日別アーカイブ: 2016年4月6日

4月6日は宮沢りえの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?

4月6日は宮沢りえの誕生日。出演作で一番好きなのはどの作品ですか?
宮沢りえ_frau
宮沢りえは1973年4月6日に東京都練馬区で生まれました。
11歳のころにモデルとしてデビューし、CM「三井のリハウス」では初代リハウスガールを務めました。
1989年「ぼくらの七日間戦争」で映画デビューし、「たそがれ清兵衛」「紙の月」で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞。
他にも「豪姫」「父と暮せば」「花よりもなほ」などにも出演してきました。

宮沢りえの主な出演作品は次の通りです。
「ぼくらの七日間戦争」
ぼくらの七日間戦争
校則と親にウンザリしていた中学生の”史上最大のイタズラ作戦”を描いた宗田理の小説を映画化した青春ドラマ。宮沢りえの映画デビュー作。菅原比呂志が監督
1988年8月13日(土)に公開され、配収3.3億円。
夏休み前のある日、青葉中学1年A組の生徒8人が、町はずれの廃工場に立てこもり、理不尽で規則だらけの学校や大人たちへ”反乱”を起こす…
宮沢りえは青葉中学1年A組の中山ひとみを演じ、第12回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞。
中学生が学校や警察を手玉に取って翻弄するハチャメチャな爽快感。宮沢りえの瑞々しい演技が光ります。

「豪姫」
豪姫
富士正晴の歴史小説勅使河原宏が監督、脚本仲代達矢共演で映画化。天下一の茶人となった古田織部と豊臣秀吉の養女として波乱の人生を送った豪姫を描いた歴史ドラマ。
1992年4月11日(土)公開。
利休の死後、天下一の茶人となった古田織部と豊臣秀吉の養女として波乱の人生を送った豪姫との不思議な関わり合いを描く…
宮沢りえは少女時代の17歳から41歳までの豪姫を熱演。
勅使河原宏監督の独特の美学と感性が発揮されていて、宮沢りえの突飛なヘアスタイルが話題になりました。

「たそがれ清兵衛」
たそがれ清兵衛
藤沢周平の時代劇小説山田洋次監督真田広之主演で映画化。幕末に生きた名もない下級武士とその家族の姿を叙情溢れるタッチで描いた時代劇。
2002年11月2日(土)に公開され、興収16億円。
時は幕末、2人の子供と老婆を一人で世話をし細々と生きる清兵衛。幼なじみ朋江を救ったことで実は剣の腕が立つことが世間に知られ、ついには藩命で上意討ちの討ち手に選ばれてしまう…
第76回アカデミー賞で外国語映画賞にノミネート。第26回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀主演男優賞、最優秀主演女優賞ほか13部門を受賞。
宮沢りえは平侍の井口清兵衛の幼なじみの朋江を好演し、第26回日本アカデミー賞で最優秀主演女優賞を受賞。
幸せについてしみじみと考えてしまう、山田洋次監督らしい演出で見せてくれる見応えのある時代劇です。

「父と暮せば」
父と暮せば
井上ひさしの戯曲黒木和雄監督原田芳雄共演で映画化。原爆から生き延びた娘と被害に遭い幽霊となった父親のふたりの交流を描いたヒューマン・ドラマ。
2004年7月31日(土)公開。
戦後の広島で、原爆から独り生き残った後ろめたさから自らの幸せを拒否して生きる娘と幽霊となり彼女の恋を懸命に後押しする父との4日間の交流を描く…
宮沢りえは原爆で生き残った福吉美津江を熱演。
娘とその愛する原爆で亡くなった父親との心温まる交流。原爆のことについて改めて考えさせられます。

「花よりもなほ」
花よりもなほdvd
是枝裕和監督岡田准一主演、父の仇を討つために貧乏長屋に住み着いた田舎侍が繰り広げる人情時代劇。
2006年6月3日(土)に公開され、興収3億円。
父の仇を討つために信州から東京の深川の貧乏長屋に住み着いた青木宗左衛門。実は剣の腕がからきしダメ。貧しいながらも人情あふるる長屋で暮らすうち、「仇討ちしない人生」もあると知ってしまう…
宮沢りえは長屋の住人のひとりのおさえを熱演。
是枝裕和監督らしい人情で見るものを包み込むぬくもりある時代劇です。

「紙の月」
紙の月
角田光代のベストセラー小説吉田大八監督が映画化。銀行勤めの平凡な主婦が引き起こした大金横領事件のてん末を描いたサスペンス。
2014年11月15日(土)に公開され、興収9.5億円。
平凡な主婦が起こした。何不自由のない生活を送っていた銀行勤めの平凡な主婦が若い男性との出会いをきっかけに運命を狂わせ、矛盾と葛藤を抱えながら横領を重ね、巨額横領事件を起こす…
宮沢りえは銀行勤めの平凡な主婦の梅澤梨花を熱演し、第38回日本アカデミー賞、第27回東京国際映画祭で最優秀女優賞を受賞。
宮沢りえが年下の恋人との快楽におぼれ転落していくヒロインの心の闇を見事演じ切った問題作です。

これからもさらなる活躍が期待される宮沢りえ。
出演作で一番好きなのはどの作品ですか?



