5月29日は作曲家のダニー・エルフマンの誕生日。どの映画の音楽が一番印象深いですか?

ダニー・エルフマンは1953年5月29日にカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれました。
1995年に解散し、今でも根強いファンをもつロックバンドオインゴ・ボインゴの元リーダーでもあり、現在は、オインゴ・ボインゴ時代から手がけていた映画音楽を中心に活動。
活躍してきた映画音楽を集めたメドレー映像を見ていると、ダニー・エルフマンの偉大さを再認識させられて、必見です。

ティム・バートン監督やサム・ライミ監督の映画では常連の作曲家として活躍。
ティム・バートン監督とは「ピーウィーの大冒険」以降、「エド・ウッド」、「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」を除いた監督作全作の音楽を担当。

ティム・バートン製作の「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」では音楽および主人公ジャックの歌パート、さらには声優としても参加。


「チャーリーとチョコレート工場」ではウンパルンパの歌う曲で歌声を披露。


サム・ライミ監督とは「ダークマン」、「スパイダーマン」三部作、「オズ はじまりの戦い」などの音楽を担当。

ほかにも「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」、「メン・イン・ブラック」シリーズ、「世界にひとつのプレイブック」など幅広い作品でも音楽を担当してきています。

ダニー・エルフマンが音楽を担当してきた映画で一番印象に残ってるのはどの作品ですか?

アナ・ケンドリック主演のアカペラ・ガールズ・ムービー「ピッチ・パーフェクト」(原題 Pitch Perfect)、5月29日(金)公開。
全米で社会現象を巻き起こしたガールズ・ムービー、見たいですか?

大学の個性豊かなガールズアカペラ部のメンバーたちが織りなす友情やプライド、成長を描く…

音楽好きでDJを目指しているベッカは、親の勧めで嫌々ながらも入学した大学で、ひょんなことからガールズアカペラ部に入部することに。個性は豊かだがバラバラなチームメイトたちとともに大会を目指すことになったベッカは、時に周囲と衝突しながらも次第に友情を育ませていく…

編集者ミッキー・ラプキンによるノンフィクション小説を映画を初めて手掛けるジェイソン・ムーア監督が映画化。
DJを目指すベッカには「イントゥ・ザ・ウッズ」のアナ・ケンドリック。
レベル・ウィルソン、アレックス・ナップ、エスター・ディーンほかが共演。

全米では2012年に公開され、興収6500万ドルのスマッシュ・ヒット。アナ・ケンドリックが劇中でカップを楽器代わりに演奏し、歌うシーンが評判を呼び、YouTubeで約1億8300万再生、シングルカットされ全米チャート6位を記録するなど、社会現象を巻き起こしました。
続編の“Pitch Perfect 2”も5月15日(金)から公開され、累計興収1.3億ドル突破の大ヒット。

どんなガールズ・ムービーなのか、楽しみです。

「ピッチ・パーフェクト」公式サイト