藤沢周平の小説を平山秀幸監督が豊川悦司主演で映画化した時代劇「必死剣 鳥刺し」、NHK BSプレミアムで12月16日(月)放送。
2010年7月10日(土)に公開され、興収4.8億円。
一度は死を覚悟しながらも一人の女の存在によって生への執着を取り戻した兼見三左エ門が剣客ゆえに不条理な藩の政道に翻弄され過酷な運命を辿る…
江戸時代の東北の小藩の海坂藩。勤勉実直、極めて穏やかな人柄と評判の海坂藩物頭・兼見三左エ門が、失政の元凶の藩主の側室を城中で殺害する事件が発生。お上は一年の閉門という寛大な裁きを下す。最愛の妻を病で亡くし独り身だった兼見は、姪の献身的な世話により何とか生きる気力を取り戻すが、新たな役目として、必勝の剣を持つ兼見にしか務まらない過酷な役目が申しつけられる…
藤沢周平“隠し剣”シリーズ中、傑作と名高い「必死剣 鳥刺し」を「愛を乞うひと」の平山秀幸監督が映画化。
兼見三左エ門には豊川悦司、亡妻の姪・里尾には池脇千鶴。
吉川晃司、戸田菜穂、村上淳、関めぐみ、小日向文世、岸部一徳ほか個性的な実力派が共演。
第34回モントリオール世界映画祭のワールド・コンペティション部門に正式出品。
策略、裏切り、人生の不条理という過酷な運命の中で、男が貫こうとした信念。豊川悦司の名演が光る作品です。
★「必死剣 鳥刺し」
NHK BSプレミアム
12月16日(月)
21:00～22:55