さだまさしの短編小説を緒形直人、南果歩、藤竜也共演で映画化した家族ドラマ「サクラサク」、NHK BSプレミアムで8日(金)放送。

さだまさしの短編小説緒形直人南果歩藤竜也共演で映画化した家族ドラマ「サクラサク」、NHK BSプレミアムで4月8日(金)放送。
サクラサク
さだまさしの短編小説田中光敏監督緒形直人南果歩藤竜也共演で映画化した家族ドラマ「サクラサク」
2014年4月5日(土)公開。
父親が認知症を発症したことにより、改めて家族の大切さを痛感した主人公がもう一度絆を取り戻そうと奮闘する…

妻子を顧みず仕事に打ち込んできた会社員の俊介は妻の昭子との関係は冷えきり、息子や娘との関係もぎくしゃくしていた。ある日、父親が認知症を発症したことを機に、これまで避けてきた”家族”と向き合わざるを得なくなり、父の記憶を頼りに初めての家族旅行を決行する…

さだまさしの珠玉の名編「サクラサク」を「利休にたずねよ」でモントリオール世界映画祭の最優秀芸術貢献賞を受賞した田中光敏監督が映画化。
大手家電メーカーに勤める大崎俊介には緒形直人、妻の昭子には南果歩
俊介の父の俊太郎には藤竜也
2人の子供達、大介と咲子には矢野聖人美山加恋
主題歌はさだまさしの「残春」

家族のこと、認知症のことについて考えさせられつつ、暖かい気持ちにさせてくれます。

★「サクラサク」
NHK BSプレミアム
4月8日(金)
11:45~13:33



ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー共演のラブ・ロマンス「P.S. アイラヴユー」、NHK BSプレミアムで8日(金)放送。

ヒラリー・スワンクジェラルド・バトラー共演のラブ・ロマンス「P.S. アイラヴユー」、NHK BSプレミアムで4月8日(金)放送。
P.S. アイラヴユー
全世界で500万部以上のベストセラーを記録したセシリア・アハーンの小説ヒラリー・スワンクジェラルド・バトラー共演で描いたラブ・ロマンス「P.S. アイラヴユー」(原題 P.S. I Love You)
2008年10月18日(土)公開。
死んでしまった夫から、ある日、突然届いた消印のないラブレター。それがすべての始まりだった…

突然の悲劇により最愛の夫ジェリーを失ったホリー。彼の死を受け入れられず、絶望に打ちひしがれる彼女のもとに、ある日1通の手紙が届く。その手紙の差出人は亡き夫だった。以来、次々に届くジェリーからの手紙に後押しされながら、ホリーは再び生きる勇気を取り戻していく。やがて彼女は手紙に導かれて、2人が初めて出会ったジェリーの故郷アイルランドを訪れる…

アイルランドの新人作家セシリア・アハーンが執筆し40か国以上でベストセラーとなった恋愛小説を「マディソン郡の橋」の脚本家リチャード・ラグラヴェネーズが監督、脚本で映画化。
最愛の夫を失ったホリーにはヒラリー・スワンク
亡くなった夫のジェリーにはジェラルド・バトラー
キャシー・ベイツハリー・コニックJr.リサ・クドローほかが共演。
P.S. I Love You
ヒラリー・スワンクとジェラルド・バトラーの共演が光るラブ・ロマンスで、感動させてくれます。

★「P.S. アイラヴユー」(字幕スーパー)
NHK BSプレミアム
4月8日(金)
13:00~15:07



エミリー・ブラント主演で麻薬戦争の闇をリアルに描いたクライム・アクション「ボーダーライン」、見たいですか?

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督エミリー・ブラント主演でアメリカとメキシコの国境で巻き起こる麻薬戦争の闇をリアルに描いたドラマ「ボーダーライン」(原題 Sicario)、4月9日(土)公開。
アカデミー賞で3部門にノミネート、見たいですか?
ボーダーライン
メキシコ麻薬カルテルを撲滅すべく召集された女性FBI捜査官が暴力や死と日常が隣り合わせの現実を目の当たりにする…

エリートFBI捜査官のケイトは、メキシコ麻薬カルテルの全滅を目的とした部隊に入り、特別捜査官のマットのもとで極秘任務に就く。ケイトは謎めいたコロンビア人のコンサルタント、アレハンドロと共に国境付近の捜査を開始。人が次々と亡くなる現実を目の当たりにする…

「プリズナーズ」、「灼熱の魂」のドゥニ・ビルヌーブ監督がアメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬戦争の現実をリアルに描いたクライム・アクション。「ブレードランナー」の続編の監督にも決定。
エリートFBI捜査官ケイト・メイサーにはエミリー・ブラント
リーダーの特別捜査官のマット・グレイヴァーにはジョシュ・ブローリン
コロンビア人のコンサルタント、アレハンドロにはベニチオ・デル・トロ
第88回アカデミー賞で撮影賞、作曲賞、音響編集賞の3部門にノミネート
Sicario
「ブレードランナー」の続編の監督にも決定したドゥニ・ビルヌーブ監督がエミリー・ブラント、ジョシュ・ブローリン、ベニチオ・デル・トロ共演で麻薬戦争の闇をどのように描き出すのか、楽しみです。

「ボーダーライン」公式サイト

「ボーダーライン」公開劇場リスト