ロナルド・ハーウッドによる戯曲をマギー・スミス、トム・コートネイほかイギリスを代表する名優たち共演で映画化。
老人ホームで暮らす元音楽家たちが、ホームの存続のために復活コンサートに挑む姿を描く…
シニアライフを謳歌する元音楽家たちの姿はうらやましい限りで、ダスティン・ホフマンのそつのない展開は最後まで安心して楽しめます。

これからもさらなる活躍が期待されるダスティン・ホフマン。
出演作で一番好きなのはどの作品ですか?



クリント・イーストウッド監督の戦争ドラマ「父親たちの星条旗」、BS日テレで9日(日)放送。

クリント・イーストウッド監督の戦争ドラマ「父親たちの星条旗」、BS日テレで8月9日(日)放送。
父親たちの星条旗
クリント・イーストウッド監督が硫黄島の戦いをアメリカ側の視点から描いた戦争ドラマ「父親たちの星条旗」(原題 Flags of Our Fathers)
2006年10月28日(金)に公開され、興収17億円のヒット。
硫黄島の擂鉢山に星条旗を掲げる6名の兵士を写した有名な戦争写真の裏側に秘められた真実の物語を描く…

太平洋戦争の運命を変えた伝説の報道写真「硫黄島での国旗掲揚」―6人のアメリカ兵が摺鉢山の頂上に星条旗を掲げるその写真の裏側には、覆い隠された真実があった。すり変えられた出来事、語られることのなかったもう一つの星条旗の存在、そして写真に写る6人のアメリカ兵の真実の物語が明かされる…

写真に登場する6名のうちの一人ジョン・ブラッドリーを父に持つジェイムズ・ブラッドリーの著わしたノンフィクション「硫黄島の星条旗」を基にクリント・イーストウッド監督が映画化。
ジョン・ブラッドリーにはライアン・フィリップ
ジェシー・ブラッドフォードアダム・ビーチほかが共演。

クリント・イーストウッド監督が太平洋戦争で壮絶を極めた硫黄島での戦いをアメリカ側、日本側それぞれの視点から描いた2部作の第1弾。クリント・イーストウッド監督が戦争の虚しさを物悲しく描き、「戦争に英雄はいない」というメッセージが伝わってきます。

★「父親たちの星条旗」(日本語吹替版)
BS日テレ プレシャスタイム
8月9日(日)
20:00~22:24



8月8日は「スタンド・バイ・ミー」が全米で公開された日。見たことありますか?

8月8日は「スタンド・バイ・ミー」が全米で公開された日。青春ドラマの名作を見たことありますか?
スタンド・バイ・ミー
ロブ・ライナー監督が描いた青春ドラマの名作「スタンド・バイ・ミー」(原題 Stand By Me)は1986年8月8日(金)に全米で公開され、興収約5000万ドルのヒット。

スティーヴン・キングの短編小説を元にロブ・ライナー監督が映画化。
日本では1987年4月18日(土)に公開され、配収5.26億円のヒット。
1950年代のアメリカの田舎町を舞台に、行方不明になった少年の死体探しに出掛けた少年たちの冒険をノスタルジックに描く…
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1959年オレゴンの小さな町。文学少年ゴーディをはじめとする12才のゴーディ、クリス、テディ、バーンの仲良し4人組。行方不明になった少年が列車に轢かれて野ざらしになっているという情報を知り、死体を発見すれば一躍ヒーローになれると、4人は不安と興奮を胸に未知への旅に出る。たった2日間のこの冒険が、少年たちの心に忘れえぬ思い出を残した…

ゴーディにはウィル・ウィトン、クリスにはリヴァー・フェニックス、テディにはコリー・フェルドマン、バーンにはジェリー・オコンネル
大人になったゴーディことゴードンにはリチャード・ドレイファス
キーファー・サザーランドジョン・キューザックほかが共演。
主題歌はベン・E・キングの”Stand By Me”
“Stand By Me”のミュージック・ビデオにはウィル・ウィトン、リヴァー・フェニックスも出演していて、ベン・E・キングとともに歌っていて、必見の映像です。

笑い合ったり、ささいな事で怒ったり、突然不安に襲われたり…少年期特有の心情が見事に描かれていて、かつて少年だった大人にはたまらない青春ドラマの名作です。ベン・E・キングの”Stand By Me”が、この作品の切なさを代弁しています。