三谷幸喜が監督・脚本で全編をワンカットワンシーンで撮り上げた『三谷幸喜「おい、太宰」劇場版』、7月11日(金)公開。
平凡な小室健作が敬愛する太宰治が心中未遂を起こした海辺にタイムスリップ、心中を阻止しようと奔走する…
太宰治を敬愛する小室健作は、妻の美代子と出席した結婚披露宴の帰り道、偶然、太宰治が心中未遂を起こした海辺に立ち寄る。太宰ゆかりの地に興奮した健作は、海辺の暗い洞窟の奥へ進み、そこで太宰治と恋人のトミ子と出会う。いつの間に過去にタイムスリップしていた健作はトミ子に一目ぼれをするが、史実では2人は間もなく無理心中を遂げる運命にある。トミ子を助けたい健作は、心中を阻止しようと奔走する…
三谷幸喜が監督・脚本で全編をワンカットワンシーンで撮り上げたWOWOW放送のドラマ「おい、太宰」の劇場版。
三谷幸喜の完全ワンシーンワンカットドラマは、2011年の「short cut」、2013年の「大空港2013」に続く3作目。
太宰を敬愛する小室健作には田中圭。
妻の美代子には宮澤エマ、太宰治には松山ケンイチ、太宰治の妻のトミ子には小池栄子、地元漁師の打雷次郎には梶原善。
足場の悪い浜辺や、ドローン撮影など様々なハードルを越えて、約100分間にわたるワンカット撮影を敢行。
WOWOW放送版とは異なる「もうひとつのエンディング」を特別映像として上映。