「SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2020″」ベストテンでどの作品を見ましたか?

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「SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2020″」ベストテンでどの作品を見ましたか?

1位はアカデミー賞で作品賞など4部門受賞したポン・ジュノ監督「パラサイト 半地下の家族」
2位はグレタ・ガーウィグ監督、シアーシャ・ローナン主演「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」。続いてサム・メンデス監督「1917 命をかけた伝令」、タイカ・ワイティティ監督「ジョジョ・ラビット」、カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞受賞「燃ゆる女の肖像」、カンヌ国際映画祭で主演男優賞受賞「ペイン・アンド・グローリー」
ベストテンでどの作品を見ましたか?

SCREEN映画評論家が選んだ”最も優れた映画2020″ベストテンは次の通りです。
1位 「パラサイト 半地下の家族」(原題 Parasite)

ポン・ジュノ監督ソン・ガンホ主演で韓国社会の闇を描いたブラック・コメディ。
2020年1月10日(金)に公開され、興収46.6億円。
全員無職で半地下の家で暮らすキム一家が徐々に裕福なパク家に入り込み、寄生していく…
第92回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、国際長編映画賞の4部門、第72回カンヌ国際映画祭でパルム・ドール、第77回ゴールデン・グローブ賞で外国語映画賞を受賞
富裕層に寄生していく貧困層のキム一家を通して、シニカルに描かれる格差と分断の問題。いろいろなことを考えさせられ、心に突き刺さってきます。

2位 「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」(原題 Little Women)

名作小説「若草物語」グレタ・ガーウィグ監督シアーシャ・ローナン主演で新たな視点で映画化。
2020年6月12日(金)に公開され、興収3.0億円。
南北戦争時代に力強く生きるマーチ家の4姉妹が織りなす物語を作家志望の次女ジョーを主人公に瑞々しいタッチで描く…
第92回アカデミー賞で衣装デザイン賞を受賞
「レディ・バード」のグレタ・ガーウィグ監督がシアーシャ・ローナンと再タッグを組み、名作小説「若草物語」を新たな視点で映画化。

3位 「1917 命をかけた伝令」(原題 1917)

サム・メンデス監督ジョージ・マッケイベネディクト・カンバーバッチコリン・ファース共演で第一次世界大戦の若きイギリス兵のある一日を描いたドラマ。
2020年2月14日(金)に公開され、興収7.9億円。
第一次世界大戦を舞台に若きイギリス兵スコフィールドとブレイクが最前線にいる1600名の仲間の命を救う重要な伝令を届けるため敵の陣地を駆け抜ける…
第92回アカデミー賞で視覚効果賞、録音賞、撮影賞の3部門第77回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門の作品賞、監督賞の2部門を受賞
兵士たちの動き、息づかいを体感し、究極の没入感へ導くための驚異のワンショット撮影を実現。

4位 「ジョジョ・ラビット」(原題 Jojo Rabbit)

タイカ・ワイティティ監督が第二次世界大戦下を舞台に描いた”反ヘイト風刺劇”。
2020年1月17日(金)に公開され、興収3.9億円。
第二次世界大戦下のドイツを舞台に空想上の友だち”アドルフ・ヒトラー”を頼りにするいじめられっ子のジョジョは母親がユダヤ人の少女を匿っているのに気付く…
トロント国際映画祭で最高賞の「観客賞」を受賞、第92回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
戦争や憎悪、差別といったテーマをえぐりながら、ハートフル・コメディとして戦時下における人々の生きる喜びを描いた”反ヘイト風刺劇”。

5位 「燃ゆる女の肖像」(原題 Portrait de la jeune fille en feu)

セリーヌ・シアマ監督アデル・エネル主演で18世紀のフランスを舞台に貴族の娘と女性画家の愛を描いたラブ・ストーリー。
2020年12月4日(金)公開。
18世紀フランスを舞台に望まぬ結婚を控える貴族の娘エロイーズと彼女の肖像画を描くことになった画家マリアンヌが美しい孤島で恋に落ちる…
第72回カンヌ国際映画祭で脚本賞、クィア・パルム賞を受賞
生涯忘れ得ぬ痛みと喜びを人生に刻んだ恋を辿る追憶のラブ・ストーリー。

5位 「ペイン・アンド・グローリー」(原題 Dolor y gloria)

ペドロ・アルモドバル監督アントニオ・バンデラス主演で自伝的要素を織り交ぜつつ描いたヒューマン・ドラマ。
2020年6月19日(金)公開。
脊椎の痛みから生きがいを見出せなくなっていた映画監督サルバドールの元に32年前に撮影した作品の上映依頼があり、彼は再び過去と向き合うことになる…
第72回カンヌ国際映画祭でアントニオ・バンデラスが主演男優賞を受賞。第92回アカデミー賞で主演男優賞、国際長編映画賞にノミネート。
人生の深みに分け入るテーマとペドロ・アルモドバル監督の独自の感性による美しい映像。

7位 「TENET テネット」(原題 TENET)

クリストファー・ノーラン監督ジョン・デヴィッド・ワシントンロバート・パティンソン共演で国際的なスパイの世界を描いたアクション大作。
2020年9月18日(金)に公開され、興収26.2億円。
あるミッションに挑む男。「テストは合格、君は特別だ。”死後の世界”へようこそ」「第三次世界大戦を防ぐのよ」と意味深なセリフが連続するほか、映画のタイトルである「TENET(テネット)」という言葉が生還へのカギであることが明らかに…
クリストファー・ノーラン監督はスパイ映画から出発して「いくつもの異なるジャンルを、エキサイティングかつ新鮮な形で越境」する作品だと宣言。

8位 「ジュディ 虹の彼方に」(原題 Judy)

レネー・ゼルウィガー主演伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドの秘話を描いたドラマ。
2020年3月6日(金)に公開され、興収1.3億円。
「オズの魔法使」で知られる伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが、47歳でこの世を去る半年前、1968年冬のロンドン公演を描く…
レネー・ゼルウィガーが第92回アカデミー賞で主演女優賞、第77回ゴールデン・グローブ賞でドラマ部門女優賞を受賞
伝説のミュージカル女優ジュディ・ガーランドが見てきた希望と絶望、全身で味わった歓喜と痛み。

9位 「リチャード・ジュエル」(原題 Richard Jewell)

ポール・ウォルター・ハウザー主演でアトランタ五輪爆破テロ事件を題材に描いた実話サスペンス。サム・ロックウェルキャシー・ベイツほかが共演。
2020年1月17日(金)に公開され、興収0.8億円。
1996年のアトランタ五輪開催中に爆弾を発見したことで、人生を大きく狂わされた警備員のリチャード・ジュエルの実話を描く…
撮影開始からわずか6ヶ月で公開という恐ろしいスピードで製作された問題作。

10位 「フォードvsフェラーリ」(原題 Ford v. Ferrari)

ジェームズ・マンゴールド監督マット・デイモンクリスチャン・ベイル共演で伝説のレースで絶対王者に挑んだ男たちの奇跡の実話を映画化。
2020年1月10日(金)に公開され、興収9.0億円。
1966年のル・マン24時間耐久レースで絶対王者フェラーリに挑んだフォード・モーターの男たちを描いた奇跡の実話を描く…
第92回アカデミー賞で音響編集賞、編集賞の2部門受賞。
限られた資金と時間の中で、ル・マン24時間レースに臨むカー・エンジニアのキャロル・シェルビーと破天荒なドライバーのケン・マイルズ。車を通して育まれる男同士の友情、そして絶対王者に挑む彼らの熱きドラマ。

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