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8月13日はアルフレッド・ヒッチコックの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




8月13日はアルフレッド・ヒッチコックの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?
ヒッチコック劇場_オープニング
アルフレッド・ヒッチコックは1899年8月13日にロンドンで生まれました。

イギリスで映画作品を監督した後、1940年「レベッカ」でハリウッド進出を果たし、第13回アカデミー賞で作品賞と撮影賞を受賞。
rebecca

数々の傑作を世に送り出し、”サスペンスの神様”とうたわれたアルフレッド・ヒッチコック。

アルフレッド・ヒッチコック監督の代表作は次の通りです。
「知りすぎていた男」(原題: The Man Who Knew Too Much)
知りすぎていた男
イギリス時代の作品「暗殺者の家」をジェームズ・スチュワートドリス・デイ共演で自らリメイクしたサスペンス。
1956年7月26日(土)公開。
モロッコへ休暇旅行に出掛けたアメリカの医師ベン・マッケンナと家族が、要人暗殺をめぐる巨大な陰謀に巻き込まれる…
劇中で歌われる「ケ・セラ・セラ」第29回アカデミー賞で歌曲賞を受賞。
アルフレッド・ヒッチコック監督ならではスリルとサスペンス、そしてユーモアに満ちあふれたエンタテインメント映画の傑作です。

「めまい」(原題: Vertigo)
めまい
ジェームズ・スチュワートキム・ノヴァク共演で描いた後の映画作家に多大な影響を与えたミステリー作品の傑作。
1958年10月7日(土)公開。
高所恐怖症に悩まされ警察を辞職したスコティは、旧友の頼みで彼の妻のマデリンの監視をすることに。やがて彼女を愛するようになってしまったジョンの目の前で彼女は身を投げる。失意に暮れたジョンは、町をさまよううちにマデリンそっくりの女性と出会う…
アルフレッド・ヒッチコックが多彩な映像表現を駆使し、後の映画作家に多大な影響を与えた代表作で、ミステリー作品の傑作です。

「北北西に進路を取れ」(原題 North by Northwest)
北北西に進路を取れ02
ケイリー・グラントと4度目のタッグを組み、「間違われた」ことをきっかけに陰謀に巻き込まれていくひとりの男を描いたサスペンスの傑作。
1959年9月17日(土)公開。
広告代理店の経営者・ロジャーはある男と間違われて誘拐され、仕事の協力を強いられるが、それを断った途端殺されそうになり逃げ出す。しかし行く先々で新たな事件に巻き込まれていく…
アルフレッド・ヒッチコック監督ならではのサスペンスの連続でワクワクさせてくれる傑作です。

「サイコ」(原題: Psycho)
サイコ
ロバート・ブロックの原作をアンソニー・パーキンスジャネット・リー共演で映画化したサスペンス・スリラーの名作。
1960年9月4日(土)公開。
会社の金を横領したマリオンは、旧道沿いの寂れたモーテルを一夜の宿に選ぶ。宿のオーナーである青年ノーマンは、何かと親切にマリオンの世話を焼く。マリオンはその後、部屋の浴室で何者かに襲われる…
伝説的ヒッチコック・スリラーにして全てのサイコ・サスペンスのルーツであり、その演出スタイルは恐怖感を煽るバーナード・ハーマンの音楽と共に数多くの模倣やパロディを生みました。マリオンのシャワー・シーンもあまりにも有名です。

「鳥」(原題: The Birds)
the birds
「レベッカ」のダフネ・デュ・モーリアの原作を映画化したパニック・サスペンス。ロッド・テイラーティッピ・ヘドレンジェシカ・タンディほかが出演。
1963年7月20日(土)公開。
空を黒く染めて襲来する鳥の群れと一軒家に立てこもった人々の凄まじい攻防戦が展開する…
一羽のカモメに額を傷つけられる予兆から、群れをなして襲い来るラストまで、アルフレッド・ヒッチコック監督ならではの演出が素晴らしく、ヒッチコック作品の最高傑作ともいえるパニック映画です。

そして「ヒッチコック劇場」(原題: Alfred Hitchcock Presents)も1955年にアメリカで30分番組として放送。
自らストーリーテラーと一部の作品の監督を手掛け、30分枠は1962年に終了。
好評だったため1962年に1時間枠に拡大し、“The Alfred Hitchcok Hour”として1965年まで放送。
1985年には“Alfred Hitchcock Presents”のリメイク・バージョンが製作され、すでに亡くなっていたヒッチコックの解説部分はCGでカラー処理を施し製作されました。
アルフレッド・ヒッチコックの監督作でどの作品が好きですか?



