カンヌ国際映画祭で審査員賞を受賞。ロバの目を通して描かれる現代の寓話「EO イーオー」(原題 EO)、5月5日(金)公開。
心優しきパフォーマーのカサンドラとサーカス団で暮らしていたロバのEOは、ある日サーカス団から連れ出されてしまう…
アカデミー国際長編映画賞ノミネート。
好奇心あふれる灰色のロバのEOは、心優しい女性カサンドラと共にサーカス団で暮らしていた。しかしサーカス団を離れることを余儀なくされ、ポーランドからイタリアへと放浪の旅に出る。その道中で遭遇したサッカーチームや若いイタリア人司祭、伯爵未亡人らさまざまな善人や悪人との出会いを通し、EOは人間社会の温かさや不条理さを経験していく…
「アンナと過ごした4日間」、「エッセンシャル・キリング」のポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキが7年ぶりに長編映画を手掛け、監督・脚本・製作。
エヴァ・ピャスコフスカが脚本。
カサンドラには「ソーレ 太陽」のサンドラ・ドルジマルスカ。
「アマルフィの日差しの下で」のロレンツォ・ズルゾロ、「ポルトガル、夏の終わり」のイザベル・ユペールほかが共演。
第75回カンヌ国際映画祭で審査員賞、作曲賞を受賞。第95回アカデミー国際長編映画賞ノミネート。
一頭のロバの目を通して描かれる人間のおかしさと愚かさ。