早川千絵監督が描く子供と大人の間で揺れる少女の物語「ルノワール」、6月20日(金)公開。
1980年代後半に、闘病中の父と仕事に追われる母と暮らす11歳の少女フキのひと夏の物語。
1980年代後半のある夏。郊外の家に暮らす11歳の沖田フキは、仕事に追われる母の沖田詩子と闘病中の父の沖田圭司のもとで、豊かな感受性と想像力を膨らませながら、伸び伸びと毎日を過ごしていた。周囲の大人たちが抱えているさまざまな事情を垣間見ては、それを楽しんでいたフキだったが、両親がすれ違うようになり、彼女の生活にも変化が生じていく…
長編初監督作「PLAN 75」が第75回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門カメラドール特別賞を受賞した早川千絵が監督・脚本を手掛けた長編監督第2作。
フキにはオーディションで選出され、撮影時は11歳だった鈴木唯。
フ沖田キの母の詩子には石田ひかり、父の圭司にはリリー・フランキー。
中島歩、河合優実、坂東龍汰ほかが共演。
第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品。
うれしい、楽しい、寂しい、怖い…そして”哀しい”を知り、少女は大人になる。