ポール・トーマス・アンダーソン監督が1970年代のアメリカを舞台に描いた青春物語「リコリス・ピザ」(原題 Licorice Pizza)、7月1日(金)公開。
1973年、ハリウッド近郊のサンフェルナンド・バレーでカメラマンアシスタントのアラナと高校生ゲイリーが偶然に出会い、すれ違い、歩み寄っていく…
1973年、ハリウッド近郊のサンフェルナンド・バレー。子役として活動する高校生のゲイリー・バレンタイン(クーパー・ホフマン)は、ある日学校にやって来た写真技師アシスタントのアラナ・ケイン(アラナ・ハイム)に一目ぼれする。「運命の出会いだ」と告白してくるゲイリーを、年上のアラナは相手にせず受け流す。その後、食事をするなど共に過ごすうちに二人は距離を縮めるが、ふとしたことですれ違ったり、歩み寄ったりを繰り返していく。
「マグノリア」でベルリン国際映画祭の金熊賞を受賞したほか、カンヌ、ベネチア、ベルリンの世界3大映画祭の全てで監督賞を受賞しているポール・トーマス・アンダーソン監督が出世作「ブギーナイツ」と同じ1970年代のアメリカ、サンフェルナンド・バレーを舞台に描いた青春物語。
高校生のゲイリー・バレンタインにはフィリップ・シーモア・ホフマンの息子のクーパー・ホフマン。
写真技師アシスタントのアラナ・ケインには3姉妹バンド「ハイム」のアラナ・ハイム。
ショーン・ペン、トム・ウェイツ、ブラッドリー・クーパー、ベニー・サフディ、レジェンドほかが共演。
音楽はレディオヘッドのジョニー・グリーンウッド。
第94回アカデミー賞で作品、監督、脚本の3部門にノミネート。
数々の楽曲が全編を彩り、こだわり抜いた、セット、小道具、ファッション、ヘアスタイルが70年代を完璧に再現。