第99回キネマ旬報ベスト・テンが発表。外国映画ベスト・テンでどの作品を見ましたか?

1位はレオナルド・ディカプリオ主演「ワン・バトル・アフター・アナザー」。
2位はアカデミー賞で作品賞ほか5部門受賞「ANORA アノーラ」。
続いてレイフ・ファインズ主演「教皇選挙」、ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア主演「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」、デミ・ムーア主演「サブスタンス」、カルラ・ソフィア・ガスコン主演「エミリア・ペレス」…
第99回キネマ旬報ベスト・テン 外国映画ベスト・テンは次の通りです。
1位 「ワン・バトル・アフター・アナザー」(原題 One Battle After Another)

レオナルド・ディカプリオ主演、ポール・トーマス・アンダーソン監督のチェイス・バトル。ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロ、レジーナ・ホール、テヤナ・テイラー、チェイス・インフィニティほかが共演。
2025年10月3日(金)に公開され、興収4.6億円。
冴えない元革命家が一人娘が誘拐され、次々と現れる刺客たちとの戦いを強いられ、追走劇を繰り広げる…
アメリカの荒野を舞台に繰り広げられる大スケールの逃走劇のフリをした闘争劇。逃げ続けた男の運命が動き出す。
2位 「ANORA アノーラ」(原題 Anora)

ショーン・ベイカー監督、マイキー・マディソン主演の現代版シンデレラ・ストーリー。マーク・エイデルシュテイン、ユーリー・ボリソフほかが共演。
2025年2月28日(金)公開され、興行収2.2億円。
ニューヨークでストリップダンサーとして働くアノーラがロシア人の御曹司と知り合い結婚するが、厳しい現実に立ち向かう…
第97回アカデミー賞で作品賞、監督賞、マイキー・マディソンが主演女優賞、脚本賞、編集賞の5部門、第77回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール受賞。
シンデレラ・ストーリーのその先を描いたセクシーでゴージャスでユーモラスな人間賛歌。
3位 「教皇選挙」(原題 Conclave)

ロバート・ハリスの小説をエドワード・ベルガー監督がレイフ・ファインズ主演で映画化したローマ教皇選挙を題材に描いたミステリー。スタンリー・トゥッチ、ジョン・リスゴー、イザベラ・ロッセリーニほかが共演。
2025年3月20日(木・祝)に公開され、興収11.2億円。
ローマ教皇の死去に伴い、枢機卿たちが新教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>を取り仕切る中で、ある秘密が浮かび上がる…
第97回アカデミー賞で脚色賞、第77回英国アカデミー賞で作品賞、英国映画賞、脚色賞、編集賞の4部門、第82回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞を受賞。
閉ざされたシスティーナ礼拝堂で行われる秘密の投票。次期教皇をめぐる極上のミステリー。
4位 「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」(原題 La habitacion de al lado)

ティルダ・スウィントン、ジュリアン・ムーア共演で人生の終わりと生きる喜びを描いたドラマ。スペインの名匠ペドロ・アルモドバルが監督。ジョン・タートゥーロほかが共演。
2025年1月31日(金)に公開され、興収2.4億円。
病魔に侵され安楽死を望むマーサと久々に再会したかつての親友イングリッドが過ごすかけがえのない日々…
第81回ベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。
スペインの名匠ペドロ・アルモドバル監督が独自の感性溢れるカラフルな世界観で描いた人生最期のかけがえのない日々。
5位 「サブスタンス」

アカデミー賞メイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞、デミ・ムーア主演で描いた美と若さに暴走する狂気。
フランスの女性監督コラリー・ファルジャが監督・脚本。マーガレット・クアリー、デニス・クエイドほかが共演。
2025年5月16日(金)に公開され、興収2.4億円。
50歳を超えた元人気女優のエリザベスは、美と若さに執着するあまり狂気に囚われていく…
第75回アカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞、第82回ゴールデン・グローブ賞でデミ・ムーアがミュージカル・コメディ部門主演女優賞、第77回カンヌ国際映画祭で脚本賞を受賞。
想像のはるか先で暴走する狂気…
6位 「エミリア・ペレス」(原題 Emilia Perez)

アカデミー賞で最多ノミネート、カルラ・ソフィア・ガスコン主演の異色のミュージカル・エンターテインメント。「君と歩く世界」のジャック・オーディアールが監督・脚本。ゾーイ・サルダナ、セレーナ・ゴメスほかが共演。
3月28日(金)に公開され、興収0.6億円。
女性になりたい。メキシコの麻薬王の切なる願いが女たちの運命を大きく変える…
第97回アカデミー賞でゾーイ・サルダナが助演女優賞、歌曲賞の2部門、第77回カンヌ国際映画祭で主演女優賞、審査員賞、第82回ゴールデン・グローブ賞は最多4部門受賞。
7位 「F1 エフワン」(原題 F1 The Movie)

ブラッド・ピット主演でF1に挑戦するレーサーを描いたアクション。「トップガン マーヴェリック」のプロデューサー、ジェリー・ブラッカイマーとジョセフ・コシンスキー監督が再びタッグ。ハビエル・バルデム、ダムソン・イドリスほかが共演。
2025年6月27日(金)に公開され、興収21.2億円。
伝説的なカリスマF1ドライバーのソニーがカムバック、弱小チームを率いて再びレースに挑む…
重力も追いつかない、時速300km超の映画体験。F1の全面協力を得て、グランプリ開催中の本物のサーキットコースを使って撮影を敢行。
8位 「トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦」(原題 九龍城寨之圍城 Twilight of the Warriors: Walled In)

ルイス・クー、サモ・ハン主演で1980年代の香港を舞台に繰り広げられる抗争を描いたクライム・アクション。「ドラゴン×マッハ!」のソイ・チェンが監督。アーロン・クォック、リッチー・レンほかが共演。
2025年1月17日(金)に公開され、興収5.4億円。
1980年代、香港に密入国した青年チャンが黒社会の組織に追われ、逃げ込んだ九龍城砦で仲間たちと友情を育んでいく…
第97回アカデミー賞 国際長編映画賞の香港代表に選出。香港公開後も話題が広がり続け、ついには香港映画として歴代No.1の動員を達成。
9位 「愛はステロイド」(原題 Love Lies Bleeding)

クリステン・スチュワート、ケイティ・オブライアン主演のクィア・ロマンス・スリラー。A24製作。「セイント・モード 狂信」のローズ・グラスが監督。エド・ハリス、ジェナ・マローンほかが共演。
2025年8月29日(金)に公開され、興収0.3億円。
トレーニングジムで働くルーとボディービルダーのジャッキーは恋に落ちるが、ルーの家族が抱える闇に巻き込まれていく…ノワール、ラブストーリー、スリラー、ユーモアなど多様なジャンルを横断する大胆で示唆に富んだストーリーテリングと刺激的な演出…
10位 「アイム・スティル・ヒア」(原題 I’m Still Here, Ainda estou aqui)

誘拐された人物の息子のマルセロ・ルーベンス・パイヴァの回想録をウォルター・サレス監督が映画化。フェルナンダ・トーレス、セルトン・メロほかが共演。
2025年8月8日(金)公開。
第97回アカデミー賞国際長編映画賞、第81回ヴェネチア国際映画祭で脚本賞を受賞。
軍事政権下のブラジルで軍によって誘拐された元国会議員の妻が夫の行方を捜す…言葉を奪われた時代、彼女はただ、名を呼びつづけた。
外国映画ベスト・テンでどの作品を見ましたか?
情報元 キネマ旬報2026年2月号

