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第48回日本アカデミー賞授賞式、日本テレビで3月14日(金)放送。




第48回日本アカデミー賞授賞式、日本テレビで3月14日(金)放送。

第48回日本アカデミー賞優秀賞が発表

優秀作品賞を受賞したのは佐藤信介監督、山崎賢人主演「キングダム 大将軍の帰還」、安田淳一監督、山口馬木也主演「侍タイムスリッパー」、藤井道人監督、横浜流星主演「正体」、三宅唱監督、上白石萌音、松村北斗主演「夜明けのすべて」、塚原あや子監督、満島ひかり、岡田将生主演「ラストマイル」

どの作品が最優秀作品賞を受賞するのか楽しみです。

★「第48回日本アカデミー賞授賞式」
日本テレビ
3月14日(金)
21:00〜22:54

「キングダム 大将軍の帰還」

優秀作品賞、優秀監督賞、山崎賢人が優秀主演男優賞、大沢たかおが優秀助演男優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の10部門受賞
原泰久の人気コミック山崎賢人主演で映画化した第4弾。前作に引き続き佐藤信介が監督吉沢亮、橋本環奈、大沢たかお、清野菜名、長澤まさみが続投。前作から参加した吉川晃司、小栗旬、新木優子が新たに出演。
2024年7月12日(金)に公開され、興収79.8億円。
「馬陽の戦い」の後、秦国の飛信隊の信たちの前に趙軍の総大将のほう煖が突如現れ、死闘を繰り広げる…全てをかけた最終決戦。忘れられない戦いが始まる…

「侍タイムスリッパー」

優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、山口馬木也が優秀主演男優賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀編集賞の7部門受賞。
単館公開から拡大公開され、大ヒットしたタイムスリップ時代劇。「ごはん」の安田淳一が監督山口馬木也、冨家ノリマサ、沙倉ゆうほかが共演。
2024年8月17日(土)に公開され、興収8.7億円。
落雷に打たれて現代の時代劇撮影所にタイムスリップした会津藩士が「斬られ役」として第二の人生を生きる笑いと涙の七転八倒…
単館公開から口コミで300館以上へ拡大され、大ヒット!!

「正体」

優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、横浜流星が優秀主演男優賞、山田孝之が優秀助演男優賞、山田杏奈 、吉岡里帆が優秀助演女優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀美術賞、優秀録音賞、優秀編集賞の12部門13賞受賞。
染井為人の小説横浜流星主演で映画化した逃亡犯の逃走劇。「新聞記者」の藤井道人が監督山田孝之、吉岡里帆、森本慎太郎、山田杏奈ほかが共演。
2024年11月29日(金)に公開され、興収8.9億円。
日本各地を潜伏し逃走を続ける、5つの顔を持つ指名手配犯。彼と出会い、信じる、疑う、恋する、追う4人。彼は凶悪犯か、無実の青年か!?
変装と潜伏を繰り返しながら、日本中を巡る指名手配犯の488日間にわたる逃走劇。

「夜明けのすべて」

優秀作品賞、優秀監督賞、上白石萌音が優秀主演女優賞の3部門受賞
瀬尾まいこの小説上白石萌音松村北斗共演で映画化した理解されにくい疾患を抱えた二人の物語。「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱が監督・脚本
2024年2月9日(金)に公開され、興収5.4億円。
自らの感情をコントロールできなくなる藤沢さんとパニック障害を抱える山添くん、生きづらさを感じながら生きる二人の交流…
ささやかなでも確かなつながりが照らす、かけがえのない物語。

「ラストマイル」

優秀作品賞、優秀監督賞、優秀脚本賞、満島ひかりが優秀主演女優賞、岡田将生が優秀助演男優賞、優秀音楽賞、優秀撮影賞、優秀照明賞、優秀録音賞、優秀編集賞の10部門受賞
満島ひかり岡田将生共演のノンストップサスペンス・エンタテインメント。阿部サダヲ、ディーン・フジオカが出演。石原さとみ、井浦新、窪田正孝、綾野剛、星野源ほかが再結集。
2024年8月23日(金)に公開され、興収58.1億円。
ブラックフライデー前夜に連続爆破事件が発生。ショッピングサイトのセンター長とチームマネージャーが事態の収拾にあたる…
「アンナチュラル」、「MIU404」と繋がるシェアード・ユニバース・ムービー。2作の監督の塚原あゆ子脚本家の野木亜紀子が再タッグ。

