テレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作「バッドランズ」(原題 Badlands)、3月7日(金)劇場初公開。
1950年代末にアメリカで実際に起きた連続殺人事件を題材に、無計画な犯罪を重ねる若い男女の逃避行を描く…
1959年、サウスダコタ州の小さな町。学校ではあまり目立たない15歳の少女ホリーは、ゴミ収集作業員の青年キットと出会い恋に落ちる。しかし交際を認めないホリーの父親をキットが射殺したことから、2人は当てのない逃避行の旅に出る。二人して警察に追われる身となり、さらにホリーは行く先々で殺人を犯すキットの姿を目の当たりにする…
「天国の日々」、「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作。
1950年代末にアメリカで実際に起きた連続殺人事件をを題材に映画化。
ゴミ収集作業員のキットにはマーティン・シーン、15歳のホリーにはシシー・スペイセク。
ウォーレン・オーツ、ラモン・ビエリほかが共演。
1974年度サン・セバスチャン国際映画祭でテレンス・マリックが金の貝殻賞、マーティン・シーンが最優秀男優賞を受賞。
1950年代のアメリカ・ネブラスカ州とワイオミング州で起きた、チャールズ・スタークウェザーによる連続殺人事件を映画化。
アメリカ映画史上の最重要作にして、もっとも待ち望まれた劇場未公開作。日本では1980年に「地獄の逃避行」のタイトルでテレビ放送。本国公開から50年を経て、遂に日本初公開。