海外の映画レビューサイト「ロッテン・トマト」と「Yahoo!映画」の点数を元にしたカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作品のランキングは次の通りです。
1位 「恐怖の報酬」(原題 Le Salaire de la peur) アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督がイヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル共演で危険なニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負った4人の男達を描いたサスペンス。
1954年7月25日(土)公開。
南米の油田で発生した大火災を消火するためニトログリセリンをトラックで運ぶ四人の男たちの姿を描く… 第6回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールとシャルル・ヴァネルが男優賞、第3回ベルリン国際映画祭で金熊賞を受賞。
シンプルな設定と緻密に練り込まれた演出で緊迫感を醸し出したサスペンス映画の傑作です。
3位 「第三の男」(原題 The Third Man)
イギリスの作家グレアム・グリーンの原作・脚本をキャロル・リード監督がジョセフ・コットン、オーソン・ウェルズ共演で映画化したサスペンス。
1952年9月9日(土)公開。
第二次大戦後のウィーンを舞台に親友の死を不審に思った作家のホリーが”第三の男”の正体を追って独自の調査をする… 第3回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第23回アカデミー賞で撮影賞(白黒部門)を受賞。
アントン・カラスの作曲したテーマ曲は1950年代最大のヒット。キャロル・リード監督が光と影を効果的に用いた映像美と構図で描いた不滅の名作です。
4位 「無防備都市」(原題 Roma città aperta) ロベルト・ロッセリーニ監督が第二次大戦中のゲシュタポの恐怖と民衆の戦いを描いた戦争ドラマ。
1950年11月17日(土)公開。
第二次大戦中のドイツ軍進駐下のローマを舞台に抵抗運動に対するドイツ軍とゲシュタポの血も涙もない非道を冷徹なリアリズムで描く… 第1回カンヌ国際映画祭でパルム・ドールを受賞。
ロベルト・ロッセリーニ監督が実体験に基づき、戦争の生々しい現実をフィルムで再現したネオ・レアリズモの傑作です。