日別アーカイブ: 2025年1月24日

ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演のロードムービー「リアル・ペイン 心の旅」、1月31日(金)公開。




ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演のロードムービー「リアル・ペイン 心の旅」(原題 A Real Pain)、1月31日(金)公開。

ユダヤ人デヴィッドと従兄弟ベンジーは祖母の遺言に従いアウシュビッツへのツアーに参加し、祖母と縁のある地を巡り、自己を見つめていく…

ニューヨークに住むユダヤ人デヴィッドと従兄弟のベンジーは、亡くなった祖母の遺言に従い、ポーランドのアウシュビッツまでのツアー旅行に参加する。正反対な性格のデヴィッドとベンジーは、行く先々で衝突を繰り返しながらも、個性豊かな人々と出会いながら祖母と縁のある場所を巡る。40代を迎えて言いようのない苦しさを感じていた二人は、旅を通じてそれらに向き合う力を養っていく…

ジェシー・アイゼンバーグが監督・脚本・製作・主演。「僕らの世界が交わるまで」に続いて俳優のエマ・ストーンが製作
ユダヤ人のデヴィッドにはジェシー・アイゼンバーグ
従兄弟ベンジーにはキーラン・カルキン
ウィル・シャープ、ジェニファー・グレイほかが共演。
第97回アカデミー賞でキーラン・カルキンが助演男優賞、脚本賞の2部門にノミネート

第82回ゴールデン・グローブ賞映画部門でキーラン・カルキンが助演男優賞、第40回サンダンス映画祭でウォルド・ソルト脚本賞を受賞


「僕らの世界が交わるまで」で監督デビューを果たしたジェシー・アイゼンバーグの長編映画監督2本目。
40代を迎えた正反対の二人が”生きるシンドさ”に向き合う力を得ていく…

「リアル・ペイン 心の旅」公式サイト

「リアル・ペイン 心の旅」公開劇場リスト




「SCREEN映画評論家が選んだ最も優れた映画2024」。トップ10でどの作品を見ましたか?




「SCREEN映画評論家が選んだ最も優れた映画2024」。トップ10でどの作品を見ましたか?

1位はクリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」
2位はエマ・ストーン主演「哀れなるものたち」
続いてアカデミー賞国際長編映画賞受賞「関心領域」、ティモシー・シャラメ主演「デューン 砂の惑星 PART2」、ポール・ジアマッティ主演「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」、スカーレット・ヨハンソン、チャニング・テイタム主演「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」

トップ10は次の通りです。
1位 「オッペンハイマー」(原題 Oppenheimer)

クリストファー・ノーラン監督が「原爆の父」の栄光と没落の生涯を描いたピュリッツァー賞受賞のカイ・バード、マーティン・J・シャーウィンのノンフィクションを映画化。キリアン・マーフィ、エミリー・ブラント、ロバート・ダウニー・Jr.ほかが共演。
2024年3月29日(金)に公開され、興収17.9億円。
人類に原子爆弾という存在をもたらした「原爆の父」と呼ばれたアメリカの物理学者のJ・ロバート・オッペンハイマーの栄光と挫折、苦悩と葛藤…
第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、キリアン・マーフィが主演男優賞、ロバート・ダウニー・Jr.が助演男優賞、撮影賞、編集賞、ルドウィグ・ゴランソンが作曲賞の7部門を受賞
第二次世界大戦下、世界の運命を握った天才科学者オッペンハイマーの栄光と没落の生涯。

2位 「哀れなるものたち」(原題 Poor Things)

エマ・ストーン主演で奇跡的に蘇生した女性を描いたドラマ。アラスター・グレイのゴシック小説を「女王陛下のお気に入り」のヨルゴス・ランティモス監督が映画化。ウィレム・デフォー、マーク・ラファロほかが共演。
2024年1月26日(金)に公開され、興収5.1億円。
天才外科医によって蘇った若き女性ベラが世界を知るための冒険の旅を通じて成長していく…
第96回アカデミー賞でエマ・ストーンが主演女優賞、第81回ゴールデン・グローブ賞ミュージカル・コメディ部門で作品賞、主演女優賞、第80回ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞

3位 「関心領域」(原題 The Zone of Interest)

外国作品賞受賞
第96回アカデミー賞で国際長編映画賞、音響賞の2部門を受賞した衝撃的ホロコースト・ドラマ。マーティン・エイミスの小説ジョナサン・グレイザー監督が10年の歳月をかけて映画化。クリスティアン・フリーデル、ザンドラ・ヒュラーほかが共演。
2024年5月24日(金)に公開され、興収4.1億円。
第76回カンヌ国際映画祭でグランプリ受賞。
アウシュビッツ強制収容所の隣で穏やかに暮らすルドルフ・ヘス所長一家の姿を通して、正反対の収容所の残酷な一面を浮かび上がらせる…
アウシュビッツ収容所の隣で幸せに暮らす家族がいた…