第48回日本アカデミー賞の優秀賞受賞リスト
優秀作品賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「侍タイムスリッパー」
「正体」
「夜明けのすべて」
「ラストマイル」

優秀監督賞
佐藤信介 「キングダム 大将軍の帰還」
塚原あゆ子 「ラストマイル」
藤井道人 「正体」
三宅唱 「夜明けのすべて」
安田淳一 「侍タイムスリッパー」

優秀脚本賞
入江悠 「あんのこと」
大島里美 「九十歳。何がめでたい」
小寺和久、藤井道人 「正体」
野木亜希子 「カラオケ行こ!」
野木亜希子 「ラストマイル」
安田淳一 「侍タイムスリッパー」

優秀主演男優賞
綾野剛 「カラオケ行こ!」
草薙剛 「碁盤切り」
山口馬木也 「侍タイムスリッパー」
山崎賢人 「キングダム 大将軍の帰還」
横浜流星 「正体」

優秀主演女優賞
石原さとみ 「ミッシング」
上白石萌音 「夜明けのすべて」
河合優実 「あんのこと」
草笛光子 「九十歳。何がめでたい」
満島ひかり 「ラストマイル」

優秀助演男優賞
内野聖陽 「八犬伝」
大沢たかお 「キングダム 大将軍の帰還」
岡田将生 「ラストマイル」
佐藤二朗 「あんのこと」
山田孝之 「正体」

優秀助演女優賞
芦田茉奈 「はたらく細胞」
上戸彩 「シャイロックの子供たち」
土屋太鳳 「八犬伝」
山田杏奈 「正体」
吉岡里帆 「正体」

優秀音楽賞
大間々昴 「正体」
世武裕子 「カラオケ行こ!」
得田真裕 「ラストマイル」
やまだ豊 「キングダム 大将軍の帰還」
Face 2 FAKE 「はたらく細胞」

優秀撮影賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「侍タイムスリッパー」
「正体」
「ゴールデンカムイ」
「ラストマイル」

優秀照明賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「侍タイムスリッパー」
「正体」
「ゴールデンカムイ」
「ラストマイル」

優秀美術賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「正体」
「十一人の賊軍」
「ゴールデンカムイ」
「はたらく細胞」

優秀録音賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「正体」
「十一人の賊軍」
「はたらく細胞」
「ラストマイル」

優秀編集賞
「キングダム 大将軍の帰還」
「侍タイムスリッパー」
「正体」
「はたらく細胞」
「ラストマイル」

優秀アニメーション作品賞
「がんばっていきまっしょい」
「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」
「劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦」
「名探偵コナン 100万ドルの五稜星(みちしるべ)」
「ルックバック」

優秀外国作品賞
「哀れなるものたち」
「オッペンハイマー」
「関心領域」
シビル・ウォー アメリカ最後の日」
「花嫁はどこへ?」

新人俳優賞
齋藤飛鳥 「推しの子-The Final Act-」
渋谷凪咲 「あのコはだぁれ?」
山田杏奈 「ゴールデンカムイ」、「正体」
赤楚衛二 「六人の嘘つきな大学生」、「もしも徳川家康が総理大臣になったら」
板垣李光人 「八犬伝」、「はたらく細胞」、「陰陽師0」
越山敬達 「ぼくのお日さま」
齋藤潤 「カラオケ行こ!」
森本慎太郎 「正体」

協会特別賞
市丸洋 (装飾・小道具)
河東努 (ドルビーサウンドコンサルタント)
百瀬達夫 (塗装・エイジング)
森賢正 (ラインプロデューサー)

会長功労賞
倉本聰 (脚本)
木村大作 (監督・撮影)
里見浩太朗 (俳優)
渡辺美佐子 (俳優)

会長特別賞
小原乃梨子 (声優)
・大山のぶ代 (声優)

協会栄誉賞
西田敏行

第48回日本アカデミー賞 公式サイト
2024年1月1日〜2024年12月31日までに公開されした作品が対象、日本アカデミー賞協会会員(4046人)による投票。




3月13日は吉永小百合の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?




3月13日は吉永小百合の誕生日。出演作でどの作品が好きですか?

