日別アーカイブ: 2025年3月6日

テレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作「バッドランズ」、3月7日(金)から劇場初公開。




テレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作「バッドランズ」(原題 Badlands)、3月7日(金)劇場初公開。

1950年代末にアメリカで実際に起きた連続殺人事件を題材に、無計画な犯罪を重ねる若い男女の逃避行を描く…

1959年、サウスダコタ州の小さな町。学校ではあまり目立たない15歳の少女ホリーは、ゴミ収集作業員の青年キットと出会い恋に落ちる。しかし交際を認めないホリーの父親をキットが射殺したことから、2人は当てのない逃避行の旅に出る。二人して警察に追われる身となり、さらにホリーは行く先々で殺人を犯すキットの姿を目の当たりにする…

「天国の日々」、「シン・レッド・ライン」のテレンス・マリック監督が1973年に発表した長編初監督作。
1950年代末にアメリカで実際に起きた連続殺人事件をを題材に映画化。
ゴミ収集作業員のキットにはマーティン・シーン、15歳のホリーにはシシー・スペイセク
ウォーレン・オーツ、ラモン・ビエリほかが共演。
1974年度サン・セバスチャン国際映画祭でテレンス・マリックが金の貝殻賞、マーティン・シーンが最優秀男優賞を受賞


1950年代のアメリカ・ネブラスカ州とワイオミング州で起きた、チャールズ・スタークウェザーによる連続殺人事件を映画化。
アメリカ映画史上の最重要作にして、もっとも待ち望まれた劇場未公開作。日本では1980年に「地獄の逃避行」のタイトルでテレビ放送。本国公開から50年を経て、遂に日本初公開。

「バッドランズ」公式サイト




3月7日は映画監督のマシュー・ヴォーンの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?




3月7日は映画監督のマシュー・ヴォーンの誕生日。監督作でどの作品が好きですか?

マシュー・ヴォーンは1971年3月7日にイングランドのロンドンで生まれました。
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、「スナッチ」などガイ・リッチー監督作品をプロデュース。
「レイヤー・ケーキ」では当初監督を務めていたガイ・リッチーが諸事情により降板したために監督し、高評価を得て、「スターダスト」「キック・アス」「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「キングスマン」「キングスマン ゴールデン・サークル」「キングスマン ファースト・エージェント」を監督してきました。
マシュー・ヴォーン

マシュー・ヴォーンの主な監督作品は次の通りです。
「レイヤー・ケーキ」(原題 Layer Cake)
レイヤー・ケーキ
ダニエル・クレイグ主演、英国の裏社会を舞台にしたスタイリッシュな群像クライム・サスペンス。マシュー・ヴォーンは監督・製作。
2006年7月1日(金)公開。
引退を決意した麻薬ディーラーの最後の仕事は、訳あり娘の捜索と薬の処分だったが、裏会社にうごめく欲望の渦の中で、次第に思わぬ窮地へと追い込まれていく…
「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」、「スナッチ」などガイ・リッチー監督作をプロデュースしてきたマシュー・ヴォーンが監督・製作しただけあって、スタイリッシュでお洒落なサスペンスに仕上がっていて、ダニエル・クレイグの演技が光ります。

「スターダスト」(原題 Stardust)
スターダスト
クレア・デインズロバート・デ・ニーロミシェル・ファイファー共演、”流れ星”を巡るファンタジー・アドベンチャー。マシュー・ヴォーンは監督・製作・脚本。
2007年10月27日(金)公開。
愛する人のために”流れ星”を持ち帰ろうと魔法の国に足を踏み入れた青年が美女に姿を変えた”流れ星”と出会い、幾多の困難を乗り越えながら一緒に旅を続ける…
ユニークなキャラクターの数々とイマジネーション溢れるビジュアルで描き出したファンタジー。クレア・デインズ、ロバート・デ・ニーロ、ミシェル・ファイファーの演技が光ります。

「キック・アス」(原題 Kick-Ass)
キック・アス
アーロン・テイラー=ジョンソン、クロエ・グレース・モレッツ共演で特殊能力ゼロのなりきりヒーローの活躍を描いたハード・バイオレンス・アクション。マシュー・ヴォーンは監督・製作・脚本。
2010年12月18日(土)から渋谷、川崎、梅田、静岡の4劇場から公開され、口コミが口コミを呼び、興収1億円のスマッシュ・ヒット。
スーパーヒーローに憧れる平凡なオタク高校生が始めた無謀な自警活動が思わぬ事態へと発展していく…
マシュー・ヴォーンが監督・製作・脚本を手掛けたスタイリッシュで過激なバイオレンス・アクション。可愛らしさと強さを兼ね備え、キュートな魅力を存分にふりまき、主役のキック・アスよりも存在感をみせつけたクロエ・グレース・モレッツの魅力が全開!!
続編の2014年ジェフ・ワドロウ監督「キック・アス/ジャスティス・フォーエバー」(興収3.31億円)では製作。

「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」(原題 X-MEN: First Class)
X-MEN_ファースト・ジェネレーション
ジェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダー共演で「X-MEN」シリーズの前日譚を描いたSFアクション。マシュー・ヴォーンは監督・脚本。
2011年6月11日(金)に公開され、興収7億円。
チャールズ・エグゼビア(のちのプロフェッサーX)とエリック・レーンジャー(のちのマグニートー)の出会いと決別を描く…
マシュー・ヴォーンが監督・脚本を担当し、チャールズとエリックの出会いと決別を第三次世界大戦への危機を取り入れながら、ドラマチックに描いた作品です。