4位 「デューン 砂の惑星 PART2」(原題 Dune: Part Two)

ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督ティモシー・シャラメ主演のSFアドベンチャーの第2弾。ゼンデイヤ、レベッカ・ファーガソンほかが引き続き出演。オースティン・バトラー、フローレンス・ピュー、レア・セドゥが新たに参加。
2024年3月15日(金)に公開され、興収7.7億円。
宇宙帝国の統治者である皇帝に命を狙われるポールが惑星デューンの砂漠に暮らす先住民フレメンの女性らと共に反撃を開始する…
宇宙の未来を賭けた復讐戦。

5位 「ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ」(原題 The Holdovers)

ポール・ジアマッティ主演の絆の物語。「サイドウェイ」のアレクサンダー・ペインが監督ダヴァイン・ジョイ・ランドルフ、ドミニク・セッサほかが共演。
2024年6月21日(金)に公開され、興収1.0億円。
1970年の名門校でクリスマス休暇に学校に留まらざるを得ない3人の男女が心を通わせていく…
第96回アカデミー賞でダヴァイン・ジョイ・ランドルフが助演女優賞を受賞
孤独な魂が寄り添い合い、思いがけない絆が生まれる…

6位 「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」(原題 Fly Me to the Moon)

スカーレット・ヨハンソンチャニング・テイタム共演で人類初の月面着陸の舞台裏を描いたドラマ。ウディ・ハレルソンが共演。「フリー・ガイ」の製作に携わったグレッグ・バーランティが監督
2024年7月19日(金)に公開され、興収1.6億円。
人類初の月面着陸の舞台裏で起きていた<奇想天外な極秘プロジェクト>。世界が目撃したのは、リアルか”フェイク”か!?
人類初の月面着陸に関する”ウワサ”から生まれた映画…

7位 「落下の解剖学」(原題 Anatomie d’une chute)

カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞したヒューマン・ドラマ。「ヴィクトリア」のジュスティーヌ・トリエが監督ザンドラ・ヒュラー、スワン・アルロー、ミロ・マシャド・グラネールほかが共演。
2024年2月23日(金)に公開され、興収2.2億円。
雪山の山荘で男が転落死し、妻に容疑がかかる。唯一の証人は視覚障害のある11歳の息子だった…
第96回アカデミー賞で作品賞、監督賞、脚本賞、サンドラ・ヒュラーが主演女優賞、編集賞の5部門にノミネート
第76回カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドール、第81回ゴールデン・グローブ賞で脚本賞、非英語作品賞の2部門受賞

8位 「グラディエーターII 英雄を呼ぶ声」(原題 Gladiator II)

リドリー・スコット監督が手掛けた名作の続編。ポール・メスカル、ペドロ・パスカル、コニー・ニールセン、デンゼル・ワシントンほかが共演。
2024年11月15日(金)に公開され、興収5.5億円。
ローマ帝国の圧政によって自由を奪われたルシアスはグラディエーター(剣闘士)となり、コロセウムでの闘いに身を投じていく…
すべてを奪われた男の誇りをかけた戦いが始まる!!

9位 「シビル・ウォー アメリカ最後の日」(原題 Civil War)

分断され終わりゆくアメリカを描いたディストピア・アクション。「エクス・マキナ」のアレックス・ガーランドが監督・脚本キルステン・ダンスト、ワグネル・モウラほかが共演。
2024年10月4日(金)に公開され、興収6.7億円。多くの州が連邦政府から離脱し、内戦状態に陥る中、ある戦場カメラマンたちがワシントンD.C.を目指す…
もし今、アメリカが2つに分断され、内戦が起きたら。 A24史上最大の製作費で贈る、ディストピア・アクション。

10位 「ソウルの春」 (原題 12.12: The Day)

「パラサイト 半地下の家族」を超える韓国歴代級大ヒット。韓国の現代史を揺るがした事件を題材にしたドラマ。「アシュラ」のキム・ヨンスが監督・脚本ファン・ジョンミン、チョン・ウソンが主演
2024年8月23日(金)公開。
1979年に起きた大統領暗殺事件後、独裁者の座を狙って政権奪取を目論む保安司令官チョン・ドゥグァンと暴走を食い止めようとする首都警備司令官イ・テシンの攻防…
クーデターを起こした権力の亡者に一人立ち向かった信念の男。

情報元: SCREEN 2025年3月号