滝田洋二郎監督が本木雅弘主演で納棺師の人間模様を描いたヒューマンドラマ「おくりびと」、NHK BSプレミアムで8月13日(月)放送。




滝田洋二郎監督本木雅弘主演で納棺師の人間模様を描いたヒューマン・ドラマ「おくりびと」、NHK BSプレミアムで8月13日(月)放送。
おくりびと
滝田洋二郎監督本木雅弘主演で納棺師の人間模様を描いたヒューマン・ドラマ「おくりびと」
2008年9月13日(土)に公開され、興収64.6億円。
遺体を清め棺に納める納棺師として働くことになった小林大悟の成長と周囲の人々の人間模様を描く…
第81回アカデミー賞で外国語映画賞を受賞。

チェロ奏者への夢に挫折し、山形の実家へ妻を伴い帰郷した小林大悟。新しい職を探し求めて彼が出合ったのは、遺体を棺に納める”納棺師”という仕事だった。世間の目も気になり、妻にも言い出せないまま、見習いとして働き始める大悟だったが…

「陰陽師」、「天地明察」の滝田洋二郎が監督。脚本には映画脚本は初挑戦となる放送作家の小山薫堂
小林大悟には本木雅弘
妻の小林美香には広末涼子
山崎努余貴美子吉行和子笹野高史ほかが共演。
音楽は久石譲
第81回アカデミー賞で外国語映画賞モントリオール世界映画祭ではグランプリ第32回日本アカデミー賞では最優秀作品賞、最優秀監督賞、本木雅弘が最優秀主演男優賞、山崎務が最優秀助演男優賞、余貴美子が最優秀助演女優賞、最優秀脚本賞、最優秀撮影賞、最優秀照明賞、最優秀録音賞、最優秀編集賞の10部門を受賞。

誰もが迎える最後の儀式、そこにまつわる様々な人間ドラマを滝田洋二郎監督がユーモアを織り交ぜて、端正に描いていて、笑いあり、感動ありの名作です。

★「おくりびと」
NHK BSプレミアム
8月13日(月)
21:00~23:12



ケイシー・アフレック、ルーニー・マーラー共演の切なくも美しいゴースト・ストーリー「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」の特報映像が公開。




デヴィット・ロウリー監督ケイシー・アフレックルーニー・マーラー共演で描いた切なくも美しいゴースト・ストーリー「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」(原題 A Ghost Story)、11月17日(土)からシネクイントほが全国順次公開決定。
特報映像が公開されましたが、見ましたか?

不慮の事故死を遂げた夫が自分のいなくなった世界でシーツ姿の幽霊となり、悲しみに苦しむ妻を見守り続ける…

交通事故で突然この世を去った夫の遺体を確認し、シーツを被せて病院を後にした妻だったが、死んだはずの夫はシーツを被ったままの状態で突如起き上がり、妻の待つ自宅へと戻っていく。妻は夫の存在に気づかないが、幽霊となった夫は悲しみに苦しむ妻を見守り続ける。だがある日、妻は前に進むためにある決断をし、夫は妻の残した最後の思いを求めて彷徨う…

「ムーンライト」、「レディ・バード」など刺激的な作品を贈る映画製作スタジオA24が製作、「セインツ 約束の果て」のデヴィット・ロウリーが監督
不慮の事故死を遂げ、シーツ姿の幽霊となって彷徨い続ける夫には「マンチェスター・バイ・ザ・シー」でアカデミー賞主演男優賞を受賞したケイシー・アフレック。夫に先立たれた妻には「キャロル」でカンヌ国際映画祭女優賞を受賞したルーニー・マーラ


幽霊になっても変わらぬ妻への愛と魂を浄化させていく「死の先」にある物語。

「A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」公式サイト