続編の「X-MEN:フューチャー&パスト」(原題 X-MEN: Days Of Future Past)では製作・原案として携わり、「キングスマン」のため監督を途中で降板。

ブライアン・シンガー監督ヒュー・ジャックマンジェームズ・マカヴォイマイケル・ファスベンダーほか豪華キャスト共演で描いた過去と未来のパラレルワールドで繰り広げられるSFバトル・アクション。
2014年5月30日(金)に公開され、興収10.3億円。
2023年と1973年を舞台に、地球の壊滅を防ぐため、史上最強の敵とミュータント集団のX-MENがかつてない激しいバトルを繰り広げる…
初期3作の前章に位置づけられる「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」と初期3作の続編として未来と過去にまたがる展開は最後まで飽きることなく、一気に見せてくれ、思いっきり楽しませてくれます。

「キングスマン」(原題 Kingsman: The Secret Service)
キングスマン
コリン・ファースタロン・エガートン共演で英国紳士なスパイ組織”キングスマン”の活躍を描いたスパイ・アクション。サミュエル・L・ジャクソン共演。マシュー・ヴォーンは監督・製作・脚本。
2015年9月11日(金)に公開され、興収9.8億円。
表向きは高級スーツ店だが実は世界最強のスパイ組織”キングスマン”。英国紳士なエージェントたちが超過激に敵を討つ…
スタイリッシュで過激すぎるバイオレンス・アクションに仕上がっていて、英国紳士なエージェントの活躍が楽しめます。コリン・ファース、サミュエル・L・ジャクソン、マイケル・ケイン、そして新星のタロン・エガートンの魅力が全開です。

「キングスマン ゴールデン・サークル」(原題 Kingsman: The Golden Circle)

タロン・エガートンコリン・ファース共演で英国紳士なスパイ組織”キングスマン”の活躍を描いたスパイ・アクションの第2弾。ジェフ・ブリッジス、チャニング・テイタムが共演。
2018年1月5日(金)に公開され、興収20億円。
謎の組織”ゴールデン・サークル”に本部を爆破された”キングスマン”の面々はアメリカのスパイ組織”ステイツマン”のスパイたちと共闘する…
スタイリッシュで過激なアクションがさらにパワーアップ。ブリティッシュ・スタイルにコテコテのウエスタン・アメリカン、80年代のアメリカン・シットコムが見事に融合。

「キングスマン ファースト・エージェント」(原題 The King’s Man)

「キングスマン」シリーズの前日譚をマシュー・ヴォーン監督レイフ・ファインズハリス・ディックソン共演で映画化。
2021年12月24日(金)に公開され、興収8.7億円。
1900年代初頭から第1次世界大戦にかけて英国紳士の超過激なスパイ組織”キングスマン”がどのように生まれたのか…
英国紳士の超過激なスパイ組織”キングスマン”の誕生の物語。

★「ARGYLLE アーガイル」

マシュー・ヴォーン監督ヘンリー・カヴィルブライス・ダラス・ハワード主演のスパイ・アクションサム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、サミュエル・L・ジャクソンほかが共演。マシューヴォーンは監督・製作。
2024年3月1日(金)に公開され、興収3.5億円。
凄腕エージェントのアーガイルが活躍する小説が現実のスパイ組織の行動と一致したことから作家エリーは命を狙われる…
マシュー・ヴォーン監督の独特な感性と唯一無二の演出で描いた現実と空想のスパイ世界が交差する壮大な物語。

これからも監督としてプロデューサーとしてさらなる活躍が期待されるマシュー・ヴォーン。
監督作でどの作品が好きですか?




世界的ベストセラーをスタジオジブリが映画化したファンタジー・アニメ「ゲド戦記」、金曜ロードショーで3月7日(金)放送。




世界的ベストセラーを宮崎吾朗監督が映画化したスタジオジブリのファンタジー・アニメーション「ゲド戦記」、金曜ロードショーで3月7日(金)放送。
ゲド戦記
世界的ベストセラーのファンタジーをスタジオジブリが映画化した長編アニメーション。巨匠・宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗の第一回監督作品「ゲド戦記」
2006年7月26日(土)に公開され、興収76.5億円。
国を捨てた王子のアレンと、世界中で起こる異変の源を突き止める旅に出た大賢人のゲドの出会いと交流を描く…

多島海世界”アースシー”では、西海域の果てに棲む竜が、突如、人間の世界に現れ、それに呼応して、世界ではさまざまな異変が起こり始める。偉大な魔法使い、大賢人ゲドは、災いの源を探る旅に出る。やがて彼は、心に闇を持つエンラッドの王子アレンと出会う。影におびえるアレンを伴い、旅を続けるゲドは、都城ホート・タウンにたどり着く。街をさまようアレンは、謎の少女テルーを人狩りの手から救い出すが、テルーはアレンを拒絶する…

宮崎駿も「風の谷のナウシカ」などに多大な影響を受けたと公言するアーシュラ・K.ル=グウィンの世界的ベストセラーのファンタジー小説をスタジオジブリが映画化。
巨匠・宮崎駿監督の息子、宮崎吾朗の第一回監督作品
声の出演は主人公アレンには岡田准一、ヒロインのテルーには新人の手嶌葵
音楽は寺嶋民哉
主題歌「時の歌」、挿入歌「テルーの唄」では手嶌葵が歌声を披露。

少年と少女、そして竜と魔法の壮大な冒険ファンタジー。

★「ゲド戦記」
日本テレビ 金曜ロードショー
3月7日(金)
21:00~23:24