★「ダ・ヴィンチ・コード」(原題 The Da Vinci Code) ダン・ブラウンのベストセラー小説をロン・ハワード監督がトム・ハンクス主演で映画化したミステリー・サスペンス。
2006年5月20日(金)に公開され、興収90.5億円。
ルーヴル美術館での殺人事件を発端に、ハーバード大学教授ロバート・ラングドンがレオナルド・ダ・ヴィンチの名画に隠された暗号を解き明かし、事件の裏に秘められたキリスト教をめぐる人類史上最大の秘密に迫る…
実際にルーヴル美術館で撮影され、歴史的価値の美術品も続々と登場。ダン・ブラウンのベストセラー小説をロン・ハワード監督が見事を映像化していて、最後まで飽きさせない展開です。
★「ミッドナイト・イン・パリ」(原題 Midnight In Paris) ウディ・アレンが監督・脚本、オーウェン・ウィルソン主演、真夜中のパリを舞台におとぎの世界へトリップさせてくれるロマンティック・コメディ。
2012年5月26日(土)公開。
作家を夢見るハリウッドの人気脚本家のギルはパリを訪れ、深夜0時を告げる鐘の音に導かれ、芸術&文化が花開いた1920年代にさまよいこみ、ヘミングウェイ、フィッツジェラルド、ピカソ、ダリなど偉大な芸術家に巡り会う…
第84回アカデミー賞と第69回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞を受賞。
パリの深夜に起きる大人のおとぎ話をウッディ・アレン節全開で描いていて、見終わった後、パリに行きたい気持ちにさせてくれます。
★「ウルフ・オブ・ウォールストリート」(原題 The Wolf Of Wall Street) マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオと5度目のタッグを組み、実在の株式ブローカー ジョーダン・ベルフォートの回顧録を映画化。
2014年1月31日(金)公開。
ジョーダン・ベルフォートは1980~90年代のウォール街で、20代で証券会社を設立して億万長者になるも、証券詐欺の違法行為で逮捕されることになる…
レオナルド・ディカプリオは一攫千金を夢見るジョーダン・ベルフォートを演じ、巧みな話術を武器にしてウォール街のカリスマへと成り上がり、稼いだ金を散財し、狂乱の日々を続ける姿を怪演し、第71回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門の主演男優賞を受賞。
レオナルド・ディカプリオの迫真の演技がアメリカの金融業界の異常さをさらに浮き彫りにしてくれます。
★「レヴェナント 蘇えりし者」(原題 The Revenant)。
アレハンドロ・G・イニャリトゥ監督がトム・ハーディ共演で裏切られたハンターの再生を描いたヒューマン・ドラマ。
2016年4月22日(金)に公開され、興収10.8億円。
アメリカ西部の広大な荒野で繰り広げられる裏切られたハンターのサバイバル復讐劇を描く… 第88回アカデミー賞で監督賞、主演男優賞、撮影賞の3部門、第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で作品賞、男優賞、監督賞の3部門を受賞。
レオナルド・ディカプリオはハンターのヒュー・グラスを熱演し、荒野で狩猟中に熊に襲われ、重傷を負い、仲間に置き去りにされながも「生きる」という意志を燃やし、約300キロの果てしない道を突き進む…第88回アカデミー賞、第73回ゴールデン・グローブ賞ドラマ部門で主演男優賞を受賞。
長回しの他、照明機材を一切使わず、自然光だけでの撮影による臨場感の追求、レオナルド・ディカプリオの迫真の演技に圧倒させられます。
★「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」(原題 Once Upon A Time In Hollywood) クエンティン・タランティーノ監督がレオナルド・ディカプリオ、ブラッド・ピット共演で描いた社会派ドラマ。
2019年8月30日(金)に公開され、興収11.5億円。
カルト集団マンソン・ファミリーによって大女優で当時妊娠していたシャロン・テートが殺害された事件が起きた1969年のロサンゼルスを舞台にハリウッドの光と影を描く…
レオナルド・ディカプリオはTV俳優リック・ダルトンを熱演。 第92回アカデミー賞でブラッド・ピットが助演男優賞、美術賞の2部門、第77回ゴールデン・グローブ賞でミュージカル・コメディ部門の作品賞、助演男優賞、脚本賞の最多の3部門受賞。
クエンティン・タランティーノが失われてしまったハリウッドという黄金時代の最後の瞬間を、郷愁とリスペクトを込め、5年の歳月を費やして脚本を執筆しただけあって、クエンティン・タランティーノ節が全開で楽しめます。