吉永小百合は1945年3月13日に東京都渋谷区で生まれました。
1957年にラジオドラマ「赤胴鈴之助」でデビュー、テレビドラマ「赤胴鈴之助」でテレビデビューし、歌手としても活躍。
映画作品では1963年西河克己監督「伊豆の踊子」、市川崑監督「細雪」「映画女優」、行定勲監督「北の零年」、山田洋次監督「母べえ」「こんにちは、母さん」、自ら企画から立ち上げた「ふしぎな岬の物語」など数多くの作品に出演してきました。

吉永小百合の主な出演作品は次の通りです。
「伊豆の踊子」

川端康成の名作西河克己監督高橋英樹共演で映画化したラブ・ストーリー。
1963年6月2日(土)公開。
大正時代の伊豆の天城街道を舞台に、旅芸人一座と道中を共にすることになった学生の川崎と若く美しい踊り子の薫との淡い恋を描く…
吉永小百合は旅芸人一座の踊り子の薫を演じ、道中を共にすることになった学生の川崎と恋に落ちる…
宇野重吉演じる老教授が、かつての青春の日の恋を追想するというかたちで始まり、現代をモノクロ、追想の中の恋をカラーで描くという当時では画期的な映像手法で描かれていて、18歳の吉永小百合の瑞々しい演技が光ります。

「細雪」

谷崎潤一郎の長編小説市川崑監督岸惠子佐久間良子ほか豪華俳優共演で映画化したヒューマン・ドラマ。
1983年5月21日(土)に公開され、配収9.5億円。
戦前の関西のある旧家の4姉妹それぞれの一年間の物語を三女の縁談話を中心に四季折々の美しい風物を織り交ぜて描く…
吉永小百合は旧家・蒔岡の三女の雪子を演じ、次々と見合いをすることになるが、本人の気が進まず一向にまとまらない…
何度も映像化や舞台化されている「細雪」。市川崑監督が原作の持つ雰囲気を保ちつつ、新しい視点による絶妙な脚色を施し映画化。市川崑監督ならではの瑞々しい感性と映像美が見事に表現された作品です。

「映画女優」

市川崑監督が大女優、田中絹代の波乱に満ちた半生を映画化したドラマ。
1987年1月17日(土)公開。
若くしてトップスターとなった田中絹代が様々な経験を通して名実ともに日本を代表する女優になるまでの波乱に満ちた半生を描く…
吉永小百合は田中絹代を熱演。
過去の名画の再現フィルムなどが挿入され、日本映画の歴史も同時に語られ、市川崑監督が独特のタッチで田中絹代の波乱に満ちた半生を映画化。田中絹代を演じた吉永小百合の演技が光ります。

「北の零年」

行定勲監督渡辺謙豊川悦司共演で明治維新初期に未踏の北海道で懸命に生きようとする人々を描いたヒューマン・ドラマ。
2005年1月15日(土)に公開され、興収27億円。
幕藩体制が終わりを告げた明治維新初期を舞台に、北海道への移住を命じられた四国・淡路の稲田家の人々が大地の北海道で新たな国作りに燃え、厳しい自然と戦いながらたくましく生きていく…
吉永小百合は移民団の中心的存在である小松原英明の妻の志乃を演じ、北海道で新たな国づくりに燃える夫を支えていく…
現代史で最も苛酷さを乗り切った人々を題材にしたヒューマン・ドラマ。吉永小百合、渡辺謙、豊川悦司の共演が光ります。

「母べえ」

山田洋次監督坂東三津五郎浅野忠信共演で描いた反戦ヒューマン・ドラマ。
2008年1月26日(土)に公開され、興収21.2億円。
戦争に反対することが罪になる時代。検挙された夫を信じて、慎ましくも気高き信念を失わず、家族のためにため懸命に生きた一人の女性の姿を描く…
吉永小百合は野上佳代を演じ、愛する夫とふたりの娘と共に貧しいながらも幸せな毎日を営んでいたが、夫が反戦を唱え逮捕されたことをきっかけに一家の暮らしは豹変してしまう…
家族のために懸命に生きる「母べえ」の姿を山田洋次監督らしい暖かい眼差しで描いてくれます。

「ふしぎな岬の物語」

吉永小百合が初めて自ら企画から立ち上げ、出演も務めたヒューマン・ドラマ。成島出監督阿部寛共演。
2014年10月11日(土)に公開され、興収12.6億円。
美しい海を望む岬の喫茶店を経営する女主人と店に集う人々との心温まる交流を描く…
第38回モントリオール世界映画祭で審査員特別グランプリを受賞。
吉永小百合は初めて自ら企画から立ち上げ、海と花畑に囲まれた心休まる里、その岬の突端にあるカフェ「岬カフェ」女主人の柏木悦子を演じ、里の住人たちと心温まる交流を繰り広げる…
吉永小百合を初めとした実力派の俳優が織りなす至福の物語。原作のモデルとなった喫茶店が実在する千葉県明鐘岬を中心にロケを敢行した景色も魅力的で感動させてくれます。

