第98回キネマ旬報ベスト・テン 読者ベストテン。日本映画ベスト・テンでどの作品を見ましたか?

1位は三宅唱監督、上白石萌音、松村北斗共演「夜明けのすべて」。
2位は安田淳一監督、山口馬木也主演「侍タイムスリッパー」。
続いて濱口竜介監督「悪は存在しない」、入江悠監督、河合優実主演「あんのこと」、吉田恵輔監督、石原さとみ主演「ミッシング」、塚原あや子監督、満島ひかり、岡田将生主演「ラストマイル」…
第98回キネマ旬報ベスト・テン 読者ベストテン 日本映画は次の通りです。
1位 「夜明けのすべて」

瀬尾まいこの小説を上白石萌音、松村北斗共演で映画化した理解されにくい疾患を抱えた二人の物語。「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱が監督・脚本
2024年2月9日(金)に公開され、興収5.4億円。
自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんとパニック障害を抱える山添くん、生きづらさを感じながら生きる二人の交流…
ささやかなでも確かなつながりが照らす、かけがえのない物語。
2位 「侍タイムスリッパー」

単館公開から拡大公開され、大ヒットしたタイムスリップ時代劇。「ごはん」の安田淳一が監督、山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうほかが共演。
2024年8月17日(土)に公開され、興収9.5億円。
落雷に打たれて現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士が「斬られ役」として第二の人生を生きる笑いと涙の七転八倒…
単館公開から口コミで300館以上へ拡大され、大ヒット!!
3位 「悪は存在しない」

濱口竜介が監督・脚本を手掛けたヒューマン・ドラマ。大美賀均、西川玲、小坂竜士、渋谷采郁ほかが共演。
2024年4月26日(金)に公開され、興収1.0億円。
長野県の町で計画されたある施設をめぐって、そこに住む父娘をはじめ人々の暮らしが揺らいでいく…
第80回ヴェネチア国際映画祭で銀獅子賞(審査員グランプリ)を受賞。別機関から授与される国際批評家連盟賞、映画企業特別賞、人・職場・環境賞の3つの独立賞も受賞。
観る者誰もが無関係でいられない、心を揺さぶる物語。
4位 「あんのこと」

入江悠監督、河合優実主演で少女の壮絶な人生を描いたヒューマン・ドラマ。佐藤二朗、稲垣吾郎ほかが共演。
2024年6月7日(金)に公開され、興収1.3億円。
世界的パンデミックが起きた2020年6月の少女の人生をつづった新聞記事に着想を得て、「SR サイタマノラッパー」の入江悠が監督・脚本。
過酷な人生を歩んできた21歳の香川杏はある出会いをきっかけに生きる希望を見いだそうとするが、突然のコロナ禍により、非情な現実に翻弄される…
5位 「ミッシング」

石原さとみ主演で娘の失踪により心を失くしていく母親の葛藤を描いたドラマ。「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔が監督・脚本。中村倫也、青木崇高、森優作ほかが共演。
2024年5月17日(金)公開。
娘が失踪し、出口のない暗闇に突き落とされた家族。どうにもできない現実との間でもがき苦しみながらも、光を見つけていく…
愛する娘が失踪した。これは壊れた世界の中で、光を見つけるの物語。
6位 「ラストマイル」

満島ひかり、岡田将生共演のノンストップサスペンス・エンタテインメント。阿部サダヲ、ディーン・フジオカが出演。石原さとみ、井浦新、窪田正孝、綾野剛、星野源ほかが再結集。
2024年8月23日(金)に公開され、興収58.1億円。
ブラックフライデー前夜に連続爆破事件が発生。ショッピングサイトのセンター長とチームマネージャーが事態の収拾にあたる…
「アンナチュラル」、「MIU404」と繋がるシェアード・ユニバース・ムービー。2作の監督の塚原あゆ子と脚本家の野木亜紀子が再タッグ。
7位 「ぼくのお日さま」

池松壮亮主演のフィギュアスケートを題材にした物語。「僕はイエス様が嫌い」でサンセバスチャン国際映画祭の最優秀新人監督賞を受賞した奥山大史が監督・脚本・撮影・編集を手掛けた商業デビュー作。越山敬達、中西希亜良ほかが共演。
2024年9月13日(金)に公開され、興収0.9億円。
吃音をもつホッケーが苦手な少年、選手の夢を諦めたスケートのコーチ、コーチに憧れるスケート少女、3人の淡くて切ない小さな恋たちの物語。
田舎街のスケートリンクで3つの心がひとつになって、ほどけてゆく…
8位 「ルックバック」

藤本タツキの読み切り漫画を劇場アニメ化した青春物語。アニメーション監督でアニメーターの押山清高が監督・脚本・キャラクターデザイン。
2024年6月28日(金)に公開され、興収20.4億円。
小学4年生の藤野と不登校の京本。二人の少女をつないだのは、漫画へのひたむきな思いだったが、衝撃的な出来事が起こる…
漫画へのひたむきな思いが二人の少女をつないでいく…
9位 「碁盤斬り」

草薙剛主演で冤罪事件によって娘と引き裂かれた男の復讐を描いた時代劇。古典落語を基に「孤狼の血」の白石和彌監督が初めて時代劇に挑戦。清原果耶、中川大志、奥野瑛太、音尾琢真ほかが共演。
2024年5月17日(金)に公開され、興収4.0億円。
冤罪事件によって娘と引き裂かれた柳田格之進が武士の誇りをかけて復讐に臨む…
人情を斬り、親子の縁さえ斬る、武士の誇りを賭けた《復讐》!!
10位 「ぼくが生きてる、ふたつの世界」

五十嵐大の自伝的エッセイを吉沢亮主演で映画化。そこのみにて光輝く」で国内外から高く評価されてきた呉美保監督が9年ぶりに映画化。
9月20日(金)に公開され、興収1.6億円。
“耳のきこえない母”と”きこえる息子”、切なくも心に響く家族の物語。
ろう者の登場人物にはすべてろう者の俳優を起用。親子の物語が、そしてひとりの”コーダ”の心の軌跡が、点描のように紡がれていく…
情報元: キネマ旬報 2025年2月号