「母と暮せば」

山田洋次監督井上ひさしに捧げて、二宮和也共演で長崎を舞台に描いたファンタジー。
2015年12月12日(土)に公開され、興収19.8億円。
原爆で壊滅的な被害を受けた長崎を舞台にこの世とあの世の人間が織り成す不思議な物語を描き出す…
吉永小百合は長崎で助産婦をして暮らす福原伸子を演じ、3年前に原爆で死んだはずの息子の浩二が現れ、再び幸せな時間を送る…
山田洋次監督らしく優しい眼差しでほのぼのとした家族愛を描きながらも、戦争の爪痕を感じる展開もあり、いろいろなことを考えさせられます。

「北の桜守」

吉永小百合の120作目となる映画出演作。滝田洋二郎監督堺雅人共演で激動の時代を懸命に生き抜いた親子を描いたヒューマン・ドラマ。
2018年3月10日(土)に公開され、興収10.6億円。
戦中から戦後にかけて極寒の北海道で懸命に生き抜いた江蓮てつと息子の修二郎の約30年にわたる軌跡を描く…
戦争の悲惨さと生きることの尊さを伝える物語。120作目となる吉永小百合の魅力が詰まっています。

「最高の人生の見つけ方」

ハリウッドの人気映画を犬童一心監督天海祐希共演でリメイクしたハートフル・ドラマ。
2019年10月11日(金)に公開され、興収10.5億円。
余命宣告を受けた主婦の幸枝と仕事一筋の社長のマ子の二人の女性が、入院していた少女の「死ぬまでにやりたいことリスト」を実行しようとする…
人生を家庭に捧げてきた主婦と人生を仕事に捧げてきた女社長の二人が「最高の人生の見つけ方」を探す旅。

「いのちの停車場」

現役医師の南杏子の小説成島出監督広瀬すず松坂桃李共演で映画化した社会派ヒューマン・ドラマ。
2021年5月21日(金)に公開され、興収11.2億円。
在宅医療を行っている診療所に勤めることになった元救命救急医の白石咲和子が様々な患者と向き合っていく…
在宅医療を通して”生”に寄り添う医師、死に向かう患者、その家族たちが紡ぎ出す、いのちの物語。

「こんにちは、母さん」

山田洋次監督大泉洋主演で描いた「母と息子」の新たな出発の物語。永井愛の戯曲を映画化。永野芽郁、寺尾聰、宮藤官九郎ほかが共演。
2023年9月1日(金)に公開され、興収10.3億円。
現代の東京下町を舞台に、母親と息子、彼らを取り巻く人々が織り成す人間模様。
吉永小百合は母の神崎福江を熱演。
第66回ブルーリボン賞で吉永小百合が主演女優賞を受賞。
山田洋次監督と吉永小百合主演の「母べえ」、「母と暮らせば」に続く「母」3部作の3作目。

2006年には紫綬褒章を受章、2015年には菊池寛賞を受賞するなど、活躍の場を広げる吉永小百合。出演作でどの作品が好きですか?




ショーン・コネリー主演で男たちの野望と冒険を描いた「王になろうとした男」、NHK BSで3月13日(木)放送。




ショーン・コネリー主演で男たちの野望と冒険を描いたスペクタクル・ロマン「王になろうとした男」、NHK BSで3月13日(木)放送。

ジョン・ヒューストン監督ショーン・コネリー主演で男たちの野望と冒険を描いたスペクタクル・ロマン「王になろうとした男」(原題 The Man Who Would Be King)。
1976年6月12日(金)公開。
1880年代のインドでカーネハンとドレイボットは秘境の地の”王”になるため部族のもとにたどり着き、神として崇められる…

1880年代のインド。イギリス人のカーネハンと友人のドレイボットは、アジアの秘境の地カフィリスタンの”王”になることを決意し、現地へ旅立つ。さまざまな苦難を乗りこえ、ついに部族のもとにたどり着いた2人は来賓として迎えられ、ドレイボッドはアレクサンダー大王の息子と噂され、神として崇められる…

ノーベル賞作家ラドヤード・キプリングの小説を名匠ジョン・ヒューストン監督が映画化。
ダニエル・ドレイボットにはショーン・コネリー
マイケル・ケイン、クリストファー・プラマーほかが共演。


ダイナミックで荒唐無稽なスペクタクル・アドベンチャー。

★「王になろうとした男」(字幕スーパー)
NHK BS
3月13日(木)
13:00~15:10